めくるめく南原ワールド : 焼肉 ジャンボ はなれ

2020.11.

年末が近づいてくると、普段の土日休みから日曜日のみの休みになってしまい、思うようにお店に行けない。私にとって日曜営業をしているお店はとても貴重であり、ありがたい存在なのです。その中で今回やってきたのは、本郷三丁目にある「ジャンボはなれ」です。今回で3回目となりますが、未だに未食の料理が数多くある底知れぬ焼肉の名店で、前回と同様に炭水化物祭りを楽しみます。

今夜の献立

ハツ
出汁ポン酢で。サクッとしながらも、ジュワッと旨味が溢れます。

三角カルビ♡
肉自体に確りとした旨味がありますが、出汁ポン酢をつけることで更に加速する感じ。

野原焼き♡♡
「ジャンボ」のスペシャリテの『野原焼き』は必食の品。やはり美味しい♡少し厚みのあるサーロインを炙り、卵黄に絡めて食べると至福の美味しさ。早めにご飯を注文しておいて、一緒に食べるのがオススメです。

上タン♡
サクサクと小気味良い食感があり、咀嚼の度に旨味が溢れてきて、後味は甘味も感じられます

うわみすじ♡
サッと炙るように焼かられ、甘味のあるタレでいただきます。うーー、ご飯が進む味わい。

和牛の握り♡
片面だけ焼いたトモサンカクは玄米茶で炊いたシャリと合わせて、『和牛の握り』に。コッテリとした肉ですが、玄米茶で炊いているので後味はスッキリ。

ヒレかつ♡♡
事前予約の『ヒレかつ』は初です。ヤバい！超美味しい♡withご飯が必須な日本人ならば絶対好きな味付け。

さがり♡
この厚み、凄い！咀嚼の度に溢れる旨味がハンパない！

みすじ
とろける、とろける。『野原焼き』で残った卵黄をつけると、更に美味しい♡

ランプ
先程の『みすじ』よりはとろける感じは薄いながらも、厚みがあるので存在感は確り。

牛ご飯♡♡♡
今回の〆は前々回にいただいた『牛ご飯』です。ストゥブ鍋を開けると、広がるのはブイヨンとバターの香りで、上にたっぷりと盛られたヒレステーキを混ぜ込んで、ガーリックチップをたっぷりとかけていただきます。まさに至福！肉も勿論美味しいですが、コレを目当てにしても後悔しないような美味しさです。残ったらテイクアウトも出来るので、次の日でも大丈夫ですし、冷めても美味しい！

オムライス♡
「え！食べるの？」というスタッフの方を振り切って注文した『オムライス』は、本当に侮れない美味しさ。フワトロの卵に包まれたケチャップライスには肉がゴロゴロと入っており、旨味が素晴らしい。そして、トマトソースの酸味がいいアクセントとなっていて、卵・ライス・ソースの三位一体の味わいが最高です。

今回も最高の炭水化物祭りでした。普段は肉とご飯を一緒に食べないのですが、やはり『野原焼き』や『ヒレかつ』には必須のものだと思います。本当だったら、『カレーライス』や『牛丼』や『冷麺』も食べたいところですが…さすがにムリですねww

また来店した際には、めくるめく南原ワールドを堪能させていただきたいと思います。南原さん、スタッフの方々。ご馳走さまでした！

2020.8.

前回いただいた『野原焼き』や『牛ごはん』が非常に美味しく、更に未食のものが魅力的なものばかりだったので再訪した本郷三丁目にある焼肉の名店の1つである「焼肉ジャンボはなれ」で夕ご飯です。今回も肉はお任せにしていただき、事前予約の〆ものは『ユッケご飯』にしてみました。今夜もめくるめく南原ワールドの開幕です。

