【稲荷町】 かなり本格的な南インド料理屋さん、ビリヤニが旨い！ : ハリマ・ケバブ・ビリヤニ

今日の晩御飯は稲荷町でお気に入りのこの店へ。
インドビールで有名な『キングフィッシャー』で喉を潤してから『本日のスープ』をひとすすり。
このスープ、名前は何というか忘れちゃったが、一口でインドにトリップできるエキゾチックな味だった。
辛くってスライシーでスッパくってコクがあって、こーゆー味ってインド料理以外では有り得ないよな～。
レモンの皮をサイコロ状に切って具に使っていた。これは面白い。
そして、『タンドーリチキン』『キーマカレー』『ラムトマトカレー』『ベジタリアンビリヤニ』をもらって皿にちょっとずつ取って自分なりのインドプレートを作る。
キーマカレーもマトンカレーも本当はもっと長い名前だったけど忘れちゃった。
カレーもタンドーリチキンもとっても複雑な味わいで、もう何十種類というスパイスのハーモニーがなんともたまらない。
インド料理の真骨頂はスパイスだ。
タンドーリチキンなどは今ではかなりポピュラーな料理だが、これだけスパイスを何十層も重ねた美味しいものはそうメッタに無いと思う。
ヨーグルトソースを出してくれるので、それをカレーにかけると少しマイルドになってスパイスがより一層香り立つのが楽しい。
そしてなんといってもビリヤニ。
バスマティー米を使った美味しいインド風炊き込みご飯、これにカレーとヨーグルトをかけて食べるともう身体中がインドになる。
タンドーリ料理にしてもカレーにしてもビリヤニにしても、この店は明らかに他の店のそれよりも一歩も二歩も抜きん出ている。
上野浅草エリアでは明らかにＮｏ１のインド料理店だ。


（２０１５，６月）
ここって確か以前は違うインド料理屋さんだったような。
東上野〜稲荷町〜浅草にかけて、こーゆーインド料理屋って結構増えたから入った店行ってない店が頭の中でゴッチャになっちゃってるけど、確かにこの場所のインド料理店には来た事あるけど、でもビリヤニなんて料理は無かったしな〜。
でも凄く綺麗だし旨そう。
なので入ってみる事にした。

スタッフは全員インド人男性でみんなニコニコしている。
その中でも、どうやらスキンヘッドのイケメン君が日本語堪能のようで、彼が接客を一手に引き受けているようだ。
聞いた事ない料理の名前がメニューに並んでいるのでいろいろ聞いたが、凄く親切丁寧に教えてくれた。
3000円台からのお手頃コースメニューもあったのだが、今日は小手調としてアラカルトでこの店イチオシの『ビリヤニ』という米料理をメインに頼んでみる事にした。
ビールはインドの『キングフィッシャー』、料理は『マッシュルームサゴパコラ、タンドリーチキン、タンドリージンガ（海老）、チキンビリヤニ、ラム ヴェンテェンナ マムスムカレー(HOT)、プレーンナン』を注文した。

インド料理の真髄はスパイスだ。
幾重にも重なったスパイスによる高貴な香りが最大の魅力だと思うと、この店の料理は凄く美味しく魅力的だった。
料理により様々なスパイスやハーブを使い分けているので味の表現がとても難しく「旨い」としか言えないが、そこらに沢山出来たカレーとナンのお馴染みインド料理とは明らかに一線を画する料理の数々だった。
中でも、やはり看板メニューのビリヤニがとても印象的だ。
この米、インドの『バスマティ米』という米だそうだが、とにかくその形が特徴的だ。
細長い。凄く細長い。
タイや中国の米よりも長くて細い、まるでそうめんを短く切ったような形をしている。
タイ米のようなキツい臭いは無いし、食感が凄く「フワフワ」しているのも面白い。
僕はタイ米の臭いはニガテだが、これなら抵抗なく食べられる。
ビリヤニとは「インド風炊き込みご飯」との事だが、色がいろいろあったのも面白い。
白い部分もあれば薄い黄色、濃い黄色、オレンジ色、色とりどりで凄く綺麗だ。
いったいどうやって炊き込んだんだろう？
味は凄くソフトでマイルドだ。
とても薄味なんだけど複雑で、これも説明するのは難しい。
ビリヤニには甘くないヨーグルトソースが添えられて、それをかけて食べても美味しいとイケメン君が言っていた。
確かにイケる。
ご飯にヨーグルトが合うなんて、日本人にはアンビリーバボーだが、勇気を出してかけてみるとさらに高貴で爽やかな味わいになる。
このビリヤニという料理、一発で気に入ってしまった。

他の料理もとても美味しく、そして盛りが良い。
すっかりお腹いっぱいになってしまったのでナンはお持ち帰りにしてもらった。
いやいや満足、大満足だよ。
近所に旨い店を見つける事が出来てラッキーだ。
これなら次回はコースを食べに来たいね。
特にビリヤニ、クセになりそうだ。