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祝5周年商品は大塚『鳴龍』とのコラボ担々麺!
2017年1月28日は『さんじ』の開店5周年記念日!
この日は特別営業で、事前に限られた常連客にのみ
整理券が配られ、皆この日の昼営業を目指して訪問。
店主はこの日だけの特別限定メニューを作り上げ、
なんと訪問客へは無料提供するという太っ腹振り!
自分も当日までソレを知らなかったので驚愕した。
昼過ぎに訪問すると既に店頭には行列が出来ており、
自分は9番目位に接続。その後も益々列は続いた…。
待っている客たちは皆『さんじ』の常連客だが、
あちこちの場所で食べログやラーメンDB等で
よく見るWEBネームの人達が自己紹介し合ってる。
チョッとしたオフ会のような盛り上りだ。。。
10分程で店内に入れた…。
店主きんちゃんと奥様に御挨拶。
日経新聞等のデータでは、、、
毎年3000軒以上のラーメン店が新規オープンし、
毎年同じ軒数の店が撤退している今の日本の現状。
今やラーメン店で3年もつ店は全体の10%程と
いわれているご時世なのに、無事5周年を向かえ、
益々盛上っての6周年目突入というのは凄い。。。
心から「祝・5周年!」と言いたい…!!
本日振舞われたのは、な、なんとあのミシュラン
で去年1つ星を獲得した大塚の『鳴龍』さんとの
プチコラボ担々麺であった!超サプライズ麺だ!
自分も当日コレが出てくるまで全く知らなかった
のでとても驚いた。最初は『さんじ』が担々麺を
今後は勝負商品にするのか!?と勘違いした…!
芝麻醤やタレを『鳴龍』から譲り受けたようで、
確かに濃厚な担々スープは何処かで嗅いだ覚えが。
その濃厚な胡麻&辣油のタレを此方の豚骨スープ
で割った特濃クリーミーな素晴らしい仕上がりだ!
香りも風味も本当にグレイト!旨過ぎて恐い。。。
確りと仕上げられた挽肉(炸醤肉末)も素晴らしく、
珍しいウズラの味玉とコシのある細麺もバッチリ!
シンプルだが全ての要素に無駄がなく完璧である。
この商品1本だけで勝負したって絶対に行列店に
なっているだろう…と思える程のクォリティだ。
濃厚な胡麻辣油風味に徹し、ヘタに本場の四川風な
花椒とか花椒油や菜芽等の調味料を使わなかった
のがバシッと極旨く決まった要因の1つでもある。
この素晴らしいコラボ担々麺が今日の一期一会
だと思うと切ないので、確りと味わい噛み締める。
この味と食感が記録出来ないのがもどかしい。。。
此方は今後早速6年目に入り、
何と今までのグランドメニューを全て一旦白紙に
戻して「カニ」と「煮干し」のラーメンのみで
再出発するという…!(券売機の写真参照!)
早速またそれらの新作ラーメンを頂いて、
ここにレビューさせてもらいたいと思う。。。
祝!『さんじ』のリニューアル麺と新装開店!!
つい先日の「オープン4周年記念ラーメン」の発売後、
一時お店を閉店してマイナーチェンジ&リニューアルを
果たした『さんじ』である。とてもアグレッシヴだ!
何と言っても強烈なインパクトなのが、
浅草開化楼と共同開発した割合70%の小麦全粒粉麺!
この茶褐色の麺は前代未聞の香りと味わいを届ける。
もうこれは小麦を使った蕎麦である…!!
限りなく和風で攻めたシンプルな「つけ麺」のつけ汁。
冷たい時と温かい時で風味が違うこの新しい麺!
