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寒いときには旨いお蕎麦でカレー南蛮だね!
すっかり冷え込んできましたね。
木枯らしが吹き荒ぶ、西浅草・六区の界隈。
暑い国からやって来た観光客たちも、急いでユニクロでダウンジャケットを買い込んだりして、日本の寒さにびっくり!
まるごとにっぽんもドン・キホーテも、街に溢れかえる外国人観光客を一人でも多く取り込もうと、あの手この手でしのぎを削ります。
そんな街の変化などお構いなしの「翁そば」さん。
お店の歴史は100年超!
この街を具に見続けてきたお店です。
お昼の暖簾は、11:45と、やや遅く上げられます。
此処のおかみは、浅草の老舗にありがちなお高い感じは微塵もありません。
「寒い中、お待たせしてしまって、本当にすみません・・」と、勝手に待っていた我々に、なんという優しいお声掛け。
注文は、迷うことなく「カレー南蛮」。
今日みたいな寒い日には、この上ないご馳走です。
さあ、殆ど待たずにできあがり!
褐色のルーが、丼の縁すれすれに、なみなみと。
まさに表面張力のなせる技。
溢れないかヒヤヒヤするほどの気前よさで、これを粗相なく配膳できるおかみはやっぱり凄い。
大盛り(750円)にしたから、ルーの下から掘れども掘れども蕎麦が出てきます。
褐色のルーは、とろとろ熱々にして、キリッとスパイシー。
後入れで柔らかな鶏肉はあっさり。
玉葱や刻み長葱とともに、大切なキャストです。
ああ、旨かった!
最後の一滴まで汁を飲み干して、箸を置きました。
むじなそばは裏メニューなのだけど、こんなにみんなが頼んだら、裏メニューじゃないよね。
浅草の街を埋め尽くす、インバウンド観光客。
アジア人、欧米人、老若男女、いろんな言葉が飛び交っています。
天丼、蕎麦、洋食、ラーメン屋・・
歓迎光臨、ウェルカム!
有名な食事処はどこも、英語メニュー、中国菜単を片手に、客引きに余念がありません。
なんだか、この街の様子が大きく変わってしまわなければいいのですが。
そんな雑踏を通り抜け、六区の路地裏へ。
ご存知「翁そば」さんを久しぶりに訪ねます。
残念ながら、ここも最近は行列が結構できていますね。
でも、外人さんというよりも、日本人の常連さん中心ですけれど。
ようやく席が空きました。
一生懸命接客に勤しむおかみ、汗だくで蕎麦を湯がくご主人。
とても腰が低くて、お客さん思いです。
浅草にしては珍しく・・というのは余計な一言かもしれませんけど。
さて、今日はおなじみのカレー南蛮にしようか、それとも、ちょっと汗ばむから冷やしたぬきにしようか?
ふと向かいの席を見たら、美味しそうに油揚げと揚げ玉の両方入っている奴を食べている。
そうだ!むじなそばという手がありました。
この「むじなそば」(600円)、お店の品札には書いてありません。
要は、裏メニューということなのでしょうが、見渡すと結構たくさんの人たちが食べている。
だから、裏メニューもへったくれもないと思うのだけれど・・
さあ、できました!
煮締めた油揚げ、香ばしい揚げ玉がぎっしり。
たくさん食べたいなら100円プラスで蕎麦も大盛りにできます。
ここの蕎麦は独特な平打ちで、冷やすとしっかりしたコシが出て、するするととても美味しい。
汁もキリッとしていて、油揚げや揚げ玉と一緒にもぐもぐ噛み締めるたびに、たまらない旨さです!
蕎麦湯を注いで汁まで啜ってごちそうさん!
この旨さ、外人さんたちにはわからないだろうな。
浅草六区の路地裏で、熱々たっぷり旨いカレー南ばん。
(2015/04 再々稿)
外国人観光客で賑わう浅草寺の参道から、伝法院通りへ。
すっかり六区の新名所となったドン・キホーテなど、もはや店内は中国語のポップだらけです。
いっぷく横丁と呼ばれる路地へ入り、久しぶりに「翁そば」さんへ。
こんな何ということのない路地裏横丁の名前が付いているところに、浅草という街の歴史を感じますね。
今回は、此処名物のカレー南蛮を、常連さんお馴染みの「ルー別」で。
要は、締めた蕎麦と熱々のカレー汁が別個に出てくるわけですね。
独特な太打ち蕎麦のコシの強さと硬さを楽しみたいという常連の声は強くて、麺だけを冷たく締める「冷あつ」という頼み方を前回ご紹介したわけですが、今回のルー別なるものは、さらに徹底したやり方なわけです。
相変わらず笑顔の接客が印象的な若おかみ。
東京の古い蕎麦屋でこういう腰の低い人、ちょっと見たことがありません。
眼の前に運ばれてきたルー別はなかなかの圧巻ぶり。
これ、一緒に盛るよりも総量が少し多いんじゃなかろうか?
