真新しい元祖の看板!かつカレーももう100歳!? : 河金 千束店

この口コミは、4門さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

3.5

¥1,000~¥1,9991人
  • 料理・味3.5
  • サービス3.0
  • 雰囲気3.0
  • CP3.5
  • 酒・ドリンク-

3.8

¥1,000~¥1,9991人
  • 料理・味3.8
  • サービス3.1
  • 雰囲気3.0
  • CP3.0
  • 酒・ドリンク-
2018/07訪問2回目

3.8

  • 料理・味3.8
  • サービス3.1
  • 雰囲気3.0
  • CP3.0
  • 酒・ドリンク-
¥1,000~¥1,9991人

真新しい元祖の看板!かつカレーももう100歳!?

元祖「かつカレー」で有名なお店!

自宅から極近所なのに、
気が付けば何と4年振りの訪問である。

新設された「元祖かつカレー!河金丼」
と書かれたタペストリーのおかげか、
以前よりもお客の入りが良くてビックリ。

此方って、大正7年創業で、
初代店主:河野金太郎氏が考案したカレー
を掛けたカツ丼「河金丼」が売りなのに、
謙虚にも殆どソレを宣伝していなかった。

だから一部のグルメ本やマニアックな者達
には有名な店舗だったが、そんな100年も
前からカツカレーを売ってたなんて知る人
は本当に少ないままだったのである。。。

この今まで無かったのがおかしいくらいの
タペストリーによって、お客さんが増えた
のなら他人事ながら嬉しい事実である!


◆ヒレかつ河金重   1100円

ビシバシ叩いて柔らかくしたヒレかつ!
豚肉片が溶け込んだまろやかなカレー
と絡まって本当に旨い。優しい旨さだ。

だけど、香は結構スパイシーで、
本格的なインドスパイスの香りが漂う。
辛さはソレほどでもないのに。。。

カツの下に居る千切りキャベツは、
今流行りの「金沢カレー」にも通じる?

熱々の美味い豆腐味噌汁と合うカレーは
ラードで炒めた小麦粉や醤油・砂糖等で
仕上げた懐かしい味である。文明開化の味!

ランチ時は「鶏の唐揚げ」が付く。
揚げ物かぶりだが、カラッと揚がっている
ので重くない。福神漬&玉葱の酢漬けも
和性アチャール的で大変美味しい。。。

たまに食べたくなる至極のカツカレーだ!

  • 河金 - ヒレかつ河金重 1100円

    ヒレかつ河金重 1100円

  • 河金 - 柔らかいヒレかつ

    柔らかいヒレかつ

  • 河金 - ランチサービスの唐揚げ

    ランチサービスの唐揚げ

  • 河金 - 店舗外観

    店舗外観

  • 河金 - 香りもスパイシーなカレー!

    香りもスパイシーなカレー!

  • 河金 - ヒレかつ&千切りキャベツ

    ヒレかつ&千切りキャベツ

  • 河金 - 懐かしくも優しいとろみ有るカレー!

    懐かしくも優しいとろみ有るカレー!

  • 河金 - 豆腐とワカメの味噌汁

    豆腐とワカメの味噌汁

  • 河金 - 和風アチャール!?

    和風アチャール!?

  • 河金 - 昼のメニュー

    昼のメニュー

  • 河金 - 店内カウンター席

    店内カウンター席

  • 河金 - 新設のタペストリー

    新設のタペストリー

  • {"count_target":".js-result-Review-87447820 .js-count","target":".js-like-button-Review-87447820","content_type":"Review","content_id":87447820,"voted_flag":null,"count":53,"user_status":"","blocked":false}
2014/07訪問1回目

3.5

  • 料理・味3.5
  • サービス3.0
  • 雰囲気3.0
  • CP3.5
  • 酒・ドリンク-
¥1,000~¥1,9991人

3.5

  • 料理・味3.4
  • サービス3.1
  • 雰囲気2.8
  • CP4.0
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