意外とクセは無く素直に美味しく頂ける。。。
この新装された特殊麺に合わせて、
今までの『さんじ』のスープもマイナーチェンジした。
豚骨や清湯スープの出汁量は麺に負けないよう倍に増えた。
メニューのネーミングも、、、
例えば「スペ」は「赤ニンニク豚骨」と改名されたり、
評判の良かった商品は残してブラッシュアップして
より洗練された構成になっている。。。
「3周年記念」で『晴』とコラボしたラーメンも、
よりパワーアップして毎週土曜日のみの限定麺で復活!
とにかく、今年もガンガン攻めている『さんじ』である。
常連客の一人である自分も、またこの新しい麺と倍増した
スープでの再一巡を楽しみにしている訳である。。。
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今夏、人形町の『麺 やまらぁ』とコラボした
「冷やし担々麺」は、個人的には今年一番の
冷やし担々麺と言える力作だった…!
長く続いた連続の猛暑日も忽然とカットアウトされ、
このまま完全に夏も終ろうとしている昨今、
早くも秋の新限定コラボメニューの登場である!
今回は、なんと三ノ輪の名店『ジョニーの味噌』
から特製のブレンド味噌を譲受け、此方の豚骨出汁
と、浅草開化楼製細麺と合わせた注目作品である!
コラボ第二弾商品という事である。。。
今度は、題して「さんじの味噌」!!!
◇ さんじの味噌 ◇ 850円 ★★★★
勿論このラーメンも数量限定の期間限定である。
トッピングは比較的地味。
水菜・叉焼・木耳・糸唐辛子・おろし生姜・・・。
こってりした濃度ながらも非常にマイルドな口当り。
後味はフワッと収まる見事なキレの良さである…。
シンプルだが極旨い!久々に美味しい味噌である。
下味に居るほのかなニンニク風味と後乗せの生姜
が素晴らしい混ざり合いを見せてくれる。。。
隠し味の塩麹も確りと味噌のコクを支えている!
食べ進めば進む程、このスープが傑作な事が分かる。
他店の味噌を完全に喰ってしまったさんじの豚骨汁。
如何に出汁スープにポテンシャルがあったかである。
別発注になるが、
海苔や味玉、白飯の追飯なんかもかなり旨かった!
後日、本家『ジョニーの味噌』の店主ジョニーさん
も味見をされて、かなり驚いていた…とのこと!!
勝手に此方は他店とのコラボとは無縁の店舗かと
思っていたが、実は物凄くコラボが得意だった…
というサプライズである。マジに素晴らしい!
予定では、今後は入谷の『麺処 晴』とも煮干しで
コラボする予定らしいし、今年の『さんじ』は
マジで眼が離せないな。。。
(2015.9. 記)
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▼ 気合と気概で…2015年夏の『さんじ』は違う!▼
毎度定期的に利用してる此方だが、
再レビューは約1年振りである。。。
最近の『さんじ』は気合が入っている!
全ては店主きんちゃんのモチベーションが
上がっているからだ…!
暑くなってる今の時期、
次々と繰り出される新商品にも、
その気合と気概が感じられるのである。
そんな此方の「涼麺」3種をご紹介したい!
◇ 冷やしラーメン ◇ 750円 ★★★☆
毎年この時期から夏終りまで限定で出される
冷えたスープのラーメンである。
「ピリ辛醤油」と「塩味」が有るが、
スタンダードは「ピリ辛醤油」である…!
見た目はいつも通りの此方のラーメンだが、
氷の入った冷たいスープの中に、
浅草開化楼製のブランド麺「傾奇者」の
細麺が入っている。。。
スッキリ端麗なスープ。
ピリ辛の中にコクと甘味を感じる旨味出汁。
麺の有り得ないコシの強さも特筆ものである。
ゆっくりと舌の上で味わうと、
五臓六腑に浸み渡る真の旨味に出逢える…。
因みに、この商品は夏季限定ではあるが、
日の販売数に限定は無い。。。
◇ つけ麺 ◇ 780円 ★★★★
此方待望の「つけ麺」が出た!!!
