舟和 本店
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店舗基本情報
| 店名 |
舟和 本店（ふなわ）
|
|---|---|
| ジャンル | 和菓子、甘味処、喫茶店 |
| お問い合わせ |
03-3842-2781 |
| 予約可否 |
予約不可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
都営浅草線浅草駅下車 徒歩８分 浅草駅（つくばＥＸＰ）から294m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
￥1,000～￥1,999 ￥1,000～￥1,999 |
| 予算（口コミ集計） |
￥1,000～￥1,999
￥1,000～￥1,999
|
| 支払い方法 |
カード可 （VISA、Master、JCB、AMEX、Diners） 電子マネー可 QRコード決済可 |
席・設備
| 個室 |
無 |
|---|---|
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | 落ち着いた空間 |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 一軒家レストラン |
| サービス | テイクアウト |
| お子様連れ |
子供可 |
| ホームページ | |
| 公式アカウント | |
| オープン日 |
1902年 |
| お店のPR | |
| 関連店舗情報 | 舟和の店舗一覧を見る |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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芋ようかんの大家として名を知られる老舗和菓子舗だけど、みつ豆を考案し売り出したのも「舟和」だということはあまり知られていない。
1Fの売店ではおなじみ芋ようかんを購入できるが、今回は2Fの喫茶でパフェをいただくとしよう。
なぜなら地元近くに「舟和」の工場があって、浅草くんだりまで出てこなくてもできたて芋ようかんを買うことができるから。むふふ。
ちなみに芋ようかんはそのままいただいてもいいけど、バターを乗せて焼くとスイートポテトみたいになって美味しさマシマシなのだ。むふふ。
外を歩くとじんわり汗ばむ季節になってきた。通年あまりアイスを食べないのだが、こういう気温が急激に上がって体温調整がうまくいかないときには、人類史上最高の贅沢嗜好品に頼ることにしている。
名物の芋ようかんをあしらった芋パフェをオーダー。
アイスで冷えた体を温めるにはホットコーヒーだという、よく分からない理念のもとに2種類あるコーヒーの中からエクセレントを選択。
酸味が強いトラジャブレンドよりも、スイーツやアイスと相性のいいという苦味の強いエクセレントを勧められたからだ。
そんな親切な店員に窓際のカウンター席に通され、これが浅草の目抜き通りのひとつでもあるオレンジ通りを見下ろせる。
すぐ斜向いの「満願堂本店」で芋きんソフトを買い求めた女性客らが、店の周囲にたむろしてアイスを夢中で食べている様を、これまた芋パフェを頬張りながら眺める。
明治の世にはミルクホールというものが存在した。
令和の世にはビアホールが活況だ。
それにあやかって、みつ豆ホールというものが浅草につくられた。それが後のここ「舟和本店」である。もちろん建物は当時のものじゃないけど、どことなく往時を忍ばせるレトロチックな意匠デザインがそこかしこに見受けられ、狙っているのが分かる。残念ながら店員の制服はごくありきたりだけど。
と、かつて六本木ヒルズに「みつ豆ホール」なるものが存在していたらしい未確認情報をキャッチ。店員の制服も当時隆盛を極めていたメイド喫茶の影響も手伝ってか、大正ロマン風だったとか。
もし、ここ本店を新・みつ豆ホールとするならばもっと徹底的にやってほしいぞ。たとえば「椿屋珈琲店」や「馬車道」みたいに。
和菓子を無理矢理パフェ仕立てにした、とまでは言わないが芋フレーバーのアイスと芋フレーバーのソフトクリームの下には芋ようかんもしっかり隠れている。これだけ芋づくしでももちろん飽きずにこれが絶品。
なんだけど、アイスと芋ようかんの層以外はぎっしりとコーンフレークの層が延々と続く。カリカリした食感はアクセントになるけど、ここまで多いとちょっとね。
それなりにボリュームがあって900円ちょっと、系列店の「ふなわかふぇ」でも食べられるみたいだけど本店で食べることに意義がある。という謎の使命感がつきまとう。
また工場に芋ようかんを買いに行こうっと。