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浅草・六区通りの「中華 康楽」。【11th】
我々レビュアーは、ついつい観光地の店などを色眼鏡で見てしまうのかも知れない。
浅草・六区。ブロードウェイから伝法院通りに抜ける目抜き通りである。
いかにも、観光地である。いや、実際に観光地であろう。
僕は、かつて「大黒家」をアップした時に、様々な圧力と戦った。
所詮、観光地の店だ。並んでいるのは、外人ばかりだ。
一つの店を卑下するのは、いとも簡単であろう。
明治期から脈々と受け継がれた伝統に対しても、我々レビュアーは一瞬にして「NO」を突きつけるコトができる。
「レビュー」というのは、レポートでなく論文だ。主観を自由に操りながら、それぞれが論理展開してゆく。
各人の好みが千差万別である以上、好きも嫌いも自由だ。また、ウマいもマズいも自由だ。
ただ、陥ってはイケないコトがある。
その結論に持って行く過程で、ムリが生じている場合など、必要以上に攻撃する。
味や接客や店の雰囲気の重箱の隅をつつくように、さして重要でもないコトを大袈裟に書き、攻撃してはいないだろうか。
「主観」はあくまでも「主観」であって、「事実」とは異なる。
だから「事実の誤認」までもが「主観」に含まれて良いハズが無い。
真冬の北海道を旅行して、「北海道は寒すぎるから観光地として適していない」の結論は、明らかに「事実の誤認」であろう。
個人差として、本当に極寒を感じたとしても、季節は真冬だけでは無いのだし、一度の経験から導き出す結論としてはお粗末としか言いようがない。
そんなレビューを僕自身していやしないか?
大いに自省の念を持って書きたい。
また浅草のレビューは、ちょっと特殊な感じが否めない。喫茶店なのにコーヒーの味を書かずに、ナポリタンのみで判断されたり、寿司屋なのに握りについて何の記載も無くアテだけで結論していたり、そば屋なのに蕎麦には何も触れずに天丼だけで判断されたりしているケースが多く目立つ。
まぁ、観光地である側面が強い部分も多分にあるのだろう。
さて、この店、そんな色眼鏡で見られがちな店である。
しかし、一歩お店に足を踏み入れて観察すれば、安易にそうでないコトがわかる。
まず、接客は、礼を持って接すれば、かなり良好な接客だ。いや、むしろ僕はこの店のお母さんのファンでもある。
次に、価格。観光地価格などというモノではなく、かなり良心的な価格設定である。メニュー表の価格のみを見たらわからないかも知れないが、実際に注文してみれば、その価格に対する量に納得するモノがほとんどであろう。
入口入ってスグの右側のテーブルから、セルフの灰皿を持ち席に座る。
「ビール」(¥600)は、アサヒの大瓶。「キュウリの糠漬け」(¥300)や「白菜のお新香」(¥300)をアテにする。
「チャーシュー麺」(¥750) ―― 生駒軒系や昔ながら系をよく口にする者として、ウマいと言える。
豚骨鶏ガラベースに野菜もプラスして、淡い感じだが、深い。生姜もほんのり香る。麺は中細縮れの手もみの自家製麺風で平打ちにされていて、味わいは良好。もっちりとした食感もイイ。チャーシューは、キレイな肩ロースが5枚。美味しい。他の具材は、青梗菜・さやえんどう・カイワレ・ワカメ・薬味ネギなど。見た目も彩りよく、かつバランスもイイ感じ。
「五目チャーハン(小)」(¥550) ―― コレはメニューにはないが、通常の五目チャーハンが¥650。やや少な目といった感じ。コレも、ウマい。
刻みチャーシュー、玉子、長ネギ、小エビ、カニほぐし身、椎茸、マッシュルーム、ピーマン、ニンジン、タケノコ、キクラゲなど盛りだくさん。高温の油でサッと炒めた感じで、味付けは塩コショーと特製ダレのような感じ。マッシュルームとピーマンの雰囲気からか、中華風ピラフといった感じがしないでもない。
コレにも、スープが付く。モヤシ、カイワレ、薬味ネギが浮いている。ラーメンのスープをやや薄めて、昆布ダシを足したような美味しいスープ。
大満足。ごちそうさまでした。
この日は、常連のタクシー運転手など、多くの客に紛れて食事をした。