スープはスタンダードな豚骨魚介味。
ライトな豚骨の旨味重視な仕様である…。
麺が傾奇者の太麺!
『さんじ』満を持しての導入である。。。
定番の「つけ麺」だけに、
此方らしい個性が浮き彫りになってくる。
高級麺の香りと風味を存分に味わえる商品だ!
◇ 冷やし担々麺 ◇ 880円 ★★★★☆
店主きんちゃんと仲の良い『麺 やまらぁ』の
主人から直伝というコラボメニューである。
レシピは同じらしいが、麺や仕込みが違うので
『やまらぁ』とはまた違った旨さを頂ける…。
胡麻たっぷりの濃厚&クリーミーな冷たい汁。
自家製辣油と花椒等が錬り込まれたスパイシー
な炸醤肉末がマジで素晴らしい効果である!
抜群なコシの強さがここでも活躍する
「傾奇者」麺のポテンシャルが又素晴らしい。
差ほど辛くはなくて凄く食べ易く出来ている。
このメニューは、、、
1日昼夜それぞれ10~15食程度の超限定商品!
それくらい仕込みが大変らしいのである。。。
早くも今夏ベスト5に入れられる、
本当に素晴らしい「冷やし麺」である!!
(2015.6.記)
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▼ジャンクの先を行く汁なし麺の小宇宙。▼
定期的にお邪魔している此方「さんじ」。
店主の意気込みやサービス精神が、
そのまんま店の商品に分かり易く出ている。
そういうベタな所も気に入っている訳である。
自信作が出来た!
…と店主に通告されていたのが今回の商品。
ここにやっと対面する事が出来た。。。
◇ 隠玉マヨ麺 ◇ 750円 ★★★★
「隠玉」とは、丼底に生卵が隠されているから。
此方特製の醤油ダレと隠玉の卵、そこにマヨネーズ
が掛けられた新作の「汁なしまぜそば」である。
最初、麺がマヨネーズ塗れのカルボナーラ的な物を
想像していたのだが、実際は全然違った印象である。
そこはやはりプロの計算によって出来た料理なのだ!
先ず、温かい麺に良い塩梅で生卵がうっすら絡む。
軽く混ぜると、そこに激旨の醤油ダレも参加する。
そもそも、浅草開化楼と日清製粉が開発した
究極の麺「傾奇者」の圧倒的な旨味の妙。
そこへ生醤油と生卵のナチュラルな旨味が加わる。
そして、そこへ絶妙量のマヨネーズがアクセントに!
この量の加減がとっても深い。。。
上品にしてマヨの良さを最大限に発揮させている。
此方毎度のベンチ入りトッピングメンバー、
長ネギ・メンマ・海苔・柔らか叉焼…。
コイツらが又活躍するする!美味~い!!
別売りの刻み大葉(紫蘇)を加えると又極上!
品の良い爽やかさと旨味がグッと引き立つ。。。
全部混ぜるとこりゃまたジャンク!
だけども、そのジャンクさの先に覗く上品な味わい。
和食の旨さに洋味の変化球が入って来たような、
「キュイジーヌ麺」と記しても言い過ぎではない。
あくまでも醤油味の「まぜそば」の旨さを死守し、
マヨのアクセントが邪魔しないで調和する。。。
そこに辛味の葱や海苔の風味と麺の小麦の味…。
普段は「ツナマヨ」くらいでしか醤油とマヨの
旨味の調和を身近で実感する機会は少ない。。。
今回はソレを「傾奇者」の極上細麺で体験出来た!
元力士にして大柄な店主。
そんな店主が導き出した何とも繊細な「まぜそば」。
ジャンク好きな方にも、そうでない方にも、
是非食べてみて頂きたい逸品である。。。
大葉も忘れずに!
P.S.
此方は、初回訪問時にサービス券をくれる。
それはほぼ半永久的に使える物で有効期限も無い。
内容は大盛や各薬味や味玉を無料サービス!
