お熱いラーメンが印象そのままに冷たくなってご登場！ : 田中そば店 秋葉原店

冷やかけ中華そば　850円


所要でちょいと秋葉原で途中下車、向かうはアキヨド…の前に田中そば店！
ここの冷しラーメンは一度食べてみたいなーと思っとったのですよ。
そして駅を降りてみたらクソ暑い訳ですよ。
そうなったら食べるしか無い訳ですよ！

まあさっき特盛食べたとこだからちょっと不安はあるんだけど…

着いた。
あ、並んでら。
日曜の12時半、さらに秋葉でもかなり人気のラーメン屋だから当たり前だねー。
まあ二人だけだし待つのは日陰だし、お気楽極楽（懐かしい…）に待てばいいや♪

店外の券売機でお目当ての「冷やかけ中華そば」をポチってベンチへon！
予想通り大して待たず、5分ほどで中へ案内されました。
そしてそこから更に５，６分で配膳。
パッと見はまんま中華そばですね。
ではお味はいかなるものか…頂いてみます！


スープは中々の冷えっぷり♪
イイゾー♪

お味はキリっとしたシャープな味わいの清湯豚骨です。
熱いバージョンが印象そのままに冷たくなってご登場って感じ。
期待通りよコレ♪

しかし温度が下がった事によって味が伝わりにくくなってるはずなんですけど、
むしろこの冷たい方が味がしっかりと、厚みを持ってるように感じるのはﾅｾﾞ？
やっぱ単に冷やしただけじゃなくて、何か”冷やし向けのチューン”がなされてるのかな～。
まあ細かい事は知らんですが美味い事は間違いないです。

麺は平打ち状でやや太めの麺です。
これも熱いバージョンと同じですね。
冷たく〆られてますが、元々がコシの強い麺なせいか印象的には熱いのとそう変わらないですね。
美味しい麺を味わいそのままに冷たくどーぞ♪って感じ。イイゾー♪

トッピングはバラチャーシューに白ネギ、黒メンマ。
黒メンマは色こそ黒いですが味はそんなに濃くないです。
フツーに食べられますフツーに。
バラチャーシューは冷たいスープ中ではどうしても硬くなっちゃいますね。
どこもそうだから、冷やしラーメンとバラチャーは相性あんまよく無いかもなー。
あと、お味的にはかなりしょっぱめに感じました。


ごちそうさまです。
スープと麺、共に期待通りの冷しっぷりでした♪
お熱いラーメンを印象そのまま冷たく…ってのは簡単そうで難しい事だと思うので感心しきり。

それにしても…さっき茹で前360gの特盛食べた直後なのにあっさり食べられたなぁ。
合わせたら500gオーバーなのに。
どっちもスープまで飲み干してるのに。
…冷やし系のラーメンってもしかしたらすごく危険な食べ物かも…？（笑）

中華そば（こってり） \700

あの「田中商店」の支店が秋葉原に！
田中商店と言えば都内屈指の人気を誇る豚骨ラーメン屋として有名ですが、
場所（どの駅からも遠い）と時間（夜ダケ）がネックになって未だ未訪となっている憧れの店。
（ダイバーシティの支店は行ったことあるんですが）
でも秋葉ならすぐそこじゃーん♪
がしかし「近いからいつでも行ける」という心理から後回し後回しにして、
訪問したのは結局オープンから半年以上経過してからの事となりました。

店の前には呼び込みの店員さんが配置されてました。
正直、これちょっとイヤ。
「いい店に呼び込みは不要」ってのが持論なので…。
まあ不要なだけで居たらダメな店ってわけじゃないですけどねー。
注文はデフォの「中華そば」にしました。
案内された座席に座って食券を渡す際に
「おすすめ　こってり」
というポップが目に入ったので反射的に
「こってりでお願いしますー」
と言ってしまいました（笑）
まあオススメって事だしある意味これがこの店のデフォかな。

そしてしばらく待ちタイム。
豚骨ラーメンだから２、３分くらいかなーと思ったけど出てこない。
５分ほど経過してもまだ出てこない。
あれ？豚骨ラーメンにしちゃやけに待つなぁ…と思い始めた辺りに到着。
お～、「こってり」にしただけあって背脂がっちょり！
豚骨スープにこの背脂はかなりヘビーそうだなぁ～。

麺はどんな感じかな？と背脂を掻き分けて引っ張り出して見たところ、
なんとびっくり透明感のある平打ち麺じゃないですか！
ここ「田中商店」とはベツモンなんだ！？
とこの時点でやっと気づきました。
よく見たらセカンドブランドの「田中そば店」の方だったんですね。
コテコテの豚骨ラーメンが出てくるもんだとばっかり思ってたんでちょっと面食らいました。
気を取り直して頂いてみます。

ん～～、
ベースのスープ自体は豚骨にしてはややライトな感じで、特にこってりしてるわけじゃーないんですね。
（ダイバーシティの）田中商店とは全然違っててちょっと意外な感じです。
でもこってりなら本家の田中商店で出してるわけですし、
わざわざセカンドブランド展開するなら趣向の違うモンを出すのが当然と言えば当然か。
そしてこのすっきりした豚骨スープに大量の背脂！
コイツの力でコクとまろやかさがプラスされてます。
実に強引ですがバランスは悪くないと思いました。

平打ち麺は加水率高めで口当たりツルッツル♪
コシもしっかりしてます。
普通の豚骨ラーメンなら細麺の方がいいでしょうけど、
ここの一風変わった豚骨スープにはこの平打ち麺の方が合うでしょうね。

デフォルトで三枚入ってるチャーシューは結構厚めにカットしてあり、なかなか食べ応えあります。
個人的にはもうちょっと塩気が抑え目だと嬉しいですね。
というかスープも含めてちと塩加減の強さが気になる感じがしました。
うーん、これは年のせいか？(笑)

そして３割ほど食べたあたりで「特性唐華」を投入！
こないだ辛いのを食べて痛い目にあったので、控えめにスプーン半分ほど入れてみたところ…
こんな量でも十分に味は一変！
見事に「ピリ辛豚骨背脂スープ」に変貌しました。
多数の要素があって分けわからなくなりそうなトコロですが、ちゃんとまとまり感があるのはさすがですね。

とりあえず麺は完食しましたが、スープは残して退店。
いや、するする飲めちゃう魔力を持ったスープなんですけどね。
油の海を飲むのはやっぱ理性が許してくれなくて…(笑)