ギャラリーと猫で有名なカフェです : ギャラリー・エフ

ギャラリーカフェで看板猫がいる店って、最近ではめずらしくないが、こちらのお店は1997年からの営業。
売りとしては、店の奥に明治時代からの蔵があり、登録有形文化財として歴史的価値があること。
芸大出身のオーナーが店や億の蔵をギャラリーとして多くの企画・展示・イベントを行っていること。
看板猫がいること。
あの吸いネコでおなじみ坂本美雨さんもよく遊びに来られるそうです。

看板猫で有名になった「銀次親分」は数年前に他界。現在は、すずのすけという猫がいらっしゃいます。
お店のブログ（銀次親分日記）やツイッター見てるだけでも楽しい。（書籍も出ています）

昼間はカフェ、夜はカフェバーとして営業。
家族経営だそうで、オーナーの弟さんや、お母様も働いています。

カクテルなどのお酒のメニューはかなりたくさんあります。
食事もありますが、ラストオーダーが９時半頃までと少々早め。
お食事はまあまあですね（笑）
それでも、雰囲気はいいんですね。
気まぐれに看板猫ちゃんが近づいてくることもある。

オーナーが女性なので、やわらかい雰囲気を感じるお店です。


■■■（2015年12月　蔵でのライブにて再訪）■■■
12月は毎年、蔵を使用して様々なミュージシャンや落語家の方などがライブを行う企画をやっています。
「１度蔵に入ってみたい！」という好奇心もあり、ある方のライブに行ってきました。

受付が開演の１時間前からとのことでしたが、座る席が前列の方がよかったので、早めに行きました。
入場の際、チケット代と別にドリンク代500円を支払います。
開始時間前には、ほぼ予約客が全員集合しました。

蔵でのコンサートはすばらしかったし、はじめての経験でした。
定員は２５、６名のようで、蔵の２階は５，６名が入ります。通常は１階席ですが、希望すれば
２階席を予約できます。私は２階席しか残ってなかったので２階席でした。

2階席は、中央にくり抜かれた吹き抜け（80cm×80cmくらい？）の格子を取り、下をのぞき込むようにして見ます。
座布団や布団がしいてあり、そこに適当に寝ころんだりしながら見るのですが、座る位置によっては
ステージ片方が全く見えません。きちんとライブを楽しむという点では物足りない印象もあります。
しかし、２階はエアコンがあるので温度的には最適で（１階は冬は寒いらしい）、
また出演者たちが楽屋がわりにしていたので、フランクに会話を楽しんだり、握手をしてもらうことも可能だと思います。
なんだかんだで楽しめました。

全体的な印象として気がついた事。

・通常ライブハウスやホールなどでチケット代と別にドリンク代を徴収されることはよくあるのですが、
蔵の中に持ち込むことはできないようでした。（誰も持ち込んでる人がいなかったようなので・・）
ライブ開始１０分前くらいに来たお客さんなどは、ドリンクを注文したのに、飲むことができずそのままライブが開始してしまいました。

・カフェで開演を待ってる間、まわりの人は、ドリンクを注文したのにそのまま放置されてしまったり、お水を頼んでいたお客さんも忘れられてしまっていたようでそのままライブが開始してしまいました。
ドリンク代がただのお布施になってしまうのは、あまりよろしくないかと（笑）
また、ライブ開始の直前に誰かのテーブルにケーキを運んでいました。1分で食え！って感じですかね・・（笑）

・私は、この場所でのライブがはじめてだったので、いったい何時くらいに行けばいいのか、カフェで食事は食べることができるのか、
蔵の中ではドリンクを持ち込めるか？　ライブの所要時間はどのくらいなのか？　わからないことだらけでした。
また蔵の２階席が、あんなにステージが見えない場所だということも当日はじめて知りました。
前売りチケットを買うときは、チケットの値段も同じだったし、特に何も言われなかったので。。

まあ、結果的に楽しめたのでよかったのですが、座る場所によっては全く見えないので、もしかしたら怒る人もいるのではないか、と。。。
事前にライブ当日の注意書きなどを配ったり、ホームページに記載してみてはどうでしょうか？

・また、通常営業日に何度か伺っておりますが、、店員さんを呼んでも気がついてくれなかったり、頼んだものがこない事が
あったので、、今回のようにドリンク代を払ったのに、ドリンクがこないお客さんの例もあり、接客サービスの点では多少課題があるかと思います。
まあ、そこが家族経営らしいのんびりとした雰囲気がいいところなのですけどね。。

（追記）
・１つ気になっていたのですが、オーナーの方が少々機嫌が悪いように感じました。勘違いかもしれませんが、終始笑顔がなかったような・・
　疲れていたのかもしれませんが・・・・でもチケットを予約しに行ったときも「時間に遅れたら入れませんので！」と笑顔なしでキッパリ言われました。
　・・・まあこれ以上は・・気にしないことにします。好きなお店なので。