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ニュープラシッダ/熱射にとろけて
ニュープラシッダ/Flower's RiverのDoorをひいて
<H26.9.10 浅草>
薄日が射してくるのは良いが、それに伴って蒸し暑さも募るのが……
雷門から言問通りを越えるまで歩いてみたが、目ぼしいお店も見つからない。さすがにこれ以上の遡行はリスキィだと判断、冒険には引き返す勇気が必要だと、再び言問通りを南に渡ったところでお誂え向きにカレーの看板を見つけ、言問通りを逸れて、薄気味の悪いくらい無音の住宅街の懐中に分け入った
「ニュープラシッダ 浅草店」
如何にも妖し気な店構えだったが、午後一時半近くにして、眼前で男性、続いて女性が、それぞれ迷わずに単独入店してゆくではないか。もしや有名店で混み合っていたら嫌だなと思ったが、そこまでのもんじゃないだろう(失礼!)と、野郎一人くらい座れぬわけはなし、後に続いて戸を引いてみた。
外見の骨格は完全に居酒屋だったが、中に足を踏み入れると、店内は無理矢理エキゾティック路線に方向転換が図られており、そして意外なことに想像以上に広くゆったりとしていた。
ざっと見回して、ぐるりと並ぶ四人掛けの卓以外に二人掛けの卓を一つ見つけ、そちらに数歩進んだが、そこが薄型テレヴィジョンの真下であることに野性の感で気が付いて、先行した女性に倣い、隣の四人掛けの卓を贅沢に使わさせて頂くことにした。
―― テレビの下だと、また他のお客さんの視線を一手に集めちゃうからね ……
“キーマカレー” @700也。
ナンorライス・サラダ・ドリンク付き
一歩先に入店した女性がキーマの甘口とやったので、こちらの辛さのレベルはまったくの未知数だったが、男気を見せようとキーマの中辛とやった。
この赤い、オニオンの粒状感も生々しいドレッシングは、彼らの手製であろうか。インドカレーの店でドレッシングに市販のオレンヂのフレンチドレッシングを採用している店を多く見受けるが、何れにしてもオレンヂ~赤というカラーリングが、彼らがドレッシングに求める最低条件なのか。
そしてステンレススティール製の空飛べぬ円盤に載って、巨大ナンとともにカレーがお出ましに。ボリウム十分だがしかし同時に、どことなく殺風景と思われる円盤が。
頭上の薄型テレヴィジョンの中、その昔、随分と美人だなと思っていた小島慶子アナウンサーの姿が躍動していたが、顔が中年のおじさんのようにテカり、そして目尻の小皺も隠しきれなくなっていた。高画質というのも、時に残酷なものだとその高性能に呆れつつ、私は、私の中での小島慶子アナウンサーに対する“異性”としてのランキングを下降方向にアジャストしながら、相対する榊原郁恵の、あの頃の手に負えないほどのでっかいおっぱいはいったいどこへいってしまったのかを、真剣に考えた
そして時々、テレビに目をやるフリをして、隣の女性の、ホットパンツ、直訳すると“熱いパンツ”もしくは“辛いパンツ”からにょきりと生えた、黒いタイツでコーティングされた艶めかしい脚を見た。
そしたら向かいの男性が、巨大なナンをお代わり! とやって、それに続いてまさか、隣の女性もナンをお代わり! とやったのだ。その瞬間、何らかの敗北感が私の乙女心を深々と貫いたが、諸々鑑みて、彼らに追従するのはやめにした。
少々遠回りしてしまったが、中辛とやったカレーは実際にはそれほど辛くなく、びっくりするほど美味くもなく……
榊原郁恵のおっぱいがどこに消えたのかの答えは、まだ出てこない。しかし私は、それでも私の中での榊原郁恵の順位を変えるつもりなど毛頭ない。榊原郁恵は、このままお婆ちゃんになっても榊原郁恵のまんまでいく気がするからだ。これはある意味、吉永小百合のようにもの凄いことだ。
強者どもを残し、私はお先に失礼することにした。
しかし焼きたてのナンというのも、東京の“どんどん焼き”じゃないけど意外にスピーディーに焼き上がるものなんだなと感心しつつ、ふと、横の女性がお代わりしたナンを見ると、さきっちょだけかじってあるだけでほとんどまるまる残っているようで、しかしカレールゥは尽きてるように見えた。
―― あれもしかして、ここで食べないで包んでもらうの? 有りなの? そんなの ……
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Jackie_m
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Jackie_mさんの他のお店の口コミ
店名 |
ニュープラシッダ 浅草店(PRASIDHA)
|
---|---|
ジャンル | インドカレー、インド料理、居酒屋 |
予約・ お問い合わせ |
050-5593-5972 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