その後も「顔パス」で券が無くてもサービスOK!!
自分は今回も沢山サービスして頂いて恐縮の極み…。
(2014.7. 記)
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▼「チャーメン」は汁無し麺のハイブリッドな超進化系!▼
此方の「炒麺(チャーメン)」が急に食べたくなって再訪!
今年3月に新発売されたこの商品。
「炒飯(チャーハン)」でなくて「「炒麺(チャーメン)」である。
文字通り「炒飯」の麺バージョンな訳だが、
それが、ただ炒めた炒飯味の麺料理ではないのである。。。
■ 炒麺(チャーメン) ■ (夜限定)¥900 ★★★★
券売機にはメニューが記されていない。。。
いわば夜限定の「裏メニュー」のような存在なので、
食べたい者は店主に口頭で注文する仕組みである。
作る工程は、卵や叉焼を中華鍋で炒めるまでは「炒飯」と一緒。
「浅草開花楼」の細麺を固めに茹で上げ、途中から炒め合わせる。
此方独自の豚骨出汁とタレと油を入れて軽く混ぜ炒めるのがミソ。
この料理が素晴らしいのは、決して「焼そば」にはならず、
あくまでも「油そば/和えそば」として成立している事!
風味は「炒飯」のソレであるが、決してソレだけで終わらない。
良質な豚の脂で炒められた玉子と柔らかいホロ豚叉焼。
そして、固めの細麺とそれらを繋げるのもこの「油」なんである!
甘味と旨味とコクが詰まった油。それでいて全然重くない。
この油がこの料理の要である。大量の長ネギが混ざると又旨い。
以前コレを食べた時に店主にアドバイスしたのが反映されてか、
今回は「紅しょうが」と「ミニスープ」が付いて来た・・・!
案の定、コレは大正解!!
時として紅ショウガがオイリーな味を引き締め、
醤油スープの旨味と爽やかさが濃い風味を緩和してくれる。
たまにスープを麺に掛けたりして食べてもコレ又旨いのである。
炒め麺の香ばしさ、油そばのまったり感、豚骨と醤油の旨味。
ネギや海苔による安定感のある味変。見事な進化系麺料理だ!
まさに「焼ラーメン」と「油そば」の良いとこ取りである。
サービスで大盛りにして頂いた。
そして後半、「ニンニク」なんかも追加してみたが、
残念ながらニンニクは苦味が立つだけであまり効果は無かった。
シンプルにしてこれ程までに深い味わいの「汁無し麺」が、
どうして今まで一般的に売られていなかったのかが、
とても不思議に思うのである。。。
飯ではなく「麺料理」としても完成している見事な味付け。
このクセになる濃い旨味はビールのつまみにもなる優れ物である。
またこうして、今日みたいにいきなり脳が欲する事が起きるだろう。
(2013.8. 記)
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▼ 今年の夏は「冷やし隠玉納豆麺」! ▼ (2013. 6. 記)
最近の此方の人気商品である「隠玉麺」(卵入りまぜそば)に夏向けの新商品が出た!
■ 冷やし隠玉納豆麺 ■ \650 ★★★★
魚介出汁が利いたオリジナルの醤油ダレに、パッキパキに冷えた浅草開化楼の細麺。
中には生卵が隠れている。そして納豆と、たっぷりの葱と大葉。とてもシンプルな商品だ。
爽やかな大葉の香りが、納豆の匂いなんかは帳消しにする。
固い食感の麺が、かえって納豆のソフトさを際立たせる。ネギの辛味と納豆の甘味。
濃いめの塩味は醤油の仕業。ほんのりと匂い立つ魚介出汁の旨味が心憎い。。。
食材的には自宅で作れそうな麺料理だけど、細かな随所に此方らしい演出が伺える。
値段も手頃でカロリーも凄く低い!これからの季節には嬉しい新商品である。
■ 卵かけごはん ■ \200 ★★★★
何のことはないサイドメニューのTKGである。しかしコレがバカ旨!
