中華ダイニングの広東麺 : 中華ダイニング いい田

久々の此方。
スタイリッシュな店内と中華で人気のお店だ。

ランチメニューの極安価格も人気の秘密だが、
逆に言うとレギュラーメニューの単価が高い。

この４月に更に値上げもされたようだが、
近隣の中華店と比べると価格差は明らかである。

此方は、ご近所で老舗の中華屋「来集軒」の
製麺所から麺を調達しており、それにより
「麺」の美味しさは確かに秀逸だと言える。。。

しかし、久々に訪問してラーメンを頂くと、
どうしても低CPの印象となってしまうのである。


◇ 広東麺 ◇　930円　　★★★

自分は此方の「つけ広東めん」が結構好きなので、
本家「広東麺」はもっとイケてるだろうと注文！
しかし実際はごく普通の印象であった。。。

筍・椎茸・白菜・葱・人参・ピーマン・豚肉・
鶉の玉子・烏賊・小海老…という餡かけ具材。
オーソドックスな醤油味の間違いの無い旨さだ。

餡かけの粘度はライトで、あまりとろみは少ない。
醤油スープの風味も比較的濃い味の方ではない。
前回の「つけ広東めん」の方が汁は濃いので、
正直ヘルシーであっさりした感じが否めない…。

麺はやっぱり美味しい！
黄色く縮れた結構な太麺。
こういった中華っぽい商品にはこの上なく合う！

全体もボリューミーで中々に食べ応えはある。


しかし、この質・量で930円となると、、、
すぐご近所の「福臨苑」に流れてしまいそうだ。

普通、一般的に「広東麺」は高くて800円位だ。
要するに、麺の旨さにあと100～130円を出すか
出せないか…の問題という事になるな。。。

普通の中華屋はあまり「麺」に拘ってないから、
この選択肢は「中華麺」を食べに行くのか、
「麺料理」を食べに行くのか…に、
個人の意気込みが問われるって事になりそうだ。

選択肢は多い方が良いんだろうが、
結構面倒臭い時代になってきたものである。。。


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▼ やっぱり特製太麺が美味しい、隠れ家的な中華ダイニング！ ▼　　　（2013.7. 記）


今日は、目的の近所のラーメン屋さんにフラれ、久々に此方へ流れて来た。。。
リーズナブルな日替わり中華ランチと、そのギャップが賛美されているシャレオツな雰囲気が人気のお店。
今日も「天津麺」と迷ったけれど、結局は、此方自慢の「つけ麺」を頂くことに。。。

「つけ広東めん」￥８９０也
珍しい「広東麺」のつけ麺バージョン。たっぷりのスープに五目旨煮の餡かけ。そこに麺を浸けて食す。
味わいはハッキリ言って、わざわざ「つけ麺」にする効果は薄いが、麺の風味をより楽しめる事は間違いない。
此方自慢の「来集軒」製の特製太麺は中々旨い！この麺を思い出して、たまに食べたくなる訳である。
デフォで360gという麺の盛り。たっぷりと楽しめる。。。
「ピリ辛味噌つけ麺」も美味しいが、スープの主張に負けてしまうので、この麺を味わうにはコレがベターだ。

それぞれデカい具材達。筍・人参・豚肉・白菜等が少々食べにい。。。
味的には、この「つけ麺」にミニ餃子＆小ライスなんかを付けたいところだが、
この「つけ麺」だけでお腹はいっぱいになる。\890もするから、そうでないと困るんだが。。。

確実に「隠れ家」的魅力のある此方の店舗。
たまには夜に、複数の人数で利用したいものである。。。


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★　中華ダイニングなつけ麺。太麺の食感は抜群！！　★　（2012.1. 記）


