OCOMO@浅草・田原町　店内がオシャレなお好み焼き・もんじゃ店 : OCOMO 浅草

（2012・1・22訪問）
以前から、ビルの前を通っていたのですが、入店したことがなかった。
今回、とある情報誌に掲載されていたのを読んで、初パトロール。
国際通りに面した１Fにて」、男性スタッフが呼び込みをしていた。
２Fの店舗に向かおうとすると、声をかけてきて、店まで案内してくれた。

20時くらいの入店。
このときは、客はカップルのみ。
1組が帰ったばかりで、女性スタッフが鉄板の掃除をしていた。


バリ島をイメージしたという店内は、カフェやダイニングレストランといった雰囲気。
浅草界隈のもんじゃ、お好み焼き店は、下町って感じで、時代を感じさせたり、
狭かったり、壁にメニューがごちゃごちゃ貼ってあったりする店が多いのだが、ここは違う。
人によっては、もんじゃ・お好み焼店でこの内装は、しっくりこない人もいるかもしれない。
私は、嫌いではない。
去年の8月8日にオープンしたばかりで、店内はキレイだし、
広々とした空間、テーブルとテーブルの間も、距離があってゆったりしています。
アジアのリゾートが個人的に好きなので、この内装は居心地が良かったです。


最初にオーダーをした際に、メニューをめくりながら頼んでいると・・・
「鉄板が熱くなっていますから、メニュー近づけないでください！！」と女性スタッフから注意されました（笑）


＊チョレギサラダ　480円。
ドレッシングは、胡麻油はあまり感じず、和風テイストに思いました。
分量が、やや少なく感じました。

＊牡蠣とホウレン草のバターソテー　680円。
生牡蠣と茹でたホウレン草を、鉄板で焼いて頂きます。
女性スタッフから「牡蠣は良く焼いてください！！」と声かけがありました。

＊お好み焼き　浅草ミックス　880円。
豚肉、えび、いか、たこ、あさりなどが入ったお好み焼き。
お店のスタッフが焼いてくれるというので、お願いしました。
男性スタッフが他のオーダーなどこなしながら、手際よく仕上げてくれました。

新鮮だったのは、一口サイズに細かくカットした形状。
これは正しく、鉄板焼のステーキをカットし提供するスタイルそのもの。
「お好み焼きで、このスタイルは、初めてですよ」とスタッフに話かけると・・・

「以前、修行（働いていた）していた店のやり方なんです」
「味が自信ないものですから、パフォーマンスで楽しんでもらおうと思いまして～」と。
謙遜したその受け答え、良い印象を持ちました。　

なんでも、メディアの取材を受けた際に、何かオリジナルなことをしたいと、
その時に、そのステーキスタイルで提供することを思いついたとか。

お好み焼きは、外はこんがり、中は、ふっくら食感。
山芋がタップリ使われています。
美味しかったです！！

小さくカットして提供するスタイルに関していうと。。
女性などには受けそう。
私も、酒のつまみにして食べたので、このサイズで良かったのだが、
お好み焼きっていうと、丸く焼いて、ソースをハケでタップリぬり、
削り節が踊っているイメージが頭にインプットされ、それシズル感につながると思うんです。
人によっては、丸のままで焼いて4等分（あるいは8等分）くらいにカットして食べたいと思うかもしれません。
その時は、そうお願いするのがいいと思います。


＊もんじゃ　キーマカレー　780円。
鉄板に生地を流した瞬間、カレーのスパイシーな香りが立ち込め、とても食欲が湧きました。
しかし、食べてみると、さほどカレーの味は感じられませんでした。
個人的には、カレーの味つけを濃くして欲しい。


＊焼そば　630円。
麺は太め。豚肉、えび、いか、揚げ玉、野菜などが具材。
こちらも、男性スタッフに焼いてもらいました。
麺は、やわらかすぎる印象でした。
アルデンテな食感だとこの太麺の良さがもっとでると思います。

お好み焼きの時にも感じたのですが、こちらのお店は
ソースに特徴が無いんです。
一般的には中濃くらいの濃さのものだが、甘いとか、辛いとか、個性がない。
ソースで随分味わいがアップするように思います。
ウスターソースがテーブルに置いてあり、それをブレンドしました。


＊生ビール　480円。
＊黒豆マッコリ　1480円。


禁煙なのかと思ったのですが、灰皿が置いてある席もあったので、吸えるようです。
お店の雰囲気も良いので、カップル客にも人気のようです。
この日は、我々の後、5～6組のカップル客、さらに、家族、団体客が入店。
観光客だけでなく、地元客も増えているそうですよ。

テーブルにセットされた調味料。
醤油、ソース、青のり、なんにも記載がない。
陶器製の容器に入っているから、見た目では、全く確認できない。
蓋をあけるか、少し小皿に出して確認しないとならない。
また、削り節の容器には、トングも無かったので、
指で摘まむか、あるいは直箸でということか？
他人が指入れたり、直箸で使った削り節をその後に使うのも嫌ですよね。

勿論、客が帰ったら、削り節も新しいものに変えるのかもしれないが、
トングなど用意してもいいのではないか？
余計な事と思いながら、お好みなど焼いてくれた男性スタッフに伝えてきました。
「いろいろご意見ありがとうございます」と真摯な態度でした。

観光客だけでなく、地元民も居心地が良いお店であってほしいと思います。
次行ったら、どうなっているのか？
他のメニューも試してみたいですね。