「冷やし隠玉納豆麺」で使用されている醤油ダレと全く同じ物が掛かっているんだと!
生卵&白飯と混ざるとこんなにも違って旨いのか?普通に醤油で食べるよりも旨かった。
やっぱり出汁の差。刻まれたネギの効果もあるけれど、かなり美味しいTKGだった。
異端なラーメン店「さんじ」自信作の「冷やし隠玉納豆麺」。
いくらでも食べてられるので、注文の際は「大盛り」をお勧め致します。。。
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▼ 新作!さんじ流バカ旨「炒麺(チャーメン)」!! ▼ (2013.3. 記)
相変わらず、オンリーワンなものを探求し続ける店主の新作を頂いてきた!
噂に聞いていた、夜限定メニューの「炒麺(チャーメン)」という商品である。
そのインパクト、ジャンクさ、濃厚さ加減。どれもが個性的で自分にハマる逸品であった。。。
■ 「炒麺(チャーメン)」 ■(夜限定メニュー)\900 ★★★★☆
夜営業の限定メニューで、まだ券売機に項目は無く、口頭で注文し現金払いの商品である。
たまに中華料理で「炒麺」を見掛ける事があるが、アレは言わば中華版の「皿うどん」。
カタヤキ麺に餡かけが掛かった商品で、この「炒麺(チャーメン)」とは全くの別物である。
この商品は、玉子と叉焼と一緒に麺を炒めた、まさに「炒飯」の麺バージョンなんである!
炒飯味の「油そば」とでも言おうか、今までに無かったが、有っても良さそうな商品。。。
此方の「売り」ある豚骨出汁が確りとベースにあり、その炊き出した豚骨スープから抽出した
脂を使って炒めたという焼きラーメンである。その旨味たぷりの脂が具材と細麺に移り、
極上の美味しさとジャンクさを醸し出している!コレは癖になる旨さだ。そして他に無い!
「焼きそば」等と違う、ねっとりとした油分に麺が絡んだ「油そば」的魅力が素晴らしい。
トロンとした極上叉焼と香ばしい炒め玉子、そこに刻みネギが混ざり、まさに「炒飯」の味!
じゃ~「炒飯」でいいじゃん!と思うかもしれないが、麺でないとこの旨さは出ないだろう。。。
「浅草開化楼」製の細麺は賛否ありそうだが、麺としてのクオリティはさすがに高い。
濃厚なので後半風味に飽きが生じる。色んな調味料や薬味を試してみたい気になる。
食感にももう少しメリハリのあるトッピングが欲しい気もする。麺も自分は太麺の方が好みだ。
そういった細かいカスタマイズが出来ればもっと良い商品になると思うが、味付けは完璧!
プロトタイプの商品としては素晴らしい出来だと思う。チョッとCPは低いけれど。。。
まだ未食だが、新商品に「冷やし納豆隠玉麺」というものも登場していた・・・!
パッキパキに冷えた麺に納豆、そして此方特製の「隠玉」仕様の味付け。旨いに決まってる。
次回は是非頂きたいが、またこの「炒麺」を食べたくなってしまうかもしれない。。。
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▼ 祝・開店1周年!新作の「汁なし」も素晴らしいグレード! ▼ (2013.1.記)
昨今の生き馬の目を抜くラーメン業界において、この上野の地で開店1周年はアッパレと言える。
豪快な店主の溢れ出るアイデアと努力の結晶が、日々此方のラーメンに表現されている。
最近発売された「汁なし」ラーメンも、店主ならではの工夫とユーモアが至る所に見る事が出来た!