ヒレ肉の河金丼♪

突然の雷雨での長いドシャ降り。。。

こうなると、下町に在る此方のような店は、
店内に客がゼロでも出前の需要で俄然忙しくなる。

自分が居た僅か30分位の間にも、
ひっきりなしに出前希望の電話が鳴っていた…。

外で雷が鳴る度に、店内のカウンター席の下に
潜り込んでビビっている此方の飼い猫が可愛い。


◇ ヒレ河金丼 ◇ 1100円  ★★★☆

要するに、豚ヒレ肉のカツカレー
お重で登場。相変わらずの熱々味噌汁も嬉しい。
何ともホッとする佇まいが帰郷したような安堵感。

とろみを帯びた丁寧な作りの辛くないカレー。
福神漬と甘酢の漬物が合う独特のカレーである。

大粒の鶏挽肉を煮込んだキーマ状の佇まい。。。
キャベツの千切りが挟まれた独特の食感。

元祖カツカレー」の名に恥じない、
優しく、オールドスタイルのカレーが美味しい。

ロースよりも柔らかいヒレ肉が乗ることで、
一層このカレーの優しさが沁みてくる。。。
本当に味噌汁と漬物が似合うカレーライスだ!


先日も、大好きな神保町の「まんてん」で
カレーを喰って来たけど、よくよく考えると、
あの名カレーも此方の影響を受けているんでは
ないだろうか…?と真剣に思えてくる。。。

鶏挽肉のキーマ状の内容。
小麦粉による強いとろみのカレールウ等...。
此方と「まんてん」との共通点は多い。

もしそうだったら面白いし、
歴史ある此方のカツカレーである。
少なからず後発の店舗に影響を及ぼすのも
当然の事だと思う。。。


***********************************************************


▼ 「河金 千束店」で500円ランチ! ▼     (2013.11. 記)


約1年振りの訪問。

以前から気になっていた「\500ランチ」を頂きに。。。

「カツカレー」の元祖である「河金丼」が\800であるのに、
\500ランチのメニューには「カツカレー」「チキンカツカレー」
「メンチカツカレー」も存在するのが此方の太っ腹な所である!

いくらサービスタイムのメニューとはいえ、
さすがに料理の仕様とかボリュームに差をつけているのだろうと思う。
でも、その勘繰りは見事に裏切られたのである・・・!!


■ メンチカツカレー ■ \500   ★★★☆

注文後、手ごねで作ってくれるメンチカツ。当然揚げ立てである!
小判型で少々小振りだが、肉汁もジューシーな美味しいメンチである。

妥協を許さない全体のボリューム!
白飯もカレーの量も、値段の差など一切関係ない結構な量である。

白飯の上に千切りキャベツを乗せ、その上にメンチ、カレーという順番。
コレが此方のスタイルである。そして挽肉ではない細鶏肉の仕様。
甘口のルーは、欧風でもインド風でもない完全な日式カレーの旨さ。
福神漬がこれ程までにシックリ来るカレーも珍しいと思う。。。

熱々の味噌汁がまた合う。やはり歴史あるカレーということである。
かなりのボリュームがある為に、最後はお腹がいっぱいになる!
この\500は久々にに価値のあるランチだと思った!!

他にも多種のメニューがあるのでメニュー写真参照のこと。

お店の場所がかなりマニアックな裏通りなので、
浅草からやって来る観光客はまず少ない。。。
昼間のランチ時も満席になる事がないという寂しい現状である。

でも、この普段と差別ない料理内容とボリュームは素晴らしい!

「Wikipedia」でも出てくるカツカレーの元祖を、
ランチでは\500で食べられるのである。。。

文句の無いCP!
この事実をもっと全国の「カツカレー」ファンに知らせたい!!


************************************************************************


▼ 元祖カツカレーの「河金丼」に想いを馳せる・・・ ▼       (2012.6. 記)


此方は、自宅から徒歩3分圏内に在る街の「とんかつ屋」さん。
「白米原理主義者」の自分は、いつもより余計にカレーを食べている。

好きな「カツカレー」の発祥について、文献等をあれこれ読んでみた。
すると色んな事が分かり、諸説あるのだが簡潔にまとめると下記のようになる。。。

■「カツカレー」の料理としての元祖は、此方の「河金丼」であること。(1918年)
■「カツカレー」と初めて命名して販売したのは、銀座の「グリルスイス」なこと。(1948年)
■「キッチン南海」の神保町本店が、当店こそ「元祖カツカレー」だと名乗っていたが、
 創業が1966年なので、それは年代的に誤りだったこと。。。
■「河金」の屋号は、初代店主「河野金太郎」氏の実名から起因していること。
■「河金」の初代店舗は元々浅草の国際通り付近に在ったが、現在は土地開発でそこには無いこと。
 現在は、三代目の兄弟が分家して「河金」を継ぎ、千束と入谷でそれぞれ店舗を営んでいること。