今夜の献立

ハツ&巻きカルビ♡
程よい厚みに旨味がたっぷりのハツ、口に入れた瞬間からとろけて甘味を出す巻きカルビ。最初から心をガシッと掴む肉たちです。

キムチ
キムチも確り美味しい。

野原焼き♡
部位的にはサーロインで、すき焼き風の味付けしたこのお店のスペシャリテ。お任せコースなので自分で焼くことないですが、この『野原焼き』は全てお店の方が焼いて下さいます。軽く炙るような瞬間焼きかと思いきや、想像よりも確りと焼く感じ。濃厚な卵黄に絡めて食べると、口福です。

ナムル
もやし・ゼンマイ・ほうれん草のナムル。こういう基本的なものが美味しいと嬉しい。

ランプ肉のローストビーフ風
表面を焼き上げてから暫く蓋を被せて休ませて、更に焼いて仕上げられたランプ肉。分厚くカットしてから供されます。厚みがあるので食べ応えもあり、咀嚼の度に旨味が溢れてきます。激旨っ。

上タン塩・中肉・トモサンカク♡
まずは上タン。サクサクを超えるサックサクな食感で、噛むのが楽しい♪
中肉はお尻の方の外モモだそうで、トロリととろけてながらも最後は留まるような感じ。
最後のトモサンカクは片面焼きで、玄米茶で炊いた茶飯に合わせて、名物の『和牛握り』に。美味しい♡

豆腐
口直し。

オムライス♡
ずっと気になっていた『オムライス』を中〆として。存在感のある椎茸や玉葱の具が大きく入っていて、玉子はトロトロ、酸味のあるトマトソースの中で、牛肉の旨味がグッときます。侮れない美味しさ！

サガリ・ミスジ・カメノコ
サガリはまずはそのままで。十分に美味しく、旨味が濃い。2切れ目は出汁ポン酢で。よりさっぱりとして、切れ味のある旨味が楽しめます。
カメノコはしっとりしながらも旨味が強い。
ミスジはタレと卵黄を絡めるタレ玉で。厚みがあるので、口の中での存在感が素晴らしく、肉の旨味＋タレの甘味＋玉子のコクの連鎖がたまりません。

ユッケご飯♡♡
要事前予約のはなれ限定の炊き込みご飯。石釜焼き風でいただくユッケと卵黄の混ぜご飯です。蓋を取ると、香りからヤバい！混ぜ込んで食べると、ご飯の熱で火が通った肉がとろけます。肉の甘味とタレの甘味にご飯が包み込まれるようで、止まらない美味しさ。

ハーフカレーライス♡
極濃厚なルウは肉がたっぷりと入っていて、実に肉々しい。やはりさらりとしたカレーよりもこういうぼってりとしたものの方が好み。カレーも美味しい♡

ハーフ牛丼
こういう甘辛の味わいは日本人は大好物だと思います。もう少しタレがご飯にかかってるともっと好み。

杏仁プリン
やはり〆は甘いもの。

今回も実に美味しかったです。定番の『野原焼き』は何枚でも食べられそうな美味しさで、あまり焼肉でご飯は食べない私ですが、ここでは非常に欲しくなります。今回の収穫としては〆ご飯を多く食べれたので、その侮れない美味しさに驚いたことかな。『オムライス』や『カレーライス』はハーフサイズでも必食したいほどに美味しい。前回いただいた『牛ごはん』も『ユッケご飯』も甲乙つけ難い美味しさで、大人数ならばいっそのこと両方という選択が正しいかもしれません。肉は勿論美味しいですが、色々な〆ご飯を注文して炭水化物祭りをするのもこのお店の楽しみだと思います。

帰り際にジャンボの創設者である南原 竜男さんにもご挨拶でき、嬉しかったです。次回は冬にまた未食のアレを食べに伺います。18610

2020.6.

