霜降り和牛を寝かせた美味さ。知ってますか？ : 熟成和牛焼肉エイジング・ビーフ 西日暮里本店

(有)カヤバ食料係長で御座います。

本日は課長直々のレビューが見られるかと思われたのですが、不肖私のレビューと相成りました。
お楽しみの少数の方、申し訳ございません。

前回係長が食料開発(食べ歩き)に出かけた、○心厨房でありましたが

【レビューはこちら】
http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131303/13039043/dtlrvwlst/2282216/

その後、課長の鶴の一声で本日西日暮里のエイジングビーフでとろけるような一品に出会うことになりました。

代々木上原から原宿まで散歩がてら歩きまして、そこから西日暮里に向かいます。
課長はとても厳しいお方です。
うまい肉を食うためには昼飯はこれでいいのだ！
という具合に、手作りのケーキしか食べていきませんでしたので、お腹はぺこぺこ状態。
17時半頃に入店致しました。
場所は西日暮里から徒歩2分程度。
私共は少し迷いましたが、普通なら迷うことなくいけるはずです。

地下ですが、softbankは電波入りました。

入り口は焼き肉屋さんとは思えない雰囲気。
どことなく渋谷の婁熊東京を思わせます。

入店時間が早かったせいか、すぐに席に通されました。

まずは課長とお疲れの生ビール。
いやーこれが歩いた後はうまいんですねー。


パンフレットに目を通します。

どうやらエイジングビーフというくらいですので、熟成時間に重きを置いている様子。
熟成と言うその手法。これからのカヤバ食料のキーになってきそうな予感･･･！ゴクリ･･･！！

乾杯の後、ナムルの盛り合わせを注文。
ちょっと味は薄めですが(課長に言わせればこのくらいがちょうどいいんだ！ですが･･･)歯ごたえもいいですし、何ら不満はないですね。

その後「刺身」の項目から塩ユッケを注文しました。

通常のユッケよりボリュームがあるような気がしますね。
まずは海苔に巻かずそのまま。

こ、これは･･･！熟成された肉のとろみと塩のコンビネーション。ファンタスティック。

卵黄も混ぜて頂くと、なんとも言えないねっとりとした食感と韓国海苔のぱりっとした歯ごたえがエクセレント。
ふっと隣を見ると、課長も満足そうに頬張っていらっしゃいます。
浸ってる･･･課長･･･。

次はホルモンですね。

ホルモンは盛り合わせを頂きました。

しばらくすると運ばれてきます。

ホルモンの各種にタグが付けられており、何がどの部位なのかわかりやすいです。
しかもプラスチック製でできておりますから、紙のように肉から出る汁でふにゃふにゃになったり･･･
なんてことも御座いません！
しっかりと火を通して頂きます。

しっかりとした歯ごたえ。脂身が多く残っています。すぐに口の中で溶けてなくなってしまいますが、
その後残ったこりこりとした食感が良いリズムで食べさせてくれます。


ささ、お肉を頂きましょう。

えーっと･･･聞いたことのないような部位が頂けるようですねー。
とりあえず

「トウガラシ」「トモ三角」「上タン塩」「中落ちカルビ」

以上を注文しました。

私共はカウンターに座っておりまして、そこから厨房の中がよく見えるわけです。
職人さんが手際よく肉の塊を包丁にてスライスしております。
いやー素晴らしい腕前。装飾もこっていて見てても楽しいです。

しばらくすると注文の品が次々と運ばれてきました。

まずは上タン塩ですね。


この厚み。食感。香り。どれをとっても素晴らしいですねー。
ビールが進む進む。
このかみ応えこそが正に焼き肉であり、冷凍のお肉とは格が違う訳です。

次にとうがらしを。

きっちとサシが入っていて、あぶらっぽいのかなと思いきや、課長のプロ並み焼き加減で食感が色々変化していきます。
もちろんセニャンで上げるとサシが良い具合にとろけてハイボールを更に旨くさせていきますし、
アポアンで上げると、食感が際だち赤身のお肉の美味しさを再確認することとなります。
この焼き加減で変わるお肉の美味しさも、普通のお店じゃちょっと頂けませんね。

課長もかなり気分良くお肉を焼き上げていきます。

次に焼くのはトモ三角です。信じられます？この霜降り！艶！想像しただけで生唾を飲み込んでしまうでしょう？

大きくスライスされたお肉は十分な厚さと数を持って提供されてきます。
これで1029円はお買い得かと。

トウガラシと非常のによく似ております。
あ、うんちくとしましてはトウガラシもトモ三角も牛1頭から2kgしか採れない高級食材のようです。


トモ三角に話しを戻しますと、トウガラシと違って赤身が少なく、和牛ならではの上等な霜降りが頂けるということですかね。

課長が慎重に焼き加減を見定めていきます。


抜群のタイミングで皿に乗せられるお肉。そして･･･・。


う、うまい！このお肉が1000円で食べれると！恐るべき西日暮里。
池袋の某店で頂いたときはこれよりもっとうま味が落ちていたような気がします。
このお肉は塩とわさびで頂くとまた違った美味しさがあります。
つまり、和には和ということ。それだけ。


あとは唯一タレで頼んだ中落ちカルビ。

これは一般的な中落ちカルビのカットで、しっかりと焼いて頂きましょう。
溶けるようなお肉を食べた後のこの筋ばったお肉。
いやー日本酒がイケるんですねー。

ここまできて課長と共に語り合ったカヤバ食料の今後の話題も収束してきたため、〆の一品を頂くことに。

辛い物好きの課長はつけ冷麺を。私係長は好物のカルビクッパを注文。


当たりはつけ冷麺でした。カルビクッパも勿論好物です。しかし麺類がもっと好きであることを失念しておりました。
課長、少し分けてくれてありがとうございました。


そうして心もお腹もいっぱいになった二人のお会計は10655円也。
チェーンの焼き肉屋さんにいくようなお値段でこの美味しいお肉が頂けるのは特筆すべき点です。

満腹な腹を抱えて岐路につく二人。
いやいや、久しぶりに美味しい一日でした。


え？クリスマスは寿司を食べるって？
でも課長、この時期こそ美味しいフランスりょ･･･あ、まってくださいよー！！