そんな「河金」の千束店が此方という訳である。
店頭にも店内にも、そんな「カツカレー発祥の店」「元祖カツカレー」等の宣伝文句は一切無い!
ひっそりと街に溶け込み営業している。こういう辺りも江戸っ子の「粋」を感じさせるお店である。

店内は狭く、カウンター席が7席程。奥に座敷席があるが、今はお店の方が使用している。
ランチメニューに別にも「カツカレー」が存在し、味噌汁・お新香付きで¥500で提供されている!


■ 河金丼(カツカレー) ■ ¥800   ★★★

その名称の通り、皿ではなく「丼」に入って提供される。
白飯と豚カツの間に少量のキャベツの千切りが挟まれている。その上にカレーが掛けられる。
とんかつ屋さんらしく、薄めだが良質なロースカツ。揚げ立てなので食感も良くとても美味しい!

カレーは小麦粉ベースの昔ながらの甘口カレー。基本的に甘くも辛くもない。少々パンチ不足。
それ程和風出汁の味でもなく、そば屋のカレーとも少々違う。洋食屋のカレーとも異なる味だ。
ルウの中には、荒く切られた鶏肉が点在している。挽肉ではないところがミソである。。。

別小皿で提供される福神漬と大根のお新香。充分な箸休めだ。味噌汁は即席っぽい風味。
深い丼に入った白飯と、カレールウの量の配分が難しい。確実にカレーの方が少ないからだ。

「カツカレー」命名の元祖店である銀座の「グリルスイス」のカレーは「河金丼」とは全然違う!
そのカレーは、大量の玉ネギが炒められた、焦げ茶色のルウが光る本格的な欧風仕様である。
豚カツも分厚く立派で、自分がイメージする日本人の「カツカレー」とはかなり異なるものだった。

和23年、読売巨人軍の千葉茂氏が、「このカレーライスに豚カツを乗せてくれ!」と言われて
誕生したのが「元祖カツカレー」だという「グリルスイス説」
があるが、それもきっと真実であろう。

考えてみれば、カレーライスに豚カツを乗せただけの商品である。(ソレが旨過ぎる訳なんだが。)
日本中くまなく探せば、もっと元祖店は出て来るかもしれない。。。
でも、この「河金丼」が、約100年も前から浅草庶民に愛され食されていたという事に、
想いを馳せたいと思うのだ。その時の庶民は、いったいどんなリアクションをしたのだろう・・・。

  • 河金 - ヒレ肉の河金丼

    ヒレ肉の河金丼

  • 河金 - セット一式 1100円

    セット一式 1100円

  • 河金 - お重に入りキャベツも…

    お重に入りキャベツも…

  • 河金 - 外観入口

    外観入口

  • 河金 - 柔らかいヒレカツ

    柔らかいヒレカツ

  • 河金 - 毎度熱々の味噌汁!

    毎度熱々の味噌汁!

  • 河金 - 福神漬&漬物

    福神漬&漬物

  • 河金 - メンチカツカレー(ランチ)\500

    メンチカツカレー(ランチ)\500

  • 河金 - この低価格にして手抜きなしのボリューム!

    この低価格にして手抜きなしのボリューム!

  • 河金 - 熱々で出てくるのが良い!

    熱々で出てくるのが良い!

  • 河金 - カレーとライスの間には千切りキャベツが!

    カレーとライスの間には千切りキャベツが!

  • 河金 - メンチは揚げ立てでジューシー!

    メンチは揚げ立てでジューシー!