■ 汁なし隠し玉麵 ■\700 ★★★
「さんじ」が提案する「まぜそば」である!「油そば」とは違うので仕上がりもアッサリ系。
麵の下に、いわゆる生卵が隠されている。だから「隠し玉」!この効果がこの料理の要である。
コクのあるシャープな醬油だれの風味が美味しく、全卵と混ざることによりマイルド味に変わる。
クラッシュ叉焼の旨味に刻み長ネギの辛味。それが全体のマイルドな感じにアクセントを与える。
よく考えられた「まぜそば」である。麵がラーメンと同じ細麵なので、少々存在感が寂しいか。。。
■ 汁なし隠し玉辛麵 ■\750 ★★★★
前記の「隠し玉麵」に特製の辛味調味料を入れたバージョン!「スぺ」でもお馴染のタレだ。
自分はこっちの方が断然好き!味の奥行きが違うし、細麵の寂しさも不思議と解消されている。
スパイシーな辛味とコク。全卵によるマイルドな滑らかさがお互いを支え合っている。。。
他店では中々頂けない「まぜそば」である。店主のアイデアが功を奏した商品である。
他にも既存の「魚介とんこつ」をアッサリ淡麗にしたバージョン「魚介鶏ガラ」も新発売された!
益々意気揚々の店主であるが、まだまだ新作のアイデアを隠し持っているようである。
今年2年目も、是非とも頑張って頂きたいお店である。。。
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▼ オリジナリティ豊かな他には無い博多豪州豚骨ラーメン! ▼ (2012.6. 記)
2012年1月29日に開店した「さんじ」さんである。
場所は、浅草通りのハローワーク上野の道路を渡った、ややとい面の路地を曲がってすぐに在る。
入口が通りに面していないので、よく観て歩かないと通り過ぎてしまいそうな場所である。。。
店主さんは元力士(尾車部屋の光風関)という方で、オーストラリアで修行したという異色の経歴。
豪州で食べた「博多とんこつ」の味に感銘を受け、逆輸入のかたちになった珍しい豚骨ラーメンである。
店主から直接伺った話を簡略化すると、以下のような話になる。。。
話によると、店主はオーストラリアで修行時代、運命的な「とんこつラーメン」と出会ったそうだ。
その味に惚れ込み、帰国してから東京の何処にもその味は存在しない事を確信し、
オーストラリアのそのお店でしばらく修行をした上で、東京に持ち帰って再現したと言う。。。
此方のラーメンは基本的に8種類用。「こってり豚骨系」「あっさり鶏ガラ系」と分類されている。
トッピング具材は、味玉半個・メンマ・大判海苔・とろ〜り叉焼・長ネギ・胡麻である。
券売機には、トッピングの食券は一切無く、テーブルには調味料も置いてない!
店主の、味に対する自信がそういう部分にも現れている。。。
しかし、一度お店に訪れれば、次回から期限無しで利用出来るトッピング券が貰える。
その券を使って、次からは好きなトッピングや半ライス等をサービスしてもらえば良いのである。
麺は「浅草開化楼」ブランドの中細縮れ麺。具材と麺が全ての麺類に共通して同じもが使われている。
また、此方は「ラーメン+ワイン」という斬新な食べ方(飲み方)を提案・推奨しており、
店主所縁のオーストラリア産ワインを、ラーメンと共に¥500で堪能出来るようになっている。
この手法は意外にハマるコンビネーションで、濃厚な豚骨スープには赤、さっぱり塩スープには白と、
ラーメンもワインもどちらも美味しく頂けるのが意外であった。この食べ方は新しい。。。
【 特製冷やしラーメン 】¥750也(夏季限定1日10食)
この夏限定の冷やしラーメン。冷たいスープが注がれたタイプの冷やし麵である。¥750は安い!
