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気の利いたお通しに出した箸の向きだけで
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こんぬつわ。
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ただお燗で、と言ったら銘柄不明な樽酒でした。
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お通す。ナムルみたいなのはカレー味でチョイびっくり、味はいい。そして古漬け旨し！
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コンディメンツ。
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ツ・クーネ
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サビヤキビンボー！
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追加の皮。なるほどいい。
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燗どうこ。
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手羽、皮への火入れはかるく、中の肉身はややウェルダン。
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レバはご立派！
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アイガモ。これに限らず総じて塩が強い
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かしわ。「優しく焼く」のがお得意のようだ
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鳥スープ。
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お店の前に貼ってある、明朗会計。
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ムササビヒンソー
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店舗基本情報
| 店名 |
移転
鳥興（鳥輿、とりこう）
|
|---|---|
| ジャンル | 焼き鳥 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
浅草駅（つくばＥＸＰ）から246m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
|
| 支払い方法 |
カード不可 |
| サービス料・ チャージ |
サービス料なし |
席・設備
| 席数 |
14席 （カウンター6席、テーブル8席） |
|---|---|
| 禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法）が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 空間・設備 | カウンター席あり |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ホームページ | |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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初手から黙って焼き物を「左利き」向けに出して来た事に、むっ！ オヌシ出来るな！ と、立川文庫のラジオ講談（って、オマエいつの生まれだ？！ ）じみた印象を持つ
(当方のシャシンと他評のそれを見比べていただくと一目瞭然）
ひとりで焼き鳥を焼き、一品ものの皿を拵え、酒を作り、カウンタから離れた食卓に料理を運び…と、やりながらの、さりげない店主の「眼力」に感服する。
酒は「あったかいの」と言ったら銘柄不明な樽酒を「並木藪」でも採用されている、無地正一合の徳利にキチンと注ぎ、酒用温度計を刺し、常に湯が張られ、加熱されている「燗どうこ」に点け、出してくる。
合理でありながら、手抜きもない。
言ってみれば、全てを身ひとつでこなし、お客から文句の出ないように気働きを利かせ、無駄を削ぎ落としながら、手抜きもしない、という風。
わかる人にはわかる、というヤツ。
西浅草、というか、有り体に言えばアサクサの「サカサクラゲ」が林立するコンバット・ゾーン。
わざわざこちらを目指して、というタイプの店ではなく、ご近所の人が頻繁に通う類の店。
そういう店にわざわざ出向いてみる、というのも酔狂極まる真似であるが、Instagramに流れていたこちらの「皮焼き」のフォトジェニックぶりに目を奪われ、訪問。
二ノ宮という串焼き6本セットに、「皮焼き」を追加。
最初の「つくね」の熱の入り方に感心し、「思った通り」に美しい皮焼きの出来栄え、脂の飛ばし具合に粤菜の「脆」という表現を思い出し、一方、手羽焼きは皮は軽く、中の肉身はミディアムウエルの出来上がりで持ってくるところに芸の細かさを覚え、後半、レバ、合鴨、と「血の香り」が強いものになるにつけ、塩を強く利かせていく調味に、大いに納得しながらも、しかしやや強すぎでしょっぱいかな？ と思いつつ、ハウスウヰスキーのフェイマスグラウスの炭酸割りに切り替えると調子が上がり、総じて満足しつつ勘定を払うと、高くない。
あゝこりゃイイね、通っちゃおうかな、と、外に出て、改めて周りを見渡すと、ここが「コンバット・ゾーン」だった事を思い出し、首をすくめて足早に、地下鉄の駅に向かわない、事もない。