無料会員登録/ログイン
閉じる
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
スタンダードとオリジナリティ、老舗のみごとなバランス感覚(のナポリタン)
こちらの口コミはブログからの投稿です。?
記事URL:http://w-shinjukulunch.seesaa.net/article/430906420.html
口コミが参考になったらフォローしよう
kennny
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
kennnyさんの他のお店の口コミ
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
閉店
サンパウロ
|
---|---|
ジャンル | 喫茶店、カフェ |
住所 | |
交通手段 |
つくばエクスプレス線「浅草」駅徒歩2分 浅草駅(つくばEXP)から137m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
22席 |
---|---|
禁煙・喫煙 |
15:00~禁煙 |
駐車場 |
無 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
オープン日 |
1961年 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
固定費ゼロ。決済手数料3.24%で気軽にカード決済を導入できます。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
TX浅草駅近く、国際通り浅草一丁目交差点脇「サンパウロ」ナポリタンセット990円をいただきます。
1961年創業というからすでに50年以上続く老舗の喫茶店。外観こそ地味だけれど、店内はおそらく何度か改装しているのでしょう、壁には汚れ一つなく、深緑色のソファもテーブルもピカピカ、もちろんチリひとつ落ちていません。昭和の喫茶店という言いまわしも目にしますが、そもそも喫茶店自体が昭和なんだし、むしろ積極的に平成にも通じる喫茶店と呼びたい。入口にカウンターがあり、奥は広すぎず狭すぎずとても居心地がいい空間になっています。
終日オーダ可能な軽食のセットは、ナポリタン、ミート(ミートソース)、(エビ)ピラフ、ドライ(カレー)の4種類で、いずれもサラダとスープ、ドリンク付き。穏やかな雰囲気を醸すマスターにナポリタンをオーダし、BGMのラテン系のビッグバンドジャズを聞きながらくつろぎます。お、このメロディは私の好きなエストレリータ!他にも、黒いオルフェやワン・ノート・サンバなど定番曲が流れてすっかりゴキゲン。
先にサラダが運ばれてきます。レタス、キャベツ、トマト、きゅうりのスタンダードなもので、やや酸味強めのドレッシングがいいアクセント。そしてスープとナポリタン到着。コンソメスープは玉ねぎを追加投入、塩で輪郭がはっきりした味が印象的。ナポリタンはしっかり炒められて、水分が飛んだケチャップは甘酸っぱさが控えめでおだやかな味わい。アルデンテでも茹で置かれて完全にコシを失った麺でもない、適度にプリっとした食感を残す麺とのバランスがいい。特徴は賽の目の切り込みが入ったソーセージが2本。食べてみると、刻まれて炒めらたソーセージとは違い、しっかり肉汁を湛えたその美味しさに思わずニヤリ。他に具材は定番のピーマン、玉ねぎとマッシュルーム(多め!)。しんなりしながらもシャキッとした食感が残っています。
全体に、ソーセージをのぞいてはごく普通のナポリタンながら、ある意味非凡の凡、スタンダードとはこういうものだ、とでもいいたくなるような一皿。ほっとしていただくコーヒーが、失礼ながら予想を上回る美味しさで驚きました。一口目にしっかり酸味を感じるのはキリマンジャロが主体なのかしら。焙煎の苦味でごまかさず、力強くもバランスを崩さない味わいは私のストライクゾーンのかなり真ん中あたり。そもそも、コーヒーの歴史を語る上で大きなページを割く地名のサンパウロを店名に関しているくらいですし、コーヒーにはかなり力を入れられてるんじゃ、と推察。カップはウェッジウッド。
思わず予定以上にゆっくりくつろいでしましました。こちらのお店、15時以後は禁煙とのこと。老舗喫茶といえども最近は禁煙に振れつつあるようです。時代の流れにあわてず少しづつあわせていく、というのも一つの老舗の姿なのかも。ごちそうさまでした。