爆弾発言。 : ぽん多本家

もちろんカキフライを求めての予約組。
衝撃的な出会いからはや1年、カキフライだけでなくエビコロッケやキスフライなんかも超美味しく、わたし的お気に入りの高級フライ屋さんとして安定の位置づけです。

病み上がりなのでカキフライと悩みに悩んでイカフライでストップ。
もちろんライスをつけて定食にします。

待ちに待ったカキフライの登場、なのですが衣の甘さがたっており、もう少しあっさりとした方が今の私の好みかもしれないと思った2024冬。
大きさと牡蠣自体の旨味は言うことなしですが、キスフライのが美味しいことに気づいてしまいました。爆弾発言。あのふっくら柔らかいキスフライは格別すぎた件。

イカフライは期待値が上がりすぎたことを差し引いても普通。
イカはイカです。特に狙ったような火入れでもなくしっかりめの入りで牡蠣の強い旨味に比べると、感動に欠けるフライでした。

今年もありつけたので私の課題は提出できました。

ご馳走様でした。

狙うは牡蠣フライ。約1年前、衝撃的な出会いを果たしてしまったものですからそりゃ忘れられません。
11月に入ってどこのお店も牡蠣をやり始めたので、我々もディナータイムに行ってみました。
ところが、ところがですよ、お昼に売り切れちゃいました〜とのこと。
え？と世紀末のように落胆してしまったのは言うまでもなく。出始めはそもそもの入荷数が少ないらしいので確実に狙うなら12月に入ってからかな、と思います。
仕方が無いのでキスフライ、蛤バタヤキ、海老コロッケを定食でオーダー。

いつも通り2階へ案内されたのですが、この日は大賑わい。ほぼ全卓埋まっており、カップルや会社のご飯会？なんかで利用さていました。

ちょっと時間がかかるかなと思いきや10分経たずしてキスフライ、蛤バタヤキがやって来ました。
キスフライはふっかふか。通常、天ぷら屋さんで扱うネタよりも大きいです。
そして衣を纏うことにより厚みが2センチ弱はあるのではという勢い。そのままでも大変美味しく、キスそのものの味が濃ゆいのでソースはやらない方がタイプですが、卓上のお塩を付けるとキスの甘い風味や香りによく合う気がしました。
忘れてはいけないのが付け合せのレタスの鮮度も抜群さ。和えているドレッシングがまたサッパリしてとても美味しく、なんなら販売してほしかったです。

蛤バタヤキ、私が想像を膨らませすぎたのかちょっと小さめ。でもあれだ、下味つけて小麦粉でコーティングして、バターと醤油に絡めたらどんなに大きくてもコンパクトになっちゃうか。
味付けはご飯に合うようにしっかり濃いめなので、蛤特有の滋味た味や風味や香り、全てが味付けに押されているように感じました。
とはいえご飯がよく進み美味しかったのですけど。

エビコロッケ、こちらは少し遅れて登場。
やっぱりプリプリの海老が最高です。洋食屋さんでの別名はエビクリームコロッケですが、ホワイトソース部分に甲殻類独特の強い旨味がしっかり抽出されているのです。これが美味しさの秘訣と思います。とんかつ(当店ではカツレツ)が有名ですが、私てき推しフライのひとつです。

ご飯も高級フライを最も美味しく食べられる上品な炊きあがり。
今回はぬか漬けの白菜がちょっとしょっぱかったのもご愛嬌。

冬が終わる前に2回は訪問したい。
牡蠣に会うために。

ご馳走様でした。

結構なお久しぶりの"ぽん多本家"。
場所は御徒町なのですが、もはやこのエリアはどの駅も近いので何駅が最寄りなのか分かりません。

ラストオーダー19時40分だったかな？なため、19時がラストの予約枠です。
大人気のビーフシチューは午前中でもれなく完売するため、予約時の取り置きは不可なんだとか。
なかなかシチューの争奪戦は厳しい戦いになりそう。

何がともあれ到着し今回も2階席にご案内。
私のデビュー戦はいつものグルメ会(安定の2人)で訪問したのですが、前回はカツレツ、キス、ポークソテー、今回は野菜サラダ、レビュアーさんが褒めていたカキフライ、エビコロッケ、そしてこちらの基本のカツレツを。

