食べ歩き大好き店主さんの絶品カレー！ : スパイスパレット

【2023年8月14日再訪問】

2023年神田カレーグランプリ・スタンプラリー　14日目
獲得スタンプ数／目標スタンプ数→９／７１

今年のお盆休みは入社以来、初めての６連休。珍しく平日の非稼働日となったこの日は、平日のランチタイムのみの営業時間となるお店のスタンプを集めておこうとしたのですが…お店もお盆休みだったり、臨時休業となっていたり…で、アテは大きく外れて…となれば、夜営業自体も行っているお店は少なく…という事で絞った末の候補店で唯一残ったお店がこちら。ちょっと意外でした。夕方の６時から15分程前に到着すると先客はゼロ。私に続いて男性２人１組の入店アリ。

夜は基本的にはバータイムですが、こちらの店主さんは「神田カレーグランプリ」の伝説のマイスターだけあって⁈カレー目当てのお客には寛容。カレーのみ、夜も単品のみの注文はＯＫとなっています。「チキン＆キーマ」のみ注文です‼︎

７分程の待ち時間での到着。過去４回の訪問で、３回がこのメニューの注文としていましたが、初めて食べた３年前から全く変わらず…という事で、何回もレヴューで上げているので、今回は内容については割愛しますが…非常にマイルドなカレー２種類に合わせて盛られたアチャールの内、抜けて辛いゴーヤは、やはり秀逸だな…と。辛いモノが苦手な人には少しシンドいレベルかもしれませんので、早い段階で多くのカレーと混ぜて食べてみる事をおススメしたいと思います。

なお、今年の「神田カレーグランプリ」では、「北斗の拳」のカードを先着でプレゼントして貰えますが、こちらでの提供方法は遊び心満載。この辺も伝説のマイスターかな⁈と。

ご馳走様でした。

【2022年9月9日再訪問】

2022年神田カレーグランプリ・スタンプラリー40日目。
獲得スタンプ数／目標スタンプ数→４０／８３

この前日、２週連続でフラれたお店に行った…というレヴューを挙げましたが、こちらも日こそズレはしたモノの同じ状態となっていたお店。金曜日の夜、早く終業出来たという事で向かい、７時を数分回った頃に到着すると、先客はゼロという状態…私の後からすぐの後続客が１人だけいましたが。

メニューを見ると、前年との変化は無い模様。元々２種類しかメニューが無く、その相掛けを加えて３メニュー…結局のところその「チキン＆キーマ」しか食べた事の無い状態。それだけにランチタイムの「限定カレー」が気になるな…と念の為マスターに聞いてみるとあるとの事！この日のメニューは「せろり香る夏野菜の冷やしカレーfeat.薩摩ハーブ悠然どり」。このディナータイムにはランチタイムの価格にプラス110円で提供してくれるとの事でしたのでお願いしました。

５分程の待ち時間での到着です！どうやら冷たいのはカレーだけで、ライスは温かい！さて、実食！冷たいカレーのせいか、初めはその強さに気付かなかったハラペーニョの辛さ。ひょっとして、トマト？と思っていたのも、どうやら…。しかしこれが不思議なんだなぁ…。幾度と無く書きましたが、私は強い唐辛子は他のスパイスを殺してしまう様で、あまり好きになれず…も、このカレーはそれが美味しい！というのも、カレーピラフと思って食べていたのは、実はターメリックライス。それだけ舌に馴染み、旨味として取り入れられている！カレーの冷とライスの温が想像以上の相乗効果かも！

辛さ強めのカレーはその温度が高い程に、その燃える様な感じから、途中で手が止まってしまう事も多いのですが、冷たいとそんな事も無く、どんどんとスプーンは進む。これって意外と大事な事かと。舌の旨味緊張感が途切れませんから！