たっぷり盛られた蕎麦は、例によってきゅっと締まって、熱いカレー汁につけても、なおも張りと硬さが保たれます。
どんどん食べてもなかなか減らない旨い蕎麦に、相変わらず満足感は高いですね。
熱々カレー汁は、冷たい蕎麦をつけているうちにちょうど飲める温さになっていきます。
後入れの玉葱と柔らかな別茹での鶏肉は、変わらぬ旨さ。
伸びの良い餅とカレーの出会いも楽しく、そして途中で卵を崩して、コクを楽しんで。
大勢の人が訪れる国際観光地にありながら、何時も変わらぬ安くて旨い蕎麦を食べさせてくれて、本当に感謝感激ですね。
(2013/02 再稿)
旨いものが山ほどあるのが、浅草の奥の方。
観光客も疎らになる路地裏の、翁そばさんへ。
お昼時、地元の旦那衆に混じって、カレーそばを啜ります。
今回は、餅と玉子をトッピング。
両方足しても100円プラスの700円で、何かと食い物の高いご当地にあって、本当にありがたいですね。
きりっと出汁が効いてスパイシーなカレー汁は、良い意味でとても個性的な下町の味。
ふんわり仕上げた鶏ささみはカレーに煮染まっていなくて、汁と具の、この微妙なコントラストがまた良い。
トッピングの餅も玉子も、一見、汁の下に隠れています。
餅を取り出してみると、結構大きい。
焼き目の香ばしさが残っていて何とも言えない旨さです。
今回、入れてみてその効用に改めて驚いたのが、玉子。
下の方に隠れて居た玉子が溶け出すと、カレー汁ががらっと表情を変えてまろやかに。
これは入れた方が絶対旨い、お勧めですね。
コシのある太打ち蕎麦。
捏ねる作業に機械を使うから手打ちとは言わないのだそうですが、一家総出で朝から打つ、渾身の自家製、手製の蕎麦です。
冬でもいつも頼むのは、ひやあつ。
冷やしてきゅっとなった蕎麦と、熱々カレー汁の出会いがまた良いのです。
蕎麦のコシといえば、夏の間はちょくちょく「冷やしたぬき」(450円)を食べていました。
香ばしい揚げ玉がたっぷり、コクのあるカエシに浸った太打ち蕎麦が、凄く合うんです。
もちろん、冬に食べても旨いですよ。
(2011/12 初稿)
最近では浅草の良さが見直されて、観光客は年間2,000万人も訪れるのだとか。
東京スカイツリーが街開きになれば、さらに賑わいを増すのでしょうね。
浅草の顔はなんといっても雷門と観音様。
新仲見世から北西へと歩いていくと、そこには昔ながらの演芸の街の表情も。
それに、浅草寺の裏手には、古いアーケードで営まれる昔ながらのご商売。
流行とは無縁な履き物や鞄を商う店、おでん屋、煮込み屋、もつ焼き屋・・・・・
昭和の香りがまだまだ色濃く残りますね。
そんな浅草六区の路地裏に、この街で長年愛される「ざっかけない蕎麦屋」があるよ・・・・と。
しろくま1124さんが教えてくれたのが、今回訪問した「翁そば」さんです。
路地を曲がった、地元の人たち以外なかなか眼が向きにくい立地に、昔ながらのお店構え。
それでも昼時に伺ってみると、次から次へと、馴染みのお客さんがやってきます。
長い時間に煤けた店内もまた、ちょっと草臥れた感じで、昔からある「普段使いの蕎麦屋」の雰囲気満点です。
スポーツ新聞を見ながら、テレビの音に時々顔を上げる、そんな常連たちが口数少なく、蕎麦を啜っています・・・・
品書きを見ると、中心客単価は500~600円前後かと。
勘違いしたような店が多くなってしまった高級な蕎麦屋とやらに、爪の垢を煎じて飲ませてやりたいものですね。
注文はもちろん、常連たちも揃って頼む一番人気の「カレー南蛮そば」(600円)を。
あまり時間もかからず、サッと出てきた一杯からは、たまらないカレーと鰹出汁の良い香り。
丼の縁すれすれまで注がれた、とろみのあるカレー汁は、深く黒っぽい褐色。
とても個性的な表情をしていますね。
中から手繰る蕎麦は、少し硬めの中太に打ち上がった、これまた個性的な蕎麦。
旨いカレー汁をたくさん持ち上げてきます。
手打ちのするするとした喉越しで、盛りで食べても旨いでしょうね。
褐色のカレー汁は、まろやかさの中に微かにほろ苦い後味を感じます。
鶏ささ身や玉葱が乗っていますが、どちらも煮込まれていなくて、適度な歯ごたえが。
玉葱を別のせにして甘味を抑え、鰹ベースの出汁はあくまできりっと。
