無料会員登録/ログイン
閉じる
公式
お店の営業情報は店舗関係者によって公開されています。
The Tabelog Award 2024 Bronze 受賞店
食べログ フレンチ TOKYO 百名店 2023 選出店
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
03-5246-4056
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
表現したかった世界へ離陸
渡辺さんが、ロブションの下でこの表現をしたくて、構想をたぎらせていたのかと思うと、ドキドキするほどの楽しさを感じてしまう。
ステージを敢えて変えながら表現したかったことを知りたくて堪らなくなってしまった。
7月に訪問していたのだが、受け取る僕がどう表現するか言葉がまとまらなかった。
美味しい…これは間違いない。
新ジャンルのフレンチ…確かにそうかもしれない。
ジャパネスクフレンチ…これも確かにそうだとは思うが括ってしまうことに違和感を感じてしまう。
受け取る側の問題かもしれないが、その言葉に収まらない何かを感じてしまう料理だと思う。
まだ、表現し始めのためか、硬さは残っているのだろうが、日本の色彩を感じる仕上がり、味わいも適度に抑制が効き、上品で、派手ではないのに華やかさがある。
浅草、駒形を意識してあるアミューズも自分が恵比寿でもなく、表参道でもなく、この地で食べていることを否応なく理解するプロセスとしては素晴らしいアプローチ。
一つ一つの料理が当たり前のポイントにフォーカスされているものがなく、どう味わうと楽しいのか、どこをフォーカスしてあるのかの緩急がはっきりとあるのが楽しい。
とにかく、通って見る価値がありそうだ。
渡辺さんの表現する世界観を楽しみ遊ぶ人たちが食べに来ると楽しいが、わかりやすい旨さだけを探してくると、目がぐるぐる回ってしまうか、角度を変えた表現に、「わからない!」と言ってしまう人もいるかもしれない。
口コミが参考になったらフォローしよう
matu4
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
matu4さんの他のお店の口コミ
店名 |
ナベノ-イズム(Nabeno-Ism)
|
---|---|
受賞・選出歴 |
2024年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2024 Bronze 受賞店
2023年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2023 Bronze 受賞店
2022年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2022 Bronze 受賞店
2021年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2021 Bronze 受賞店
2020年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2020 Bronze 受賞店
2019年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2019 Bronze 受賞店
2018年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2018 Bronze 受賞店
2017年Silver受賞店
The Tabelog Award 2017 Silver 受賞店
フレンチ 百名店 2023 選出店
食べログ フレンチ TOKYO 百名店 2023 選出店
フレンチ 百名店 2021 選出店
食べログ フレンチ TOKYO 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | フレンチ |
予約・ お問い合わせ |
03-5246-4056 |
予約可否 |
完全予約制 |
住所 | |
交通手段 |
・都営浅草線浅草駅A2‐b出口より徒歩3分 浅草駅(東武・都営・メトロ)から456m |
営業時間 |
|
予算 |
¥20,000~¥29,999 ¥10,000~¥14,999 |
予算(口コミ集計) |
¥30,000~¥39,999
¥20,000~¥29,999
|
支払い方法 |
カード可 (Diners、VISA、Master、JCB、AMEX) 電子マネー不可 |
サービス料・ チャージ |
10% |
席数 |
24席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
空間・設備 | 落ち着いた空間、オープンテラスあり |
ドリンク | ワインあり |
---|
利用シーン |
|
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
サービス | ソムリエがいる |
ドレスコード | スマートエレガンス |
ホームページ | |
オープン日 |
2016年7月7日 |
備考 | |
初投稿者 |
このレストランは食べログ店舗会員等に登録しているため、ユーザーの皆様は編集することができません。
店舗情報に誤りを発見された場合には、ご連絡をお願いいたします。お問い合わせフォーム
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
ナベノイズムにはなんだかんだ言っても、二カ月に一回来ている感じだろうか。
もう、オープン以来何回来ただろうか。
オープンン当初よりスタイルはずいぶん確立されてきたように思う。
というより食べる側からのどんなお店であるかの区分
味わう側からの味わいスタイルの確立がずいぶんなされてきたのかもしれない。
エントリーの次にそばがきの儚き味わいが素晴らしい。
今回もキャビアが乗っていたがこれが究極。どこが究極かというと、儚さ。
口にとろけるキャビアのはかない旨さと、そばがきの香が鼻腔に立ち上り
見事に口の中で柔らかい調和を表現し、のどに収まると共にすべてが消えていくこの感覚。
儚い。夢のような瞬間。
最近は僕は儚い料理も好きで、あまりインパクトがあるものばかり追い求めたせいか
儚い泡沫の消え去る探さないと見つからないような味、香を口の中で探して
「おおおー、儚いっ!」と喜んでいる。
このそばがきにはそれが宿っている。
前菜の盛り合わせた皿もポーションの小ささも手伝って、
消えゆく華やかさ、和の心を出している。
ナベノイズムが追及するのはここではないかなと思う。
前菜でここまで儚さの表現が出来るんのだから、
その後のコース、メインやデザートにかけても儚さが表現できたら
まさにだれも追従できないのではないかと。
誠に勝手ながら、渡辺シェフにはその儚さの追及をしてもらいたいとおもう。
浅草のこの地で地域の老舗の物を積極的に取り入れ
表現し続ける中で、日本人が一番分かっている感覚。
「諸行無常。泡沫の夢。儚さ。」古くなってかもしだされるわびさびよりも
探さないと見つからないそれでも華やぐ表現があるはずで
それが表現できるのがナベノイズムではないだろうか。
今回も三階のフロアを貸し切らせていただいたのだが、
ゆるりと話しながらすぎていく時間がこれほど贅沢でこれほど
ゆったりと流れていくものだと実感できる時が過ごせるのも
この空間ならではの豊かさ。
この時間がいくら豊かでも、ふっと表に目を向けた時に繁栄の象徴スカイツリーがキラリキラリとそびえるその下では
漆黒の水面がゆるゆると無数のさざ波を立ててその暗黒の存在を隠すかのように街の明かりを反射している。
豊かで、儚く、見つけようとしないと見つからない幸せ。
そんな表現をしてくれるナベノイズムのアントレからそばがきのプロセスが
僕は大好きです。
あ、ぼくはここのバターが特に好きなのですが、このバターの旨さもまさに
探さないと見つけられない豊かさ。なのです(笑)
だからいつもたくさん食べてごめんなさい。