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マル*サトシさんの他のお店の口コミ
店名 |
ビストロ タカ
|
---|---|
受賞・選出歴 |
ビストロ 百名店 2021 選出店
食べログ ビストロ 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | ビストロ |
予約・ お問い合わせ |
03-3836-9250 |
予約可否 |
予約可 完全予約制ではございませんが、出来ればお席・コース(特にディナータイムは)共にご予約をお勧め致します。 |
住所 | |
交通手段 |
地下鉄千代田線湯島駅 5番出口 徒歩4分 湯島駅から189m |
営業時間 |
|
予算 |
¥8,000~¥9,999 ¥3,000~¥3,999 |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
¥4,000~¥4,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー可 (交通系電子マネー(Suicaなど)、iD、QUICPay) QRコード決済可 (PayPay) |
領収書(適格簡易請求書) |
適格請求書(インボイス)対応の領収書発行が可能 登録番号:T4010001144337 ※最新の登録状況は国税庁インボイス制度適格請求書発行事業者公表サイトをご確認いただくか、店舗にお問い合わせください。 |
サービス料・ チャージ |
ディナータイムのみサービス料10% |
席数 |
12席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間 |
ドリンク | ワインあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
サービス | お祝い・サプライズ可(バースデープレート) |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2009年11月3日 |
備考 |
・小学生未満のお子様はご遠慮頂いております。 |
お店のPR |
10月26日以降の営業についてお知らせ【10/24更新】
10月24日にて時短営業要請が解除となることに伴いまして、今後の営業時間を変更させて頂きます。 |
初投稿者 |
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去年の9月の話。
Upが遅くてごめんなさい。
天神下から向かった。
湯島天満宮を突っ切るのが近道だ。
湯島天満宮には泉鏡花の筆塚があって、Free-Writerなどとうそぶいている自分は、その筆力にあやかりたくて手を合わせたりもするが、この日は予約した時間がせまっていたので寄らなかった。
裏から入って、お参りして、正面参道に出て、右の路地に入る。
おぉ、端麗な一軒家レストラン。
袖看板が良い雰囲気をかもし出している。
「Bistrot Taka」と店名のみを掲げている。奥ゆかしくも、それは自信の現れか。
内装も素敵だ。
コーナーにある蝋燭立て。荘厳なデザインのドア。ドアの硝子に施された装飾。
カトラリーにも品があって、重みがあって――。
……良い感じの緊張感だ。
某予約サイトから3杯ペアリングのコースを予約してあった。
1杯目は泡。
◆Richard Cheurlin
インポーターは株式会社ラシーヌ。ラシーヌのページをリンクしておく。
■アミューズ
自家製ハム。なんと7ヶ月熟成だそうだ。
■前菜その1
鱧のフリッター。
鱧はあえて厚めの骨切り。
下はトマトとビネガー。緑色はエストラゴン。
「Bistrot Taka」、夏の定番のよう。
かろやかで、でもパンチがあって。コースの序盤から心を奪われてしまう。
■全粒粉とライ麦のパン
香り良し。
◆Pernand-Vergelesses
ブルゴーニュのシャルドネ。キリリと美味し。
インポーターである出水商事株式会社のページをリンクしておく。
■前菜その2
フォアグラ。
フォアグラの上に黒トリュフ。下は蕪。
ポルト酒とマデラ酒を使った甘めのソースが全てをたおやかにまとめている。
スペシャリテ? 美味かった~。
■スープ
アルザス風シュークレートの冷製スープ。
アルザス地方のシュークレートは有名。キャベツを自然発酵させたもので、ソーセージの付け合わせなどによく見かける郷土料理。
それを冷製スープに?
味の説明が難しい。キャベツの甘さとほのかな酸味。
こんなスープ、初めて!
■魚料理
ヒラメのポアレ。
下には冬瓜、手前のムール貝はモンサンミッシェル産。
それらが海苔のソースの上で仲良く泳いでいる。
文句なし。
◆LES GRAVES DE VIAUD
ボルドー。メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フランのブレンド。
なめらかだけれども、しっかりとしたボディもある。
こちらもインポーターは出水商事。同じエチケットの画像は見つからなかった。“生産者情報”のページをリンクしておく。
■肉料理
フランス産仔牛のロティ。
手前はジロール茸。
付け合わせの野菜らも美味であったので、別アングルの写真もUpしておく。
こちらも説得力ある味わいで――。合掌。
■デザート
フルーツサラダ。
4酒のお酒に漬け込んだ果実たち。香草を効かしたお酒も合わせてあり、複雑の香りと味わいだ。
上はライチのソルベ。緑色はフレッシュ・バジル
まさに“宝石箱”のような……。
――ダメだ。これはもはや手垢の付いた表現だ。
あぁ、泉鏡花ならば、なんと表現するだろう?
やっぱり、筆塚に手を合わせてくれば良かったなぁ。
■カフェ
キュートなスプーンに乗っているのは、レバーブと木イチゴの自家製ジャム。
柑橘(メモなし)の皮は三温糖とゲランの塩でまとめられている。
コースの余韻に身をまかせつつ……。
――以上。
湯島天満宮のすぐ近くにこんな本格的なフレンチがあったとは。
最後に美しい袖看板の写真を。
――ブログ「はらへり*てんき」から!