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本日夜空席あり
050-5890-5720
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御徒町界隈に在る「本陣房」系の１軒
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お通し「蛍烏賊の天ぷら」
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瓶ビール（ヱビス中瓶）
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「山ウドとホタテの酢味噌」
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「焼き筍」
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冷酒＇枡つき＇
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「ぶっかけそば」
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「ぶっかけ」はよく混ぜて
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蕎麦湯は自然体
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蓼喰人
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店舗情報（詳細）
店舗基本情報
| 店名 |
心洗庵（しんせんあん）
|
|---|---|
| ジャンル | そば、日本料理、居酒屋 |
|
予約・ お問い合わせ |
050-5890-5720 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
ＪＲ 「御徒町駅」より徒歩1分 御徒町駅から150m |
| 営業時間 |
|
| 予算 |
￥5,000～￥5,999 ￥1,000～￥1,999 |
| 予算（口コミ集計） |
￥6,000～￥7,999
￥1,000～￥1,999
|
| 支払い方法 |
カード可 （VISA、Master、JCB、AMEX、Diners） 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
| 領収書（適格簡易請求書） |
適格請求書（インボイス）対応の領収書発行が可能 登録番号：T6011601024050 ※最新の登録状況は国税庁インボイス制度適格請求書発行事業者公表サイトをご確認いただくか、店舗にお問い合わせください。 |
| サービス料・ チャージ |
チャージ料なし |
席・設備
| 席数 |
28席 （テーブル28席） |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
可 （20人～50人可） |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い、ソファー席あり |
メニュー
| コース | 飲み放題 |
|---|---|
| ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる |
| 料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 隠れ家レストラン |
| サービス | 2時間半以上の宴会可 |
| お子様連れ |
子供可 |
| ドレスコード | なし |
| オープン日 |
2008年6月13日 |
| 電話番号 |
03-5688-9555 |
| 備考 |
インボイス対応しております。 |
| 初投稿者 |
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この日は久しぶりに、上野の「東京文化会館」での演奏会。
その前にちょっと気分を高揚させたい思いと食事を兼ねて、こちらの蕎麦屋を選ぶ。
場所は御徒町の駅からすぐのビルの地下。
こちらは今では蕎麦屋の世界では、大きな存在感を示している本陣房系の店だが、現在は経営的には独立しているようだ。
ちなみにこの界隈の本陣房系では、歴史のある「吉仙」に加え、「和楽庵」と「味喜庵」という新顔も在るが、いずれもこのグループらしいこじんまりとした構え。
こちらも凝った造りでは無く、この系列共通の小ざっぱりとした居酒屋といった雰囲気。
メニューの内容も「変わり蕎麦」を含めた3種類の蕎麦を出したり、肴や酒の種類が充実させた同様のスタイルが顕著。
5時半に入店したのでさすがに先客は居なかったが、30席ほどあるテーブルのほとんどに予約席の札が置かれている。
僅かに空いていた手前の卓に通される。
まずは瓶ビール（ヱビス中瓶）。
お通しには丁寧な仕事の「蛍烏賊の天ぷら」が2個、小鉢で出された。
こんなところも、在り来たりの「蕎麦居酒屋」で無いことが判る。
料理は別書きの紙片にびっしりと＇本日のおすすめ＇が並んでいるが、その中から2品を注文。
「山うどとホタテの酢味噌」：大振りの小鉢に乱切りの独活と生の帆立貝柱、それにワカメが盛られ、たっぷりの酢味噌が掛けられている。
それぞれの食感や風味が楽しめ、酢味噌の加減も丁度良く、結構ボリュームも有る。
「焼き筍」：小ぶりの筍を1本分、6つに縦割りにして醤油をまぶして、香ばしく焼きあげられている。
微かなに残ったえぐみと、しゃくしゃくとした歯応えが心地よい。
酒を追加をしようと、数多くの銘柄が並んだ品書きを眺める。
量は＇グラス＇か＇枡つき＇のどちらかが選べ、後者だとほぼ一合に相当する。
後のことを考えるとやや多いかなと思ったが、この日のコンサートはそれほど肩ひじ張ったものでは無いので、「磯自慢」を＇枡つき＇で頼んだ。
目の前で一升瓶から受けの枡も溢れんばかりに注いでくれるのも、本陣房系ならではのスタイル。
そろそろ混んできたので蕎麦を注文しようと、「変わり蕎麦」は何かなと品書きを眺めると「柚子切り」と「桜切り」の様だ。
本陣房の柚子切りは秀逸な出来で評判が良いため、味や香りのベースをその時期に大量に仕込んで、通年で使っていることは知っている。
桜切りについても、香りは塩漬けの葉を使うので、出そうと思えば何時でも可能なことも分かる。
しかしやはり、季節外れのものを注文するする気にはならない。
そこで今回はあまり時間も無いなので、手っ取り早く食べられそうな「ぶっかけそば」にしてみた。
案外早く登場した大振りの鉢には、下の蕎麦が見えなくなるほどの、わらびやこごみなどの山菜・若布・刻み海苔・薄切りの九条葱・削りカツオ、それにたっぷりの大根おろしが乗っており、つゆは徳利で別に添えられている。
つゆを回し掛け、全体をよく混ぜ合わせてから啜る。
具も多いが蕎麦も結構な量で、ひと通り飲み食いした後では、ちょっと持て余すほどのボリューム。
大根おろしが多いためか、全体の味が少し甘く感じる。
しかし蕎麦の茹で加減は精妙で、様々食感を楽しみつつ、いつの間にか完食してしまった。
湯桶と一緒に、空の蕎麦猪口も出される。
鉢のつゆを猪口に移して蕎麦湯を注ぐが、当然ながら茹で湯のままの自然体なので、後味良く〆られた。
濃い目の蕎麦湯ではこうは行かない。
6時を過ぎたころから予約客が次々と入店し、ほぼ満席状態となった。
いずれも近隣のサラリーマングループのようだ。
メニューを見ると「大皿料理 飲み放題コース120分 5,000円」と言うのが載っており、大半はこちらの注文の様だ。
内容は蕎麦を含めた料理が8品、飲み物の種類もかなり充実している。
料理も蕎麦も、並みの居酒屋に比べればかなり上出来のため、これは結構お得だと思う。
ここから会場までは「アメ横」などの猥雑な商店街を抜けていく。
しかしこの辺りは学生時代、演奏会の後に友達とその日のコンサートについて評論家気取りで議論を交わしたことも有る、思い出深い飲み屋街でもある。
その中を抜けて気分良く、公園口の前まで歩を進めた。