東武線浅草駅から徒歩10分弱 浅草駅(東武・都営・メトロ)から527m |
営業時間 |
|
予算 |
¥2,000~¥2,999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
¥3,000~¥3,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー可 (交通系電子マネー(Suicaなど)、nanaco) QRコード決済可 (PayPay) |
席数 |
48席 (テーブル42席・カウンター6席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
コース | 飲み放題、食べ放題 |
---|---|
ドリンク | 焼酎あり、ワインあり、カクテルあり |
料理 | ベジタリアンメニューあり、英語メニューあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
サービス | 2時間半以上の宴会可、お祝い・サプライズ可、テイクアウト、デリバリー |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
オープン日 |
2012年8月19日 |
電話番号 |
03-6313-0040 |
備考 |
ニュープラシッダ東浅草店は姉妹店です。 |
初投稿者 |
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東京の今日の最高気温は、予測で 36℃。
すでに今年最高の温度上昇をみせているらしいが、どこまでゆくかはちょっとわからないとのこと。
こんな過酷な状況に歯向かうかのように、花川戸から言問通りをさらに北側に渡ろうとしてるんだけど。向こう側はなんとも寂しそう (笑)。ちょっと考えて、ああ、そういえばこの近くにカレー屋があったよなぁと、路地を覗きながら足を進めて、目論み通りに無事看板を見つけた次第
<H30.7.23>
「ニュープラシッダ 浅草店」
BGM は頭上のテレヴィジョンからの、猛暑の速報。
東京は最高気温の予報が 37℃に上方修正されてる。と思ったら青梅は 40℃超え。都心は 38℃超えで危険な暑さとのこと。予報が現実に先行されちゃったら、それはもはや予報じゃないだろ ! なんて文句は言わない。例えば天気予報がピーカンのまんまなのにどしゃぶりの雨に出くわすなんて、昔からよくよくあったこと。
このインド人もびっくり (最近よく使うなぁ、このフレーズ) の極限状況の中、“目には目を、歯には歯を、熱には熱を”というインドの古い諺に倣ってカレーを食らうのだ !
やおらランチメニュウに目を通す。
少しばかり奇を衒いたい (笑)。カレーを 2種選べるアサクサセットというのに目がいった。浅草キッドというのは知っているが、アサクサセットというのは知らなかった。
カレー 1種にナンまたはライスというセットが 700円~850円程度なので、お得と言えばお得のセット。
キーマの他にチキン系じゃないやつを選ぼうとしてパニクり (笑)、生まれて初めて“豆”カレーを注文してしまった。
これが果たして怪我の功名となるのかどうか ……
“アサクサセット/ダル & キーマ” @890也。
カレー 2種、ナン、ミニライス、サラダ、ドリンク付き
まずドギついオレンヂのカラーリングのドレッシングを纏ったサラダが到着。
このカラーはこの手の店では時折目にするので、殊更びびりはしない。例によって小さな器への圧縮盛り付けなので、慎重に野菜とドレッシングを攪拌。何故ならば、しなしなにして食べたいから。
そしてメインの銀ピカ、ラウンドのトレイに主要のキャラが揃い踏みで舞い降りた。
まずは何が悲しくてかのチョイスとなったダルカレーを、黄色掛かったご飯とやった。それは、豆の味がした。何故ならば、豆カレーなので。次ぎにナンをキーマカレーで。キーマカレーはキーマカレーの味がして、ナンはナンの味がしたが、それ以上でもそれ以下でもなく ……
―― なんなんだよそれ ……
ちなみに中辛とやったそれは、日本人の私からしてもそれほど刺激的なものではなく。
いつも思うけど、辛いレヴェルの定量化というのが、店によって基底値が異なり、また各店間での共通化ということが絶対に成らないだろうという現実の中での例の“唐辛子幾つ”ということは、もはやフィクションと言えるが、それでもそれが止むことがないのは何故かということを考えた時、それは「ブレードランナー 2049」でも語られていたように、それでも人はそれを“信じたい”ということなのであろう。
作られたもの、生まれたもの、そのすべてを熱射する sunshine にふたたびこの身を晒す。
それでもまだマシだと思った。液体ダイヤモンドの雨降る金星で、筆舌に尽くし難いほどの過酷な重労働を強いられていた頃よりは ……