カレーの微妙なスパイシーさを引き出すための調理法でしょうか。
普通盛りを頼んだのに、どんどん麺が沸いてくると感じるボリューム。
でも、カレー汁の奥深さからか、最後まで飽きることなく食べられます。
この翁そばさん、すでに創業以来、100年近い歴史もあるのだとか。
震災も戦災も潜り抜け、浅草の皆さんの生活とともにあったわけです。
でも、そんなことを鼻にかけることなく、まったく飾らないお店の位置づけを代々頑なに守っている。
その腰の据わった考え方が凄いですよね・・・・・
これからも下町の普段使いに重宝する、そんな生業はずっと続いていくのでしょう。
新しい年が、穏かな一年でありますよう。
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高くて旨いは当たり前
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店名 |
翁そば(おきなそば)
|
---|---|
ジャンル | そば、うどん、カレーうどん |
お問い合わせ |
03-3841-4641 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
つくばエクスプレス浅草駅から徒歩約2分。 浅草駅(つくばEXP)から119m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
24席 (テーブル12席、小上がり12席見当 相席が基本です) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 徒歩5分以内にコイン・パーキングあり |
空間・設備 | 座敷あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
オープン日 |
1914年 |
お店のPR |
庶民の味・カレー南蛮、これが翁そば
何世代も受け継がれた味が、今も絶大な支持を集める翁そば。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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今年はどちらかというと暖冬だったから、桜の開花も大幅に早まりそうな浅草界隈。
翁そばさんのある奥浅草には、気の早いお花見気分の観光客が大勢やって来ています。
以前と違うのは、やっぱり外国人の存在感。
桜の季節は浅草のオンシーズンなのだけど、日本人よりも彼らのほうが存在感がありますね。
翁そばさんの前まで来たら、女性客が2組、順番待ち。
店内には、サラリーマンのお昼と観光のお客さんが、半々くらい。
此処は、曜日や時間帯でも、お客さんの層がガラッと変わりそうです。
優しいおかみに歓待されて、相席のテーブル席へ。
今回は、カレーを「ルー別」でお願いしましょうか。
ふと壁を見たら、なんと3/18(月)からの「値上げ」のお知らせが。
安値で頑張ってきた翁そばさんもとうとうか・・と思いきや、メニュー価格の変更ではなく、所謂「常連さんサービス」への少額課金のよう。
カレーのルー別は30円増し。
カレーの辛口、きつね、きつねとじは50円増し。
きつね類は、たぬきにきつねをいれる、要はむじなそばを含んでのことでしょう。
他の店がやるなら少々面白くないかもしれないけれど、いつも平身低頭お客さん思いの翁そばさんのこと。
まあ、仕方ないかな?
値上げ前の駆け込みセーフとばかりに、ルー別で大盛りカレーを。
これからは、750円が780円に変わるわけですね。
独特な平打ちの旨いそばが、丼にたっぷり!
もう一つの丼には、とろみのついた褐色のカレーが八分目くらい盛られています。
これ、ひとつのどんぶりに両方入れたら、たぶん溢れてしまうでしょう。
だから30円アップくらい、甘受せざるを得ません。
とろみのカレーは、相変わらず独特なスパイシーな旨さ。
たっぷりカレーにくぐらせても、ルーはたっぷり。
葱をぶちこみ、七味をぶちこみ。
ああ、旨いなあ!
いつも通り、美味しいカレー南蛮をたっぷりいただきました。