今年になって、今まで行かなかった分を取り戻すかのように食べている焼肉。今回は本郷三丁目にある「焼肉ジャンボはなれ」です。都内でも屈指の焼肉有名店の1つですが、色々な街にある中でこの「はなれ」を選んだ理由は、「はなれの方が雰囲気いいし、社長の南原 範充さんもいらっしゃるよ」というアドバイスを受けたからです。予約困難店には間違いないですが、たまたまネット予約でサクッと取れてしまい、更に某店主さんが常連で直に南原社長に連絡をして下さり、一見にも関わらず『お任せコース』を堪能させていただきました。

今回の献立

キムチ&ナムル盛り合わせ
焼肉では箸休め的な存在かもしらないですが、これらが確りと美味しいと肉にも期待のハードルが上がります。

上タン塩&ハツ♡
同じ塩用のタレ(鰹と昆布の出汁に橙酢とカボスで香りをつけたもの)でいただきますが、こうも違うのかという食感と味わい。タンはサクサクとした小気味よい歯応えを楽しむと旨味がジュワ〜ッと溢れ出し、ハツは筋繊維のザクザクとした食感でゆっくりと旨味が滲み出てくる感じ。やはり、タンは美味しい♡

野原焼き♡♡
大判のサーロインをサッと焼いて、甘味のあるタレと生卵をつけて食べさせるお店が増えてきましたが、このお店が元祖。何で『野原焼き』というのか不思議だったのですが、野原さんという方がこういうのを食べたいとリクエストしたことが始まりなのだそう。
甘めのタレと円やかな卵の味わいが日本人のDNAを刺激します。あ〜、ご飯欲しくなるぅ〜。

巻きカルビ
リブロースに巻きつくようについている部位を塩味で。塩なので、肉の甘味が映えます。後から感じる香りも愛しい。

シンシン
やはりこの部位は瞬間炙りで。コクのある旨味がたまらない。

和牛の握り♡
コレも有名な料理。肉はユッケ風の味付けだそうで瞬間炙りにして、待ち構えているシャリに乗せられます。肉の甘味を活かすように玄米茶で炊いたシャリだそうで、さすがによく考えられています。

塊ハラミ♡
美しいピンク色をしたハラミの塊。何度か休ませたりしてじっくりと火を入れていきます。供されたハラミは2つにカットされて、まずひと口目はそのままを勧められます。最後は、先程『野原焼き』で使った卵黄を絡めて。ハラミの甘味と旨味の爆流に飲まれるかのようで、素晴らしい美味しさ。

ヒレミミ
超希少部位の1つ。ヒレに付いている部位で、芯の部位よりも旨味が複雑。

ミスジ♡
希少部位の代表格のミスジは、また卵黄を絡めていただきます。スジすらも感じられないほどの口溶けで、濃厚な旨味と甘味が広がります。

シャトーブリアン♡
最後はやはりシャトーブリアン。焼肉としては分厚くて、食べ応えもバッチリ。箸でも切れるくらいに柔らかいので、ひと口目はそのままで、最後は卵黄を絡めていただきます。至福の味わい♡

牛ご飯♡♡
事前にお願いしておいた裏メニューの〆ご飯。取手に牛が付いているストゥブ鍋を開けると、一気にバターの香りが広がります。鍋の中にはブロック状にカットされたヒレステーキがたっぷりと盛られ、チキン・野菜・ビーフブイヨンで炊かれたご飯が食欲をかき立てます。
スタッフの方に取り分けてもらい、上からたっぷりとガーリックチップをまぶします。実に美味しい♡ニンニクや醤油やバターと言った間違いのない美味しさの味付けで、牛肉を使った炊き込みご飯の中で最強なのでは？と思います。

座らせていただいた席は肉のカットが見られるカウンター席で、極上の肉達がタレを纏って丁寧に盛り付けられるのを見ながら、プロに焼いていただく焼肉は格別でした。どの肉も口溶けは素晴らしく、中でもやはり『野原焼き』はDNAに刻み込まれているかのような日本人ならば絶対に好きな味わい。一見客にも関わらず『牛ご飯』も堪能させていただき、某店主さんには感謝しかありません。

次回の予約もさせていただき、ありがとうございました。もう一つの裏メニューも楽しみにしています。19000