上野PARCO_ya６階、「金沢まいもん寿司」。【1st】 : 金沢まいもん寿司 上野店

金沢の人気回転寿司店が東京・上野に出店！

と、書いて、この店をアップしたのが、もう３年近く前になる。
その後、何度か訪問を試みたのだが、いつも行列で諦めていた。
再訪までに、時間を要した。


結論から書けば、今回も、北陸の旬を味わえる店として、稀少であり、タネのレベルも中の上クラス以上の一定レベルを保っているように感じた。


以下、価格は税別。写真掲載の順序。

「能登七尾湾産・赤西貝」(780円)
「北陸白身三昧(なめら・白そい・ほうぼう)」(660円)
「ほたるいか沖漬け軍艦」(180円)
「能登いかサラダ軍艦」(180円)
「能登なまこ」(470円)
「もみじこバターあぶり」(180円)
「北陸産あおりいか」(390円)
「加賀名物加賀麩入り・まいもん茶碗蒸し」(290円)
「ひらまさ」(390円)
「金目鯛」(470円)
「本まぐろ赤身」(390円)
「煮穴子」(390円)
「加賀棒ほうじ茶」(250円)

ざっと、そんな感じだった。
勝手な想像だが、おそらく北陸産ではないモノは、ひらまさ・金目鯛・本まぐろ・穴子だと思われる。
あと、「もみじこ」と呼ばれる「たらこ」も、その呼称に由来するだけであって、そのものは違うだろう。

前回食べたので、今回は見送ったのだが、この店の一番人気とされる「のどぐろ」は赤西貝と同じ780円の価格設定がなされている。
また、同様に「がすえび」「てい貝」など経験済みのモノはあえてハズした。

皿の価格は、120円～940円と幅広く、290円～470円が過半を占めるような感じである。

普段なかなか食べられないようなタネがあり、それなりに満足する。
僕が地元・池袋で通う北海道の「トリトン」のように、もっと通えば、何が正解で、いかにCP良く食べられるかが、わかってくるだろう。

各々の味については語らないが、ソレでも、好みとは別に、若干のレベルの強弱は感じる。
そこらへんを、どう活かせるかだと思う。

ごちそうさまでした。


前述の「トリトン」でもよく書くコトなのだが、確かにメニューにはいろいろあるだろうが、こういう店に来て、ご当地を全く無視して、例えばウニ・イクラ・ネギトロ・サーモンなどで、ああだこうだと書くコトに抵抗を感じる。

部分的な比較論を展開しようとするなら理解できるが、ソレをもって全体論的に結論づけると、おそらく的外れな印象になるだろう。

そば屋でそばを食べずして、天丼だけで、この店がどうだとか、吉野家で牛丼を食べずして、うなぎだけでどうだとか…。
そもそも論である。
だって、そば屋であり、牛丼屋であるのだから。

この店は、「金沢まいもん寿司」である。


（文責：京夏終空、2020.7.6）
（107件/3.34）

金沢の人気回転寿司店が東京・上野に出店！

上野と言っても、駅で言えば「御徒町」。
松坂屋の隣りにできた「パルコヤ上野」。「ヤ」の意味がよくわかってないのだが、どうやらパルコでなくパルコヤらしい。その６階のレストラン街。

早めの時間帯、行列が無かったので、仕事終わりにその仲間とサクッとつまんだ。


「生ビール(サッポロ黒ラベル樽生)」から始めた。
ヱビスの瓶もあるようだった。

「北陸三昧」――　日替わりのおススメ品のようだったが、その日は「天然ブリ」「白海老」「バイ貝」だった。
どれも、唸る感じでウマい。白海老は富山産だと聞いた。

「がすえび」――　エビ繋がりで注文。デカくて濃厚な味わい。コレでも、例年よりやや小ぶりなんだとか。十分にウマい。

「てい貝」――　かなり高い印象だったが、それなりにウマい。バイ貝を濃厚にして、大ぶりにした感じ。

「炙り３貫」――　サーモン・エンガワ・ハマチの炙り。コレもイイ。

「のどぐろ」――　コレもデカネタ。それなりの価格(２貫650円？)だったが、それなりの味わい。

他にも、何皿かつまんだが、ハズレがなく、どれも一定レベル以上。

お互いに納得し、満足してつまんだ。
同行者は、カニ系を攻めていたが、スゴいマシマシ系のモノもあった。

こういう店の初めては、なるべく地のモノという観点から、北陸産のモノを中心に食べた。
もちろん、仕入れの経路が確立されているし、知り抜いているからこその安心感は強いし、ソレに便乗するのが一番だと思う。

池袋にできた北海道の「トリトン」もそうだが、三崎や静岡のマグロや、鹿児島産やら宮崎産のモノを食べている人の評価は今一つだが、北海道産の貝類、イカ・タコなどを中心に食べれば、評価は高い。
（ちなみに、何故だか『でっかいボタン海老』推しをしているが、ソレはほぼロシア産。）

同じようなコトが言えるのではなかろうかと思う。


この店でいう地のモノは、あくまでも金沢を中心とした北陸三県であると思う。

活気のある店で、出る頃には待ちが出来ていた。
タッチパネル式の例のアレである。

この店も、そのうち、行列常連店となるのであろう。


金沢で寿司を食べたのは、もう随分昔になる。
また、行ってみたいと思った。


（文責：京夏終空、2017.11.21）
（口コミ初投稿、611軒目）
（既登録店、情報修正・追加等行わず。）


（※写真は、後日掲載。）