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店名 |
カフェ すいれん
|
---|---|
ジャンル | カフェ、洋食 |
お問い合わせ |
03-5834-7056 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
上野駅から徒歩5分 上野駅から240m |
営業時間 |
|
予算 |
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 電子マネー可 (交通系電子マネー(Suicaなど)) QRコード決済不可 |
席数 |
80席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキング等あり! |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ホームページ | |
公式アカウント | |
備考 |
※予約不可 |
お店のPR |
2022年4月9日リニューアルオープン!
2022年4月9日より国立西洋美術館のリニューアルオープンともにカフェすいれんもオープンいたします! |
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昨日の昼、銀座のほかけで鮨をつまんだ後、JR有楽町駅から上野駅まで移動して東京都美術館の「ボッティチェリ展」と国立西洋美術館の「カラヴァッジョ展」を見て来ました。
美術館来場者の八割は女性です。芸術鑑賞も美食探訪も女性の方がバイタリティーに溢れ、より活動的であります。女性同士の来場者が多いですが、年齢に拘らずカップルが寄り添って静かに会話しながら鑑賞している姿は微笑ましいです。シニア(65歳以上)になると割引があるのですが、まだ恩恵に与ることはできません。展示会の詳細については下記のURLを参考にしてください。
・ボッティチェリ展 http://www.tobikan.jp/exhibition/h27_botticelli.html
・カラヴァッジョ展 http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2016caravaggio.html
Sandro Botticelli (Alessandro di Mariano Filipepi)、1445年- 1510年、ルネサンス期のフィレンツェ生まれ
Michelangelo Merisi da Caravaggio、1571年- 1610年、バロック期のミラノ生まれ
イタリア大好きです。
私は、海外出張で暇ができると美術館へ足を運びます。ボッティチェリとカラヴァッジョの絵も現地でたくさん見ていますが、一堂にこれだけのコレクションが集まることは珍しく、とても見応えのある展示です。関係各位のご努力に敬意を表します。日本とイタリアの国交樹立150周年の今年は、日本各地で様々な行事が組まれていますので、機会がありましたら是非覗いてみてください。
***
さて、「カフェすいれん」は国立西洋美術館の本館と新館の間にあるパティオに面した気持ちの良い空間を利用して作られています。
この1959年竣工の本館は、フランスの建築家ル・コルビジェによるもので国の重要文化財(建造物)に指定されていますが、20年後に建てられた新館は、日本人建築家 前川國男が設計しました。外壁にオープンジョイントの緑色のタイルが貼られたプレキャスト方式が採用され、現在主流になりつつある外断熱二重構造となっています。大切な美術蒐集品の劣化を防ぐために館内環境の安定維持に役立っています。
二十世紀は「戦争の世紀」であると言われていますが、同時にルネサンスに匹敵するほど芸術が社会に影響を与えた「芸術の世紀」でもありました。
ビートルズ世代の私は、戦後の良い時代に生まれ育ったことに幸運を覚えながら、カフェの椅子に座り、ゆっくりビールを飲み干しました。