それでも舌の痛みが強くなれば…添えられたアチャールで！酸味と辛味が混じれば、またリセット！このアチャールがまた美味しくて！更にはチキン！しっとりタイプの蒸し鶏に仕上げている事が、これまた大きなポイントだろうな…と！

やはり「神田カレーグランプリ」に於ける伝説のマスターの作るカレーってちょっと違うな！と。ランチタイムに来れば今回の様なレギュラーメニュー以外でも食べられるのかな⁈

ご馳走様でした。

【2021年11月2日再訪問】

2021年「神田カレーグランプリ」スタンプラリー62日目。

また残業で予定よりも帰りの遅くなってしまったこの日。途中で割り切って帰ってしまい、終バスにギリ間に合う電車に乗れたモノの、空腹に耐え切れず…営業状況が不明であったこちらが空いていたら終バスを諦め、閉まっていたら晩御飯を諦めようと…で、平日夜の８時40分に到着すると…営業しており、これにより潔く終バスを諦める事にしました！

店内に先客はゼロ。なんと貸切状態！これはさすがに初めてです！私の退店時に入れ替わりで入って行ったお客がいましたが…随分と営業を自粛されていたので、営業している事を知らない人も多いのかもしれませんね。店主さんに「何処でも！」と言われたので、奥まった席に着かせて貰いました。

悩んだ末に結局今回も過去の訪問時と変わりなく「チキン＆キーマ」を注文する事に。どちらかなんて選べないんで！

５分とちょっとの待ち時間での到着となりました！変わらぬヴィジュアルで！となれば…過去のレヴューと内容は一緒になるので、割愛…美味しさも変わらずで！一体、なんででしょうね…日本人が作るスパイスカレーはこんなにもインド人の作るスパイスカレーと異なるのか…？味がマイルドでも全くボヤけず、しっかりとしているというか…ちゃんとスパイス感がしっかりしているんですよね。キーマもチキンも素材の味をベースに勝負して来ているというのに…。アチャール類も秀逸。食べ始め早めの全混ぜで美味しく完食です！

退店の際、進捗状況を聞いてくれていた店主…そう、スタンプラリーへの参加者には伝説を残したとされる先輩。端から順にスタンプを押して行って「グランドマイスター」になったという！昨年は自粛をして「フリーコース」のみでマイスターになるも、今年はまた「グランドマイスター」に返り咲いてから卒業を考えているとの事で…。ちょっと寂しいですね！それだけのマニアだからこそのこの味という気もしているんで。過去の栄光にも「あの頃は暇だったんで…」と。お店はいつまでも続けて下さい！ファンは多いと思うので！

ご馳走様でした。

【2020年11月17日再訪問】

この日も「神田カレーグランプリ」の「Ｅコース」への参加店へと訪問。スタンプを貰いながら各店舗を廻る事で、色んな素晴らしいお店の発見も出来ているのですが、中には過去に訪問したお気に入りとなっているお店も数店。明らかに美味しい事が分かっての訪問は最初から気が楽で…そういう意味では、このコースには好きな店舗がいくつかあり、他との比較の上では一番構えなくても良いかもしれません。こちらもそんなお気に入りのお店の１つ。約半年振りの訪問です。

到着したのは平日の夜７時過ぎ。店内には常連さんらしき女性のお一人様と男性２人組のみ。店主との会話から、かなり距離感が近そうです。前回も夜の訪問だったのでランチタイムのメニューはよく分からないのですが、この時間帯のメニューはアルコール類とおつまみが中心。ただ、前回のチキンカレーとキーマカレーのダブルとなる「チキン＆キーマ」が本当に美味しかったので、これをまた食べる事にしました。

