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食べログ 和菓子・甘味処 TOKYO 百名店 2023 選出店
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店名 |
かりんとう ゆしま花月(かげつ)
|
---|---|
受賞・選出歴 |
和菓子・甘味処 百名店 2023 選出店
食べログ 和菓子・甘味処 TOKYO 百名店 2023 選出店 |
ジャンル | 和菓子 |
予約・ お問い合わせ |
03-3831-9762 |
予約可否 |
予約可 FAX:03-3837-0611 |
住所 | |
交通手段 |
東京メトロ千代田線【湯島駅】徒歩3分 上野広小路駅から122m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー可 QRコード決済可 (PayPay) |
席数 |
(イートインなし) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近くのコインパーキング:湯島3-39-4に10台収容、ほか |
空間・設備 | 落ち着いた空間 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
1947年 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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とんかつ、あんみつと続けてさすがにもうキャパシティはオーバーフロー寸前。あとはテイクアウトだと勇んで「うさぎや」に行くも、店の外までごった返しているのを見て気後れしてしまった。待っていれば確実に買えるであろう状況だったにもかかわらず。
このまま歩を進めて「つる瀬」まで行こうかとも考えたが、風が強く寒くて仕方ない。ここはきびすを返し、かりんとうに落ち着くことにした。大通りからちょっと寂しい路地を入ると、一見昭和のたばこ屋のような佇まいの店がある。店頭に立つは七味唐辛子の缶、もといかりんとうの贈答用缶のようだ。それの両脇から手が出ていて一瞬ぎょっとする。時期らしくサンタの格好になっていて微笑ましい。よく見りゃパンダを抱っこしてるじゃないか。
ガラガラと引戸を開けると、店のご主人夫婦が発送の仕分けと梱包作業に追われている。小上がりの座敷には発送を待つ梱包済みの箱がうず高く積まれ、商品の人気の高さが伺える。右手の棚に見本が陳列してあり、小袋から大袋に表にあった丸缶やら詰め合わせなど諸々揃う。ウリのかりんとう以外にも揚げ煎が数種類。決して種類は多くなくオーソドックスなものばかり。でもそのほうがいいと思う。あまり種類を増やし過ぎて手がまわらなくなり、全体の質が低下するよりも今ある商品の質を維持するべき。
奥様がいらっしゃいませと応対。ご主人は寡黙なのかそれとも作業に追われているのか何も発さず。とりあえずお勧めを尋ねるとかりんとうの丸缶だとのこと。見た目もいいし、何よりおまけに付いてくる丸缶に惹かれてしまった。あれ欲しい。
これなら自宅用にもお使い物にも丁度いい。値段も2,000円といいじゃないか。ふと思ったが、かりんとうの製造工場は店の裏手にあるのだろうか。
*
翌日、かりんとうをいただいてみる。スーパーなんかで売ってる大袋の真っ黒いゴツゴツした黒糖丸出しのかりんとうも大好きだが、こういう上品なかりんとうもたまにはいいな。綺麗な飴色が艶っぽく光って工芸品のよう。表記されていた通りガラス細工のようでもある。
ひとくちかじるとカリッと小気味良い音。口の中に広がる優しい甘み。普段はがっつり甘いゴツゴツの黒糖を食べているので新鮮なはずだが、どこか懐かしくほっとする。ヤバい、止まらんぞこれは。お茶請けにもってこいだし、来客があったときに出しても喜ばれそう。
三度揚げし、さらに飴を絡ませるという手間のかかる行程を経てこんな綺麗なガラス細工になるのだ。以前、金平糖の作り方をテレビで観たことがあるが、あれも気の遠くなるような作業工程がある。他の和菓子もそう。世の東西を問わず、手間ひまかけてつくられた逸品は老若男女に喜ばれること請け合い。