浅草国際通りはビューホテルの袖の下、焼肉の「金海苑」と神社に挟まれた路地を入ったお店。
中華ダイニングと銘打ったリーズナブルな中華料理とつけ麺を出すお店である。
店内は薄暗くとてもお洒落な雰囲気。まさしくダイニングバー的な演出の店内である。
ランチメニューが豊富で丼物は￥490から。ラーメン類も炒飯等とのセットで￥690からある。
しかもコーヒーかウーロン茶付き。店内も広めでせかせかした雰囲気がない。

そんな中、気になったのが３種類のつけ麺達。
オリジナルの「醤油つけ麺」に「ピリ辛みそつけ麺」「つけ広東麺」だ。
しかも麺がオリジナルの極太麺で量が360gもある。デフォルトで嬉しい大盛り仕様。
配膳された時も、インパクトのある量と艶やかな太麺のビジュアルがかなり食欲を増進させる。
麺は「来集軒」で製麺した特注麺らしく、本格的なつけ麺専門店をも凌ぐ美味しい麺であった。
しっかりと固麺に茹で上げられ、モチモチというよりもシコシコ＆ツルツルの喉越し麺である。

珍しい「つけ広東麺」は、調理工程が普通に広東麺を作るように、たっぷりの野菜を中華鍋で炒めている。
一般的なつけ麺汁の器よりはかなり大きめの丼。そこにたっぷりのスープと野菜達が入っている。
うずらの卵やキクラゲなんかもちゃんと入っていて本格派な広東麺である。
ただ、人参や筍がよく炒められていなかったみたいで少々固くて食べ辛かったが。。。
麺は予想以上に旨かったし、広東スープも中々イケる。量も文句無くバッチリだ。

ただひとつ残念だったことは、広東スープに「つけ麺の汁感」がなかったこと。
これは普通の広東麺のスープに、冷えた太麺を浸けて食すだけのもの。そのまんまの味で逆に違和感有り。
つけ汁にしてはあまり濃い味ではなく、本当にラーメンのスープ（気持ち濃いめ）という印象。
せっかくなんだから、もっと濃厚に、とろみもパンチを利かせたスープにしてほしかった。。。
広東麺の麺とスープが分かれて出て来ただけみたいな感じが残念であった。
最初からスープが普通の濃度なので、麺を半分も食せば凄い薄〜いスープとなってしまう。
温度が冷めるのはつけ麺の宿命だが、つけ汁が極度に薄くなるのはあまりにも切ない。
一緒に頼んだランチ餃子￥150（3個）ってのも嬉しいメニューだ。味も良し！

「ピリ辛みそつけ麺」も大きめの丼にたっぷりとスープが盛られ、太麺360gが嬉しい仕様。
具のトッピングは、茹で玉子半個ともやし・挽肉だけなのでちょっと寂しい雰囲気だが、
絶妙な辛すぎない唐辛子の辛味と赤味噌ブレンドの香ばしい風味がとても爽やかであった。
微妙な酸味のあるスープは、濃厚ではなくサラッとした粘度の汁だが風味はしっかりと濃い味付け。
現代的なシャープな風味と、どこか懐かしい昔ながらの味噌つけ麺の雰囲気も感じられる。
とても食べ安い、初めての人でも美味しく頂ける味噌味のつけ麺だと言える。
つけ麺としての汁の味は、ピリ辛の味噌の風味と微量の酸味が効いた爽やかなテイストだったが、
スープ割りを貰うと、より味噌の風味と香ばしさが押し上げられた立派な味噌ラーメンのスープに変わる。
たっぷり量のスープを飲めばお腹はパンパンである。。。

ここは中々常連さんでないと見付けにくい場所に在り看板も決して派手ではない。
店内も薄暗く一瞬入りにくい雰囲気もあるかもしれないが、
中へ入ればゆったりと、そしてイケメン主人が作るスタイリッシュな中華を安価で頂ける。
やはり観光地「浅草」も、目立たぬ場所に点在するお店の方が安くて旨い店舗が多い。。。
CP、サービス、雰囲気、共に嬉しいお店である。