10分弱での到着です。やっぱり食べ易くて美味しい！こちらの店主はカレーマニアなんだそうですが、そんな方が作る割には入口のかなり広い味です。チキンカレーにはクリーミーな甘さを感じる旨味が、キーマカレーには肉の甘さを感じる旨味があり、カレーとしては、いずれも甘さを感じる穏やかな仕上がりとなっているんです。ただ、副菜がその分刺激的で…。人参・玉葱・ゴーヤのアチャールが添えられていて、いずれも酸味が程々に強い仕上がりとなっているのですが、ゴーヤには強めの辛さも。それ故に、このメニューは全部混ぜて食べた方が絶対に美味しい筈なんです！前回、食べている途中でそれに気付き、今回は初めの方で実践。混ぜる事でその奥深さを垣間見る事も出来た様な…。実際、これだけ種類の少ないメニューに惹かれて集まって来るお客も店主に負けずにカレーマニアなのかもしれません。店主と考案中のカレーに使用するスパイスの話で盛り上がっていたので。

私が会計を済ませてスタンプを押して貰っている間、店主は私にも話し掛けて来てくれました。こんな対応が距離感を縮めているのかもしれませんね。また来ます。

ご馳走様でした。

【2020年6月2日初訪問】

秋葉原駅「昭和通り口」から同通りに出て、交差点で渡ってから御徒町方面へ向かって行く途中にある建物の２階にあるお店。隣のビルの１階には飲み物系のカレー屋さんがあり、皮肉にもこれが分かり難い同店の目印と言えるでしょう。

この日も月初で仕事が立て込んだ為に少しだけ残業。これにより、晩御飯は通勤経路上にある駅から行けるお店から選ぶ事に。…と、前日に訪問したお店に向かう途中で営業しているのを見つけたこちらへと向かう事にしました。

いかにも雑居ビルっぽい建物の階段を２階迄登って行くと、そこにあったのは、未だ内装が綺麗な為に外装とのギャップに少し驚いたお店。カウンター席の１番奥には女性のお一人様が先客としているだけでした。

初訪問だったので、思いっ切り悩むつもりでしたが、①チキンカレー、②キーマカレー、③チキン＆キーマ、しかカレーメニューが無いとなれば、両方愉しめる③を注文です！そして、10分弱の待ち時間での到着です。

皿の半分にチキンカレーが盛られ、その反対側には玉ねぎと人参のアチャールに見るからに辛そうなゴーヤ。その境目にターメリックライス、その上にキーマカレーという構造。

先ずはチキンカレーから。意外や辛さはかなり抑えめのマイルドな味わい。チキンカレーにしては珍しくクリーミーなのが特徴かもしれません。これには店主の計算が…そう、先述の辛いゴーヤです。これと一緒に食べれば、程良い辛さと旨味がコラボして行く事に…となれば、そちらにばかり気が行ってしまいそうですが、そうでありながらも、鶏の旨味もしっかりと味わえる、よく出来たメニューです。

そしてキーマカレー。少しチキンカレーとゴーヤの組み合わせのインパクトが強すぎて霞みがちという人もいそうではありますが、こちらもジューシーで挽肉とスパイスのしっかりとした味も。やっぱりこちらも辛さは控えめのマイルドタイプ。噛みしめる事でジンワリと味の深みを感じる事も出来るので、大事に食べたいメニューです。それにしても、こちらとターメリックライスの組み合わせは一体化したかの様な美味しさでしたが…ご飯の仕上がりにも拘っているんでしょうね。相当カレーが好きな店主さんなんでしょうね。

最後には２つのカレーを混ぜて…下北沢発祥とされる、混ぜカルチャーも取り入れている様で、その後の味も計算されていたんでしょうね。両者の味が活きた、また別の味に変身！

こちらのお店、食べログによると、昨年の秋に昔からある同ビル内にオープンした模様。道理で外装と内装のギャップに驚くだけの事はあったんですね。それにしても、最近の秋葉原は凄い。末広町駅付近迄をその範囲とすれば、私の様な食生活を送っている人間にとって、超ハイレベルなお店がどんどん集まって来ている気が…。その勢いを代表する様なお店と言っても過言でないと思います。近い内にまた来ます。

ご馳走様でした。