キンキンに冷えたアッサリ醤油スープに、辣油と胡麻油で調味した爽やかな冷麺である。
麺もトッピングも全て温麺と同じ物を使用!パキポキの麺の食感、意外に旨い叉焼の効果が面白い。
見た目程辛味は無く、ほんとうにあっさりした「韓国冷麺」にも似た雰囲気を持っている。
汗だくになる暑い日に、是非食べたい冷やし麵である。でも限定10食!開店1時間で終わってしまう。
【 ふつーのとんこつ 】¥650也
こってり系豚骨スープの基盤となる味のスープである。この麺のみ、デフォでは具が叉焼しか無い。
これは、店主の「ふつーのとんこつには、あまりトッピングは必要無い」という観点からである。
純然たる「博多豚骨」とも、あっさり系の「佐賀豚骨」とも、濃厚な「熊本豚骨」とも違う。
スープだけの色を見ると、豚骨醤油のように幾分ブラウンがかった白濁スープである。。。
しかし「とんこつ醤油」は醤油ダレの甘味が特徴だが、これは豚の背脂の甘味で勝負している。
【 とんこつ醤油 】¥750也
スープは少しとろみがある濃厚系だが、風味は優しく、甘味と塩味のバランスが良い。
しっかりと主張のある豚骨感のスープでありながら、醤油の風味は非常に都会的で洗練されている。
全体的にとてもセンスを感じる豚骨醤油である。具材達との相性もバッチリだ。後味は意外とアッサリ。
【 スペ 】¥750也
「スペシャル」を略した名称のラーメン。コレが店主イチオシの商品である!
とろみのあるスープ、見た目程辛味は無い。大蒜の旨味とコクを利用したオリジナルの創作豚骨である。
豚骨感にしても、醤油のカエシ加減も、スパイシーな大蒜風味も、基本的にどれもカドが立っていない。
非常に円やかで繊細なスープなのである。具材の仕上がりも、店主の丁寧で繊細な仕事が伝わってくる。
【 とんこつ辛油 】¥750也
まるでトマトジュースのような赤味とドロッとした粘度のスープ。
口当たりは円やかで、豚骨のねっとり感がまず先にやって来て、後からじんわりと辛味が追いかける。
見た目程強烈な辛さではなく、とても優しくて厚みのある辛さである。中々奥の深い辛味と風味だ。
中細麺に絡み付くねっとりとした赤いスープ。一口毎に旨味と辛味が広がる新しい豚骨ラーメンである。
【 魚介とんこつ 】¥800也
仕込みの手間の大変さから、午後1時以降から提供される特別バージョンの豚骨ラーメンである。
此方のメニューの中では一番濃厚でパンチのあるラーメンである。圧倒的な魚介の旨味が特徴である。
豚骨出汁の濃厚さもさることながら、魚介の風味が極限まで引き出されている「魚介>豚骨」のスープ。
その繊細な魚介の美味しさを、豚骨の骨組みが脇でしっかりと支えているといった感じのラーメンだ。
トッピングにニンニクを加えると、その濃厚な旨味が更にアップし、後を引いて病み付きになる。。。
【 東京醤油 】¥750也
美しく澄んだ醤油スープ。こってり豚骨とは対照的なあっさり風味である。
淡い色のスープだが出汁はしっかり取られており、鶏と節の風味が正統的な旨さを醸し出している。
ほんのり甘味が感じられるが、関西ラーメンの「神座」のスープような甘さとは全く違い、
それは出汁本来の甘味であり、反面、カエシの塩味とのバランスが良いバランスで取れているので、
後味もスッキリの、中々旨味の深い「醤油ラーメン」として仕上がっている。飲んだ後に最適である。
【 あっさり塩 】¥750也
正統派の鶏ガラスープによる塩ラーメンである。凄くクリアなスープ。透明感が際立っている。
見た目本当にアッサリな雰囲気だが、塩ダレのしっかりした旨味が立っていて薄味ではない。
鶏出汁よりもタレの風味が強固に感じ、自然な風味というよりはやや人工的な化調系の旨味である。
芯の太い塩ダレの風味が逆に個性的とも取れ、大量の大蒜を入れても風味はブレない。頑固なスープだ。
今流行りの無化調スープと、ガッツリ化調の食べ慣れた塩スープの中間に位置する塩ラーメンである。
【 辛塩 】¥800也
塩ラーメンの辛味バージョン! 店主が、ラーメンではなく「料理」と豪語する自信作である。
クリアな塩のスープを、辣油や唐辛子の辛味調味料がほのかに赤く染める。
