豚の背骨煮込み : 平成福順 アメ横店

前回訪問時に、他のお客さんが食べていたものが気になって再訪。
豚の背骨煮込み
アメ横には複数の中華料理の屋台があるが、一軒はこのメニューがなかった。
二軒目は店頭のメニューには掲載されているが、今はないと言われた。
三軒目にしてやっとオーダー可能。

お店巡りをしている間に、背骨煮込み以外に食べようと考えていたものを忘れてしまった。
更に注文時に日本語があまり通じなくて、メニューで目に入ったものを適当にオーダー。
結局、豚の背骨煮込み：500円（税込）、葱入りパイ1枚：300円、果子入り焼き餅：300円をオーダー。
肉と粉モノ２種って、注文下手くそ過ぎ。
汁物は不要なので豆乳を頼むつもりが忘れてるし・・・。

８割方席が埋まっているが、意外な事に若い女性のお一人様が多い。
ほとんどの人がマーラータンなどの麺類を食べている感じ。

まず果子入り焼き餅が到着。
予想以上にデカイ！
卵多めの薄いお好み焼きのような生地がロール状になっている。
果子って何？と思って、生地をめくると揚げパンがストレートに鎮座していた。
２つにカットされているが、一つがサブウェイのサンドイッチレギュラーサイズぐらいの大きさ。
もっちり生地に甘辛い味噌、カリカリの揚げパン、シャッキリレタスが、意外と仲良くまとまって美味しい。

豚の背骨煮込みは温かいが、熱々でもない状態。
骨の周りに残っている肉ごと煮込んである。
ほとんど骨で、可食部の歩留まりは低いのだが、骨の周りの肉が美味しいのは周知の事実。
ポリの手袋を渡されるので、手袋をして手づかみでワイルドにかぶりつくのだ。
辛くない方の味にしたので、五香風味のはずだが、あまりスパイス感がない醤油味。
身は柔らかく煮込まれているが、ゼラチン質の部分はゴリゴリしている。

隣に来たカップルが、チラチラこちらを見ながら「手袋して食べてる・・・」とか小声で噂している。
日本語が通じないと思われたのかも（笑）
私も前回これを食べてるお客さんの姿をチラチラチェックしていたので、気持ちはよ～く理解できる。

合間に葱入りパイをかじる。
葱はほんのり香る程度で、具材としては目視できず。
サクサクで美味なのだが、ダブル炭水化物はキツイ。

果子入り焼き餅、一つはお持ち帰り。
翌日の朝ごはん。

安くて美味しくて楽しいお気に入りのお店。
寒くなったらマーラータンも食べたいな。

主人と一緒に再訪。
よそで昼食をとった後だったけど、席が空いていたので、主人にも食べて欲しかったから。
前回と同じ羊の串焼き2本と焼小籠包4個を二人で食べた。私は味見程度で。
主人は美味しいと気に入ってくれた。
今回の串焼きは唐辛子がたっぷりで結構辛かった。
他のお客さんの食べてるものがやたらと美味しそうだったので、次回は腹ペコ時にまた来よう。

池袋にあったお気に入りの焼小籠包のお店が無くなってしまった。
焼小籠包の検索で出てきたのがこちら。
アメ横には月に数回行ってるはずなのに、何で気付かなかったのか。
しかも複数の店舗があるというのに。

早めの朝9：30頃訪問。
混雑を避けるためもあるけど、炎天下に屋根の無い店頭での食事は辛そうだから。
他のお店は準備中の時間、この手のお店はオープンしてる所もあったけど、平日はさすがに先客はおらず。
左手の注文口で、羊の串焼き150円×２本と焼小籠包4個で400円をオーダー。（税込）
日本語の上手なお姉様、「出来上がったら番号でお呼びします、２番です。」とのこと。
右手の返却口の前の席でおとなしく待機する。

朝食抜きでお腹が空いていたせいか、それなりの時間がかかった気がする。
返却口から無言で串焼きのお皿が差し出される。
注文したお姉様とは別の女性。
お礼を言って受け取るとニッコリ笑顔。こちらの女性は日本語があまり得意でないのかもしれない。
お肉は小さめだけど、結構長い串。
表面はカリっと香ばしく、中は脂身もあり柔らかい。
スパイスが効いているので羊の臭みはほとんどしない。辛さも控えめ。
小さめ、または細長くカットした肉を折りたたんで串に刺してあるので、噛み切り難いことはない。
ビール飲みたくなっちゃった。

串焼きを２本食べ終わる頃、焼小籠包が出来上がり。
「熱いから気を付けて食べてね～！」と声の主を見ると、先ほどオーダーしたお姉様がお皿を片手に、ヤンキーもビックリの箱乗り状態で注文口から身を乗り出している。
そんな中国雑技団ばりに無理なさらずとも、声かけてくれたら取りに伺いますってば。
っていうか番号で呼ばれるんじゃなかったの？
焼小籠包は出来立て熱々。
お箸で穴を開けて、スープを啜る。少し甘味があって美味しい。
中の具はミートボール状ではなくて、ホロホロした状態。柔らかくてジューシー。
上の方の皮はもちっとして、下の方の焼目がついている皮はカリカリサックリ。
小さな食べ物なのに、食感七変化ぶりが素晴らしい。
マーラータンも食べたかったけど、この後の予定のため控えておいた。

揚げパンやアヒルの頭なんかが売ってるのは知ってたけど、屋台系のお店が連なるこの周辺は、外人さんの客引きが結構強引で、毎回俯いたまま速足で通り抜けていたんだった。
ケバブとか好きだけど、大抵他店で食べる予定ｏｒ食べた後なんで、声かけられても困ってしまうのだ。
次アメ横に来た時は、揚げパンとアヒルの頭をテイクアウトしようと思う。