  • 河金 - 肉汁が出ます・・・

    肉汁が出ます・・・

  • 河金 - 此方独特の細かい鶏肉の散らばったカレールー

    此方独特の細かい鶏肉の散らばったカレールー

  • 河金 - 辛さは殆ど無く子供でも食べられる

    辛さは殆ど無く子供でも食べられる

  • 河金 - 豆腐とワカメの味噌汁

    豆腐とワカメの味噌汁

  • 河金 - 河金丼(カツカレー)¥800

    河金丼(カツカレー)¥800

  • 河金 - 元祖カツカレー!

    元祖カツカレー!

  • 河金 - 昔ながらのカレールウ

    昔ながらのカレールウ

  • 河金 - 薄めで旨い豚カツ!

    薄めで旨い豚カツ!

  • 河金 - キャベツが挟まれたスタイル

    キャベツが挟まれたスタイル

  • 河金 - 別盛りの福神漬

    別盛りの福神漬

  • 河金 - 味噌汁

    味噌汁

  • 河金 - 丼に刻印が・・・

    丼に刻印が・・・

  • 河金 - 卓上調味料

    卓上調味料

  • 河金 - 激安\500ののランチメニュー

    激安\500ののランチメニュー

  • 河金 - \700のランチメニュー

    \700のランチメニュー

  • 河金 - メニュー1

    メニュー1

  • 河金 - メニュー2

    メニュー2

  • 河金 - 外のランチメニュー

    外のランチメニュー

  • 河金 - カウンター席

    カウンター席

  • 河金 - 店内

    店内

  • {"count_target":".js-result-Review-4251572 .js-count","target":".js-like-button-Review-4251572","content_type":"Review","content_id":4251572,"voted_flag":null,"count":66,"user_status":"","blocked":false}

口コミが参考になったらフォローしよう

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する

4門さんの他のお店の口コミ

4門さんの口コミ一覧(1748件)を見る

この店舗の関係者の方へ

ユーザーから投稿された口コミに対して、お店側からお礼や情報追加などの返信を行ってみませんか?

「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら

店舗基本情報

店名
河金 千束店
ジャンル とんかつ、カレー、かつ丼
お問い合わせ

03-3872-0794

予約可否

予約不可

住所

東京都台東区浅草5-16-11

交通手段

TX線「浅草」駅・徒歩15分

浅草駅(つくばEXP)から761m

営業時間
  • 月・火・水・木・金・日

    • 12:00 - 20:00
    • 定休日

営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

予算

¥1,000~¥1,999

予算(口コミ集計)
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999

利用金額分布を見る

支払い方法

カード不可

電子マネー不可

席・設備

席数

15席

(カウンター7席、テーブル8席)

個室

貸切

不可

禁煙・喫煙

分煙

2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

駐車場

空間・設備

カウンター席あり

特徴・関連情報

利用シーン

一人で入りやすい 知人・友人と

こんな時によく使われます。

サービス

テイクアウト

オープン日

1918年

備考

出前あり(ただし、店主が病気のため、厨房に立ったり、出前に行けないので新規客の対応は出来ないとの事。)
基本テーブル席は使用せず、カウンター席のみで営業。テーブル希望の場合は店の人に申し出る事。

初投稿者

ミッポTミッポT(3059)

最近の編集者

編集履歴を詳しく見る

ブログに店舗情報を貼る

食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!

従来の問い合わせフォームから問い合わせる レストラン情報編集のガイドライン

この店舗の関係者の方へ

食べログ店舗会員(無料)になると、自分のお店の情報を編集することができます。

店舗会員(無料)になって、お客様に直接メッセージを伝えてみませんか? 詳しくはこちら

周辺のお店ランキング

浅草×とんかつのランキング(点数の高いお店)です。

  • 1 とんかつ ゆたか - 料理写真:

    とんかつ ゆたか (とんかつ、居酒屋、日本料理)

    3.68

  • 2 ぱいち - 料理写真: どの料理も絶品!!

    ぱいち (洋食、とんかつ)

    3.48

  • 3 とんかつ じゅうろく - 料理写真:

    とんかつ じゅうろく (とんかつ、居酒屋、日本料理)

    3.48

  • 4 とんかつ とお山 - 料理写真:

    とんかつ とお山 (とんかつ、カレー)

    3.47

  • 5 河金 - 料理写真:

    河金 千束店 (とんかつ、カレー、かつ丼)

    3.46

食べログ限定企画

店舗運営者の方へ