まずはお通しでイカと酢味噌和え。
こってりでいてスッキリ。とても滑らかな酢味噌でイカも新鮮そのもの。美味しいおつまみです。

野菜サラダ、こちらは浅草によくある缶詰のホワイトアスパラを用いるダサくて美味しくないアレではなく、全てフレッシュという上々クオリティ。
トマトも湯むきするというひと仕事が垣間みえる他、増粘多糖類などという野蛮な添加物をせーので排除したナチュラルさっぱりとした味付け。実にシンプルなため野菜そのものの直球勝負です。美味。
ですがこれで1100円はなかなかの値段と思います。

こちらはエビコロッケと称してエビクリーム。
クリームに粉っぽさは全くなく、口触り滑らか。もちろん香りも抜群にいい。
おそらくはエビのエキスもクリームに配合しているため、全体てきに超エビエビしています。もちろんエビもゴロゴロでin.
その辺の名だたる老舗洋食屋が恐れるコロッケなのではと驚きの美味しさでした。
メニューのパッと見た感じ、選択肢にあまり入ってこなさそうですがグランドメニュー陣には常にいる感じなのでぜひ頼んでみてほしい逸品。

カキフライ、こんな高いカキフライ見たこともなければ食べたこともないです。
けれど間違いなく私の人生におけるカキフライの中で突き抜ける1番の輝きでした。
衣という名の羽がひっじょーに軽くそれでいてサクサク。
牡蠣も超ビッグサイズ。
ひと口頬張ると牡蠣汁がビシャビシャ溢れてきちゃうので、一滴も滴り落ちないようき集中です。
バターソテーでもしたんかと思うほど芳醇な香りで、牡蠣Loveな方は無理やりにでも時間を作って食べてほしい作品。
何もつけずとも美味しいですがカラシが旨みを邪魔せずマッチするアイテムと思いました。

で、カツレツ、脂身のないとてもキレイめな仕上がりです。
作り手がキレイめに作りたいのだろうなというのが伝わってきました。アッサリとしてもちろん軽く美味しいのですが、ちょっと上記2つのフライが異常すぎたために埋もれてしまうという悲劇。
次回からは2名以上で訪問した際はカツレツはパスでもいいかもしれません。
私はカラシ醤油なんかもトンカツにあわせて食べるのが好きですが、如何せん当店の卓上調味料は醤油もなければ塩は一択のみというシンプルすぎるバリエーション。
塩とソースで安定の味付けです。
千切りキャベツが茎は削ぎ落とされたシンプルでいて手間のかかることをなされているわけで、せっかくこんなに美味しいキャベツならドレッシングぐらいは置いてほしいところ。

米もツヤがあり甘みもあり非常に美味しく、長年食べ慣れたあきたこまちに近い方向性に感じました。

以上を二人で食べて飲んで14000円ちょっと。
もう、とんかつ屋とか洋食屋の枠ではない、色々悩んだ末に出たカテゴリーは、

おフライ屋さん。

ご馳走様でした。

安定のグルメラバーの方とのお食事会。

とある流行病になる前はトンカツ開拓団の1人として今年の目標突破を掲げていたのですが、なんせ脂っこいものが受け付けなくなったので今は脱退しています。笑
そんなわたしが病になる前にお誘いされ行ったのがこちらの老舗トンカツ店ぽん多。

とんかつといえば？の質問にきっとここを挙げる方も少なくないでしょう。

実はポークソテーもあなどれないらしい？とのことでそちらもオーダー。
値段も老舗王者の風格というべきなのかまあまあな設定です。

油切れがよく、フワサクの衣がここちよくソースをかけるのがここまでもったいないと感じるトンカツはお初です。
どこもちょづくところがなくとんかつ評論家も首を縦に降らずにはいられない確かな味。

ポークソテーはどうでしょう？
バターがほんのり香る、上品ながらしっかり肉々しい豚。
うーん、食べ盛りの成人男性ならどんぶりで米をかちこみたくなるでしょう。笑

腹八分目？で、十分目まで満たしたい欲が溢れ出しキスフライを追加オーダー。
これがまた想像の一枚上手でバシッと攻撃される、フワッフワのkiss、、、ではなくキス。笑
今流行りの白い衣と高音で揚げる昔ながらの〜の中間を見事に再現しており、このふわふわ感はどうやって生み出しているのか気になるところです。

高くても家から多少遠くても通いつめたい1軒。
ご馳走様でした。