✽ 巴蜀の荻野シェフとのコラボ : 中国意境菜 白燕

博多駅近くで営業する『 四川料理 巴蜀（はしょく） 』 の荻野シェフと白岩シェフのコラボ食事会に伺いました。※ 因みに巴蜀とは四川省の別称です。

両シェフの料理を交互に食すイベントで。8/29〜3日間行われ、期間中は予約で完売。連日満員御礼。（SNSより）

荻野シェフはこの日初めてお会いするのですが、中国の伝統文化や歴史にも造詣が深いようで、それらを交えて提供する料理はとても興味深いものでした。

また、白燕の白岩シェフは手間暇を惜しまず提供する薬膳スープなどに定評があり、現在はJR東日本の豪華観光列車「四季島」の一部区間で料理も提供されています。

この日頂いたものは、写真（キャプション付き）をご覧頂ければと思います。

白岩シェフが作る梨と天然樹脂（桃膠 タオジャオ）の薬膳スープや、荻野シェフの前菜盛り合わせなど、いろいろ印象に残る料理でしたが、特に興味深かった料理の一例を挙げると、荻野シェフ が作る80年前に食されていた麻婆豆腐。
豆板醤を使わず豆豉を（トーチ）を使い辛みは唐辛子でつけていて、中でもいちばんの特徴が豆腐にあって「にがり豆腐」ではなく「石膏豆腐」と言う事。（石膏の主成分である硫酸カルシウムで凝固した豆腐）

豆腐の食感は絹ごしに似ているのですが、口中での崩れ方が更に柔らかい感じがしました。
豆腐は濃厚クリーミーなのですが、そうでないと固まらないそうです。にがりより固まり難いそうです。

麻婆豆腐の本場四川省は海から遠く離れているので海水から精製した、にがり（塩化マグネシウム）が使えなかったんですね。
そんなシェフの提供の背景を考えながら食べるのも楽しかったです。

ご馳走さまでした。

※ タイムライン外

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　　　　　　ー 以下は備忘録です ー

◎ 特別コース　 × 2
◉ 青島プレミアム　 × 2
◉ 陳年紹興貴酒10年　ボトル
◉ 紹興老酒（瓶熟成10年原酒100%）ボトル
◉ ウーロンハイ　数杯

合計（税込み）59,400円　／　２人
✽ 正直なところ…結構お酒を飲んだとはいえ、満足度で言えばちょっと値段が高い気がしました。

✔︎ イベントに関わらずカード利用可。

　　　ー 以上 ー

ご近所での食事です。

オーナーシェフは35歳、とっても人の良さそうな感じ、ひとりで切り盛りしています。

夜はコース料理のみで、単品のみのメニューはなくコース注文の方のみ単品追加メニューが設けられています。
この日はいちばん人気だと書かれていたスタンダードな6,600円のコースでお願いしました。

頂いたものは、写真とキャプションをご覧頂ければと思います。

先ずはアミューズのリンゴアメ。　えっ、と言うギャップがのっけからココロをわしわし掴みます。これ詳細説明すると面白くないので…このくらいで…サプライズです。

そして、前菜…円卓を模したクルクル回る台に三品乗っています。彩りも良くてこっちの調子もくるくるまわってきます。更に口に入れて…この段階でシェフのポテンシャルの高さが窺えて、ワクワク感もMAX。

その後…点心、薬膳、サブメイン、メイン、ご飯にデザートと結構な品数ですが、決して高級な食材ではなく、高い調理技術によって纏めておられます。。

ちょっと気になったのは、ワンオペなので、ポンポンとリズミカルではないところと、あとはボトルの価格設定にばらつきがあった事でしょうか。

追加の単品メニューの最後には、熊の手なんかもあって… そのポテンシャルは私の想像以上なのかも…

今度伺う時にはいろいろ考えてしまいます。

ご馳走さまでした。

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　　　　　　ー 以下は備忘録です ー

◎ シェフおまかせコース　9品　6,600円

・リンゴアメ
・前菜盛り合せ
・手作り点心
・季節の薬膳スープ
・サブメイン
・メイン料理
・〆のお食事
・デザート
・中国茶

◉ ジャスミンハイ　660円
◉ 紹興老酒10年　4,600円　
原酒（シングルバレルみたいなもの）に拘って瓶詰めでしかもリーズナブルです。　ボルドーグラスで頂きました。　

◉ 純十年陳花彫　瑠璃彩磁　9,500円
紹興老酒10年よりも更にカドがなくてまるい感じです。格付けチェックに出て来ればこっちが高級だと皆んなが言いそう。しかしカドも個性で味のうちなので、相方は紹興老酒10年がいいそうです。

✔︎ カードが使えます。
✔︎ シェフのポテンシャルが高い
✔︎ 留意…ワンオペで提供に間がある
✔︎ 気さくなオーナーシェフ

　　　ー 以上 ー