僕がこのレビューで伝えたかったコトは、「2.99」に蔑まれた結果に対する反動であり、前文は当然に、単体で読めば問題であろう。しかし、こうすることによって、これからのレビューが少しでも良くなればという奢った気持ちも偽善の気持ちも、あえて持ち合わせたとしても書きたかった。
上から目線な言い方だが、自身の観察眼や味覚に自身の無い方や、単に法の順守が生きるうえで一番大事だと思われる方は、ぜひ通報して欲しい。
ルールは守られるべきものだが、道徳心やマナーを放置したルールは、ルールでは無いとも思っている。
ケンカを売っているわけではない。数字は「主観」から離れ「客観」として伝わるコトを重々考慮していただきたい。
(文責:京夏終空、2016.5.21)
(※写真は、後日掲載。)
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店名 |
康楽
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ジャンル | 中華料理、ラーメン、かつ丼 |
お問い合わせ |
03-3841-8624 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
浅草駅(つくばEXP)から115m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
個室 |
無 |
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貸切 |
不可 |
駐車場 |
無 |
利用シーン |
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初投稿者 | |
最近の編集者 |
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正統派な街中華である。
ただ、その立地が観光地のど真ん中に有るが故、そういう見方をされていないだけだと思う。
前回、と言っても、もう4年前だが、その時も、そういう書き方をした。
でも、この店、今でもラーメン500円の店なのだ。
ポケットティッシュが10円で売られていようが、お代りの水でなく、ペットボトルの水を200円で勧めていようが、料理類の値段は、昔からの客を大事にしている価格であると思う。
どこかの芸能事務所の人が来て、2人でラーメン食べて、千円の領収証をくれと言われても、イヤな顔一つせずに対応している。
この店のお母さん、礼には礼を、というタイプである。
非礼だと思ったなら、きっと非礼なコトをしている可能性が高い。
僕も、通ううちにわかってきた。
この日は、ゆっくりと昼飲みしている御仁もいた。
やれ「水口」だ。やれ「あるぷす」だ。と、この近くでも、歪な情報化社会の犠牲に、慌しく酒を飲む人が増えてきた。
「水口」には、5年ほど前まで通っていたが、もうやめた。
62件だった口コミも、231件に急増した。昔の水口の雰囲気は無い。上野の大統領や、浅草のホッピー通りのように、ヤカラ飲みする騒がしい雰囲気が常態化しつつある。
さて、この店、そういう意味でも、イイ感じである。
僕は、この日は、飲まずに食事だけだったのだが。
「チャーシュー麺」(750円)+「餃子」(400円)+「天然水」(200円) ―― 写真の通り。
水は、この店を応援したいだけでなく、その日、喉が乾いていたセイもある。
チャーシュー麺、ウマい。
昔ながら系を頻繁に食べている人間にとってもウマいと言える。もちろん、化調にも頼っているだろうが、ベースのスープが何ともはんなりする。王道の味わいながら、この店のクセもある。ソレがイイ。
ホワイトペッパーが、またよく合う。
具材の手数も多い。
餃子、コレもイイ感じである。
カリッとした皮からの、ジュワっとした雰囲気。
コチラも、昔ながらの餃子の味わいである。
天然水を、ゴクゴク。
ごちそうさまでした。
お店に入って、真っ先に、自分で灰皿を取る。
その様子で、お母さんは思い出してくれたりする。
小上がりの座敷席が、荷物置き場になったかと思えば、もう仕切りまでできていた。
雑然とした感じも、また下町風情に合っている。
※ショーケースや、特定の角度の店内撮影は禁止である。
(文責:京夏終空、2020.131)
(16件/3.27)