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店名 |
大黒家天麩羅 本店(だいこくやてんぷら)
|
---|---|
ジャンル | 天ぷら、天丼 |
お問い合わせ |
03-3844-1111 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
浅草駅 東京メトロ銀座線(1番出口)・都営浅草線(A4出口)・ 浅草駅(東武・都営・メトロ)から293m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥2,000~¥2,999
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
200席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり、ワインあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
オープン日 |
1887年 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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梅雨入りした雨の週末。コロナ禍の余波でインバウンドの去った浅草は閑散とし、雨のなか途方に暮れる人力車の車夫らが気の毒で仕方ない。
新調された雷門の大提灯をくぐり人通りのない仲見世を通って伝法院通りに出る。下馬のあらために襟を正し、まだシャッターの下りている商店街を抜けると、いつもならうんざりするほどの行列がそこにはない。
まさかの一番乗り、時計を見れば開店10分前。支度をしに出てきた仲居さんと挨拶を交わしつつ待つと、店内では開店前の朝礼が行われているようだった。
やがて暖簾が出され店内へと通される。後客は2組のみ。がらんとした店内は客より店員のほうが多いようにも見える。こんな景色は恐らく二度と見られないかもしれない。
間髪入れずに来た店員にえび、きす、かき揚げの天丼を注文。手持ち無沙汰に品書きを眺めていたら、天丼にお吸い物と小鉢のつく天丼定食があることを知ったが、気後れしたのでそのままにしておく。
後からパラパラと客が入ってくるが、それでもここが世界的にも有数の観光地のそれも超有名行列店だとはにわかに信じ難い。
着丼。蓋から飛び出したえびの尻尾が江戸前天丼っぽさを演出しているのだろうか。蓋を開けると横たわるタネはどれも黒い。揚げ過ぎでも油のせいでもなく、この店の天ぷらはこういうものなんだと。その証拠に箸で持ち上げてみたタネはしんなりしっとり、いただいても古い油の嫌な匂いなど皆無。
小えびのかき揚げに大ぶりな無頭えびと、えびフリークが小躍りして喜びそうなラインナップ。きす天なんて久々にいただいたかな。
ただ、ちょっと苦味が口に残る。この苦味が江戸っ子の粋なんだと言われればそれまでだけど、最初は面食らってしまった。天ぷらをどけてたれの染みたご飯をほじくり出していたら、おまけのししとうを見つけたが衣をまとい過ぎて何だか分からない。
もうずいぶん前になるが、天婦羅に凝って浅草に通い詰めた時期があった。その時分に「三定」「葵丸進」「尾張屋」などを訪れたものだが、こちらだけ未訪問のままだった。もちろん理由はうんざりするほどの大行列。まだ日本が観光立国宣言する前、浅草はおろか秋葉原にようやっとアジア系インバウンドが出没し始めた頃合いだったろうか。その時点で既に行列がこの店の風物詩だったので敬遠していたように記憶している。
そして念願叶っての訪問。拍子抜けするほどさっと入れた挙げ句、出てきた天丼が想像の斜め上をいっているのもあり、人気行列店訪問への達成感や充足感よりもノルマをこなした安堵感のほうが強かった。