クリスマスの特製ディナーを堪能！（独りで… : hide mode

レビューを書こうと思っていたら、いつの間にか年が明けてしまいましたが、
12/22～24限定のクリスマスディナーをいただいてまいりました。

こういうのって普通はカップルで食べに行くものだよなぁ、と思いながらも
諦めきれず店長さんに確認したところ、「おひとり様も歓迎ですよ」とのこと。
まぁ、行ってみたら私以外全員カップルでしたけど……。

乾杯用のスパークリングワインをいただいて、いよいよお料理の方へ。

◆プティ サラダペール
サンゴケールの赤紫色が彩り豊かな特製サラダ。
ドレッシングの酸味もワインの邪魔にならない程度に抑えられてて美味です。

◆フォアグラのポワレ ガストリックソース
37年生きてきて、ほとんど食べる機会のなかったフォアグラに大興奮。
とろり融ける食感とソースのコク・甘みがベストマッチです。
ちなみに、この日は特製のブリオッシュがお替わり自由という天国でしたので、
少しお行儀悪いですがソースを拭って堪能しました。

◆帆立貝のミキュイ カブのクーリー仕立て
……が出てくるはずなんですが、私には鶏のマスタード焼きとカブのポタージュ。
普段の雑談の中で貝アレルギーだと話した覚えは確かにありましたが、まさか
覚えていてくださった上に、別メニューまで……嬉しいサプライズでした。
鶏肉もマスタードも大好物なので、店長さんの優しさが身に沁みます……
それにしてもこれ絶品なので、定番化されたりしないですかね……？

◆牛ホホ肉のブルギニヨン ソースヴァンルージュ
見た目は結構重厚なのですが、当てただけでナイフがスッと入っていく柔らかさ！
手間暇をかけておられるのがよくわかります。もちろん、味も言うことなし。
定番となった付け合せのドフィノワ（ポテトグラタン）も安定の美味しさです。

◆X'mas特別デザート（デセール ヴァリエのグラティネ）
写真だと一見クレープに見えますが、イチゴやアイスクリームを使ったグラタンです。
イチゴのわずかな酸味と軽く焦げ目を付けたソースが全体をぴしっと引き締めていて、
いやもうたまらないです。このデザートも定番化されたりしないですかね……？（笑

そんなこんなで、シメにハーフラーメンを追加でいただいて、味もお腹も大満足でした。
カップルさんはハーフラーメンとミニハンバーガーを1個ずつ頼んでシェアしている方が
多かった気がしますが、そういうのもありですね。

そんなわけで、もし来年も同じようにクリスマスディナーが提供されるのであれば、
特にカップルの方はお早目のご予約をお勧めいたします！

レビューは3回目ですが、実際の訪問回数は多分2ケタ……
友人と飲みに行くにも、一人で軽く食べに行くにも、本当にありがたいお店なのです。

◆真白タマネギ鉄板焼き　380円
この日（8/24）の黒板メニューの中で、特に気になった一品を最初にオーダー。
素材がいい、焼き加減がいい、塩がいい。これが美味しくないわけがない。
食感を程よく残しつつ、甘みはたっぷり引き出されていて……うん、幸せの味。

◆生きくらげのカプレーゼ風炙り　580円
中華や和食以外できくらげを見る機会はそんなにないと思うのですが、これがまた絶妙。
炙ったチーズとも相性抜群で、ワインをあまり飲めない体質なのが悔やまれるところ。
無念。

◆サーモンのミキュイ　680円
2品続けてトマト＋バジル＋モッツァレラの組み合わせじゃないか！と思ったものの、
半焼きでとろけるように柔らかいサーモンが相手だとまた違う表情を見せてくれます。
爽やかな後味もGood！

◆自家製オーブン焼鳥　380円
もともと鶏は大好物なので毎回必ず注文しているのですが、正直毎日でもいけます。
これだけ手間暇をかけて、この美味しさでこの値段。もう普通の焼鳥に戻れない……

◆ハイドラーメン　880円
最近、大手ラーメンブログでも記事をお見かけするようになった逸品で本日の締め。
「うまく説明できないけどめちゃくちゃ美味い」という感想が多い気がしますが、
すごくよくわかります。とにかく美味い。
最近ではメニューにごはんも追加され、残ったスープに入れると至福のひと時です。
……多分フレンチでこういう食べ方はしないんだろうなぁ。


気付けば週１以上のペースで通っていますが、本当に居心地も味も最高なので仕方ない。
願わくば、ラーメン人気が高まりすぎて売り切れませんように……

今日は仕事も思いのほか順調にいったので、自分へのご褒美に何度目かの訪問。
普段はあまり飲まない白ワインなどに手を出しつつ、ついつい注文が進みます。


◆キンメ鯛のカルパッチョ（炙り）　680円
熟成させて旨みを最大限に引き出した、まさに食べ頃！のキンメを贅沢に厚切り。
炙ってる最中の香りは、前菜前の空腹にはもはや暴力の域です。
こちらのお店、ハンバーガーもそうですけど調理中から香りで魅了してきます。
お財布の紐もつい緩くなります（笑）


