奥深きパンケーキの世界 : 紅鶴

さて、本日のおひとりさんぽは浅草です。
考えてみたら、ひとりで浅草は初めてだったわ。

…といっても、そう何度も来たことがあるわけではないので、全く土地勘ありません。
浅草寺も一応、お参りしたことあるけど、まあ流れに乗って仲見世を歩いて、お賽銭入れて拝んだなってくらいの記憶。
いつでも行けるなーと思っていかない都内の観光地。
あとは観光客でごった返しているのが想像つくから足が遠のく…っていうのもある。
だけど、数か月前に友人たちと浅草さんぽして、若干ハードルが下がった。
あ、今度はひとりでも来てみようかなぁって思えた。
浅草にひとりできたら、行こうって思ってたお店の一番がこちら、『紅鶴』さんでございます。
友人たちとこれれば、もちろんいいのでしょうけど、そうなると日曜日ってことになり、なかなか入るのが困難になる。
なにせ、このパンケーキ屋さん、電話予約不可の当日店頭予約のみ。
お店のオープンは１０時ということですが、予約は当日の8時半から…とのこと。
つまりは、お店のオープンの時間にのこのこと行ったんじゃ、何時にお店に入れるかわからない、それくらいの人気ということか( ﾟДﾟ)
さすがに8時半に浅草につくのは、平日の通勤ラッシュ時にかち合うのでいやだなぁと思い、9時くらいに浅草に着くように自宅出発。
ちなみに、それでも自分が仕事に行くときと同じ時間の電車には乗ったんですけどね(笑)

浅草に着いたら、雷門の前で集合写真を撮る外人さんたちを横目に一目散に紅鶴へ。
お店に着くと、お店の中で恐らく店主さんであろう男性の方が予約の受付をしていました。
ちなみにワタシがお店に着いたのが9時15分くらいで、予約時間が一番早くとれて12時10分と言われました。
ひーーーー(;'∀')
これは…。
平日でこれです。
日曜日はそりゃ、入店困難だわ。
ちなみに予約する際、デポジット…といっていいのかな？
1000円お支払い。
この1000円はお食事後にその分が差し引かれて残りをお支払いすることになります。
この方式、昨夜、食べログの口コミ見たりで調べたので、戸惑うことはなかったのですが、カフェでこういう形式をとってるところって今まで経験がないので、
知らなかったら『えっっっ(; ･`д･´)』って狼狽えたかも。
でも、なぜこういう方式にせざるを得ないのかを考えると、なんだか心が痛みますね。
きっと予約しといて来なかったり、遅刻したり、嫌な思いをしたのかなぁと思うと…。
この話を始めると脱線しまくりになるので、この辺でやめますけど、飲食店…に限らず、お店に対しての無断キャンセルはダメだね、絶対。
それは約束を破る最低行為です。
…と脱線しましたが、話を戻して。
予約をしますと、予約と1000円支払った証文ともいえる紙を渡されますので、これは大事に取っておきましょう。
なくしたら、一貫の終わりですので。
ワタシももちろん、大事にしまって浅草観光へ旅立ちます。

またしても余談ではありますが、予約時間まで、浅草寺～今戸神社～待乳山聖天のおさんぽです。
浅草寺あたりの賑わってるところからは少し歩きますが、待乳山聖天で浮世絵展をやっておりまして、なかなかに興味深かったのでおススメです。

１２時近くになりましたので、お店へ向かうとどうやらワタシの前の方々が早めに席を立たれたのか、席が空いていて、予約の時間よりも早く席に座ることができました。
お店の中はカウンターに席が並んでおり、こざっぱりした和風カフェという感じ。

お店のお姉さんが、鉄板近くの席をすすめてくださったので、パンケーキが作られる様子をじっくり見ることができました。
ワタシがオーダーしたのは、『大納言と黒蜜の黄粉抹茶』のパンケーキ。
ホイップクリームをダブルにして、アイスティーも注文。
クリームダブルって…若干、心が暴走しぎみなのですが、やっとありつけたのだし、許されるでしょう。
このパンケーキの抹茶はセルフです…ってどういうことかと申しますと、先に臼にお茶の葉が入れられてくるので、パンケーキが出来上がるまでの時間に自分で挽くのです。
ごーりごーり。
ごーりごーり。
ごーりごーり。
ごーりごーり。
どれくらいだろ…(・・?
挽きすぎってことはないだろう。
しっかり挽けてる方が美味しいだろう、たぶん。
ごーりごーり。

そんなこんなでパンケーキが焼きあがる。
目の前で、これはワタシのやつだな(*´▽｀*)と思われるパンケーキが飾り付けられていくので、じっくり眺めました。
見事な三段重ねのふっかふかです。
恒例の写真撮影を急いで済ませて。いただきます。

なんだかこれは…。
今までにたべたことないやつです( ﾟДﾟ)
見た目のイメージでふわふわの、スフレ系かと思いきや、ふっかふかのボリュームのしっかり系だった( *´艸｀)
パンケーキっていっても食感いろいろ。
奥深いですねぇ～。
固すぎず、柔らかすぎない絶妙なパンケーキは存在感しっかり。
ダブルにしたホイップクリームはくどすぎず、美味しく楽しくいただきました。

ワタシは抹茶にすぐ惹かれてしまうのですが、周りの女性たちの注文の様子を見ていましたら、『柑橘果実のカスタードソース』が人気のようでした。
グレープフルーツのかわいい色が見た目も華やかでインスタ映えするからでしょうか？
ちなみに、ワタシが次回、食べたいと思ったのは、『ベーコンと目玉焼き』です。
他のパンケーキのお店なら、見向きもしないでしょうけど、このパンケーキの生地とは合いそうな気がする…。
ということで、再訪希望の気持ちはあるものの、予約を獲得するためにはなかなかな気合を必要とするので、また数か月後に…かな。

最後になりましたが、接客も◎
アイスティーのミルクをワタシがこぼしてしまいまして(;´Д｀)
そそくさとテーブルをペーパーで拭いておりましたら、お姉さんがささっと布巾でふいてくれまして、代わりのミルクもくださいました。
　
【お会計】
大納言と黒蜜の黄粉抹茶パンケーキ　＠1600
ホイップクリームダブル　＠200
アイスティー　＠500(ホットケーキ注文で200円引き)
計＠2100