全体的な風味もシャープで爽快感のある辛味。まさに塩スープの辛味足しという感じの印象だ。
辛味といっても差ほど激辛な訳ではなく、基本ベースの塩スープにパンチ力を加えたイメージ。
スープを飲むと淡い旨味の次に爽快な辛味が追いかけてくる。しかし後味はスパッと切れるのだ。
淡泊な味と思いきやスープの主張は意外と強固。具材の味でスープの風味が変わるようなヤワではない。
個人的には「魚介とんこつ」の旨味が気に入っており、豚骨風味よりも魚介の味が勝っているという、
比較的珍しいそのスープに、物凄く店主の美意識とアイデンティティを感じている。。。
極限まで「魚」の風味を引き出しながらも、魚臭くなっていない所も素晴らしいバランス感覚だと思う。
「魚介とんこつ」ラーメン&「赤ワイン」のコラボも予想以上に美味しかった。その意外さにビックリ!
濃厚な豚骨スープを、ワインの爽やかな酸味が緩和してくれる。塩ラーメン&白ワインも良好である。
店主のキャラクターがそのまま表れた、元気で骨太なのに繊細で細やかな仕事が光るラーメン達である。
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店名 |
さんじ
|
---|---|
ジャンル | ラーメン、つけ麺 |
お問い合わせ |
090-9313-8828 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
・東京メトロ銀座線「稲荷町」駅(1番出口)より、徒歩3分 稲荷町駅から210m |
営業時間 |
|
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
9席 (カウンター席のみ) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近くのコイン・パーキング:東上野3-36-4に7台収容、3-37-5に6台収容、ほか |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
お子様連れ |
子供可 |
公式アカウント | |
オープン日 |
2012年1月29日 |
備考 |
掲載されているメニューは現在と異なるので、現在の正確なメニューを見たい場合は写真を参考にするかTwitterをご確認ください |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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無事に5周年を迎えた『さんじ』が、
今度はその節目を機に今迄のキャリアのスープを捨て、
全く新しいラーメンで勝負するという心意気を見せた!
6年目からの新生『さんじ』は、
蟹出汁と煮干出汁をメインとしたラーメンを打ち出し、
今後の運命をこの2本柱に掛けたという訳である。。。
◆Crazy Crab 1000円
これは、一言でいえば豚骨+蟹出汁旨香味油スープの
ラーメンである。斬新な味の織り合わせは凄く旨い!
分かり易く単純な蟹々しい味でもないし、
豚骨のガツンと来る重味もない。凄く不思議な汁だ!
生ハムのようでもあり、ローストポークに近くもある
柔らかくソフトな食感のスライスしたピンク叉焼。
ウズラの味玉も含め、これらも斬新で美味しい。。。
何と言っても素晴らしい浅草開化楼の細麺!!
店主きんちゃん曰く、、、
浅草開化楼なくして『さんじ』なし!である。
それ位に存在感のある麺である。不味い訳なし!
今流行の海老出汁や鯛出汁・貝出汁等とは一線を画す
此方独自の上品さと繊細さを併せ持った作品である…。
確かに、過去5年間でクォリティは最高に進化した!
間違いなく此方でしか食べられない個性で差別化も
実現したし、より確固とした「さんじのラーメン」
となった!此方の開店時からを知る者としては嬉しい。
早く『新生さんじ』の全商品を食べてみたくなった!
だが、此方は間違いなく行列店の仲間入り。。。
自分にとっては、より行き難くなったようにも思う。