◆餃子　180円（1個）
素材の吟味から具のバランス、味付けまで、すべてに細心の注意が払われた王道の餃子。
ポン酢とラー油であっさりいただけるのも個人的にかなり嬉しい。

･･････創作フレンチで餃子が出てくるのは王道なのだろうか？というツッコミはなしで。
「本物のフレンチシェフがつくれば、卵かけご飯だってフランス料理」なのだそうです。
（出典：大使閣下の料理人）


◆ハイドラーメン　880円
創作フレンチでラーメンが出･･････いや、美味しいのでもう気にしないことにします。
これ目当てに通うお客さんもいるそうで、黒板からグランドメニューに昇格したそうです。

「クリーミーな、牛・豚骨がベースのブイヤベース風」とのことですが、雰囲気としては
コムタンスープとクリームパスタのいいとこ取りというか、とにかく旨みたっぷり。
具のトマトも爽やかでGood！ 最後まで飽きずに飲み干してます。ダイエット中なのに。


◆黒毛和牛A5 コサンカクの炙りにぎり　380円（1貫）
自分が何料理を食べに来てるのか、本格的に迷子になってますが･･････うん、もういいや。
ウデの希少部位だそうで、肉に対する店長さんの目利きが最大限に発揮された逸品です。
しっかり脂がのっているのに、くどさを全く感じさせない味わいはさすがの一言。

ただ、メニューに書かれた「かむほどに美味♪」というキャッチコピーには異を唱えたい。
口の中でさっと解けて、滑らかに喉の奥へ急降下します。何度も噛むのは至難の業（笑）
もちろん、飲み込む前に幸せをちゃんと感じられる美味しさであることは確かですね。
あとこれ、この値段で出してて大丈夫なんですか？ お店、損してませんか？


あとはワインとかいろいろいただいて、4000円くらいでおなかいっぱい。CP高いです。

うらやましがらせようと友人に写真を送ったら、返信は「君は何屋に行ったのかね？」。
うん、そうなるな。でもいいじゃないか、美味しいんだから。

本郷三丁目駅から徒歩3分、2018年5月にオープンした「塩ハンバーガー×創作フレンチ」のお店です。

一見してわかるお洒落な内装と「創作フレンチ」の言葉の響きから、開店前は正直敷居が高そうだと
二の足を踏んでいました。（いい歳して小心者なのです……）
意を決して入ってみれば、落ち着いた空間と気さくな店長＆店員さん、お財布に優しい絶品料理の数々が
迎えてくれる、心地よい時間を過ごせる隠れ家的なお店でした。

夜は何度か食べに通っていたのですが、行くたびにいろいろ目移りしてしまい、看板料理のハンバーガーを
いただく機会にはなかなか恵まれず。店長さんの「お昼がオススメですよ」とのアドバイスにしたがって、
ちゃんと予約を入れてから（ランチは10食限定！）食べに行ってきました。


こちらのランチメニューはハンバーガーセット（1,000円）のみですが、
・自家製ブリオッシュと100%ビーフを使った特製の塩ハンバーガー
・付け合せのドフィノワ（ポテトグラタン）
・本日のスープ（野菜たっぷり！）
・プティ・デセール（ミニデザート。この日はプリン！）
でこの値段ですから、採算取れてるのか割と本気で心配になるレベルです。

肉の食感を残した重厚なハンバーグに、外はさっくり、中はふんわり、自然な甘みのブリオッシュ。
味はもちろん食べごたえも十分な逸品ですが、不思議と食後の胃もたれなどは感じませんでした。
ホームページによれば、そのあたりは素材を厳選して仕上げているとのことで、食べてすぐ昼寝して
しまったのに、起きた時胃が軽かったのは大変ありがたかったです（笑）

……それにしても、ブリオッシュが素晴らしく美味しいです。毎日でも食べたい。

ドフィノワも最初は正直「いや、ハンバーガーにはフライドポテトだろう」と思っていたものの、
食べてみたらベストマッチでした。なんか悔しい。


夜は夜で、店長さんたちの遊び心あふれる創作フレンチの数々が楽しめます。
（まさかフレンチのお店でラーメン食べられるとは思いませんでした……しかも美味しいんです）

普段、外に飲みに行かない（というか一人で飲む習慣がない）、しかもワインが苦手だったはずの私が、
これまでの価値観を悉く崩されてしまったお店。私にとっては初めての総合評価5.0をつけたいと思います！