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店名 |
常盤堂雷おこし本舗 雷門本店(ときわどうかみなりおこしほんぽ)
|
---|---|
ジャンル | 甘味処、和菓子、肉まん |
お問い合わせ |
03-3841-5656 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
つくばエクスプレス 浅草駅 徒歩5分 浅草駅(東武・都営・メトロ)から128m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、VISA、Master) 電子マネー不可 |
個室 |
無 |
---|---|
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可(乳児可、未就学児可、小学生可) |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
1950年1月10日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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新宿でのクライアントとの飲み会では、先方も私に手土産を用意されていました。
帰宅して開けてみると、「常盤堂雷おこし本舗 雷門本店」の「雷神上磯部缶」です。私が大阪生まれだと知っているからか、「かなりベタな東京土産だな」と思いましたが、考えてみると一度も食べたことがありません。早速いただきました。
缶の中には、「白砂糖」と「黒糖」の2種類が、1個ずつ袋に入って詰められていました。コーヒーと一緒に食べたのですが、「白砂糖」の方はまあ普通の甘さと味、「黒糖」はそれと比べて少し濃厚かつ円やかな感じがあります。現代のお菓子には無い、素朴な味わいですね。
大阪にも、やはり銘菓である「粟おこし」や「岩おこし」があります。でも、この「雷おこし」に比べると、もっと平たくて、しかも硬いのです。味は少し似ているのですが、食感がかなり違うので、少し調べてみました。
この「雷おこし」は、米を蒸したあとに煎り、ふくらませたものに水飴や落花生などを混ぜて固めて作ります。一方「粟おこし」は、先に米を細かく砕き、水飴などで固めて作るのだそう。「岩おこし」は「粟おこし」よりも、更に細かく米を砕くので、隙間が無くなり、正に岩の様に硬くなるのだとか。確かに「雷おこし」は、私の知っている「粟おこし」よりも、かなり柔らかめだと思います。
原料はほぼ同じなのに、作り方でこんなに変わるのですね。
江戸時代末期の露天商が起源の「常盤堂雷おこし本舗」さんが、浅草に店を構えたのが1892年なのだそう。1世紀以上の歴史を持つお店ですが、時代の変化に合わせて味を変えられているのだとか。大阪のおこしより柔らかめではあるのですが、これでも現代人の嗜好からは硬いらしく、新しい商品は米粉に小麦粉やデンプンを加えて柔らかくし、水飴の量を減らして硬さと甘さを抑えているのだそうです。やはりどんな業界でも、伝統を守るだけでは駄目で、それを活かしながらも革新が必要なのだと、改めて感じました。
小さなお菓子ですが、色々と考えさせてくれます。それよりも、東京に住んでそれなりに長いのですが、やっと食べられたことにも感謝ですね。
ご馳走様でした!