【スペシャル弁当】 : 焼肉 ジャンボ はなれ

「ジャンボはなれ」常連の友人から店での会食のお誘いを受けたが、その日は先約があって残念ながら参加出来ず…。
でも、そこはタダでは転ばないタイプ。もし可能ならスペシャルな弁当を作ってもらえないか、とその常連さんに依頼をおねだり。
何が出来るか、お楽しみなお弁当を作ってもらった。

で、翌日取りに行ったお弁当がこれ。
カルビあり、タンあり、ロースあり、ステーキあり、豚の生姜焼き、もやしナムルあり…。
これで税込5000円也。

思ったよりも、肉の量がたっぷりあってかなり満腹…。

ご飯もたっぷり。金胡麻が結構美味しくて美味しいご飯に効果的。

最後は家にあった格之進の「牛醬」と勝手にコラボさせてステーキを数切れいただく。なんだか気分はとってもご満悦。
ちょっと贅沢させてもらった感じで、充実した食事になった。

実は初めてのデリバリー利用。

この日は朝から夕方までテレワークでランチを取るタイミングがなくどうしたもんかと思っていた。

今まで事務所近辺では、あまり美味しい店が見当たらなかったので使っていなかったmenuのアプリサイトを久々に開いてみると、あら、本郷三丁目の「焼肉ジャンボはなれ」が対象にあるじゃないですか。

と言う事で、「焼き肉そぼろ弁当(1928円、配達料450円、自主的にチップ100円)」を早速注文。合計2478円をアプリ上でクレジット決済。

アプリを見つつ、今配達員さんが店に着いた、こっちに向かってる、みたいな追跡もできてちょっと面白い。

勝手なイメージで弁当片寄ってないかなぁ、ちゃんと運ばれて来るのかなぁ、とちょっと不安に思っていたが、注文から45分後、無事ビルの上の部屋の入口まで運んで来てくれた。ただ、外は暑かったので配達員さんは汗だく。チップ100円じゃ安過ぎたわ。冷たい炭酸水をお持たせにして渡した。ご苦労様です、ありがとうございました。

さて、手提げ袋に入った「焼き肉そぼろ弁当」は片寄る事なくキレイに届けられた。
いやいや、素晴らしいぞ『menu』。

もちろんロースは殊の外柔らか、カルビは脂も美味。このレベルの焼肉が弁当でこの値段で食べられるのはスゴい事。そぼろは甘くて濃厚、ご飯もちゃんと美味しいのはさすがジャンボ。
キムチもレベル高く、これがあるとないでは焼肉弁当の楽しみが違ってくる。

なんだか、食わず嫌いならぬ、なんとなくデリバリーを試すことも敬遠していたが、これはアリだわ。
頼んだ事ないけどUberEatsはどうなんだろ？

だんだん暑くなって来てもう半袖生活。
今シーズンの初冷麺は浅草の「あさひ」にするか淡路町「栄屋ミルクホール」、はたまた蒲田の「平壌冷麺食道園」にしようかなと思っていたところに、わっ、結果的には「ジャンボはなれ」で食べることになった。
もちろん〆の食事としてシェアした少量だったけど。

とにかくここの「特製冷麺(1480円)」は絶品。
いや、美味しすぎて冷麺の中に飛び込みたいくらい。とろっとろだけど。

もちろん焼肉も最高レベルに美味しい。

約一年ぶりの訪問。この日は店長も社長も不在ながら、料理長が僕らのテーブルに対応して下さった。
キムチ盛り、ナムル盛りから。


早速、焼きが始まる。❶「ハツ」を10秒ほどサッと焼いて塩ダレでいただく。…そう、この店のレベルを思い出す名刺がわりの一品。はい、初っ端から参りました。

続いて❷「ざぶとん」…肩ロースのあばら骨側にある肉でサシがキッチリ入っている部位。
甘いタレにつけいただく。美味いし舌触りが良い。

続いて店の超定番メニュー❸「野原焼き(＝薄切りサーロインの肉)」…以前も書いたが甘いタレは鰹と昆布の浸かった秘伝の割り下。これが鍵で実はこのタレの作り方はもうお亡くなりになっている先代のおばあちゃんの考案で50年続くタレだそう。今も女性たちが作っているそうで、店の男性は作れないのだそう。

前回同様サーロインをさっと焼いて溶いた玉子につけて、そのまま温かいご飯の上に乗せて食べる。ご飯も美味しく炊けていてめちゃめちゃ美味いー。絶対絶対オーダーマストアイテム。

❹写真はないけど、店で食べてみてね、のひと品。玉子と甘いタレをかき混ぜ、海苔にくるんで食べると至福の時間。

❺上タン(タン元)を塩ダレで…隣に座る偉い人も絶賛。やっぱりひとつひとつで勝負してくる感じ。
❻シンシン…3秒3秒で表裏を焼いて、口の中で溶ける。
❼「和牛握り(税込 1貫580円)」…ごはんの甘さを消すため玄米茶で炊いたご飯を台に使う。その上に軽く焼いた三角バラ(前回は芯ロースの部位)を乗せて食べる。やはり超絶美味しい。
店に来たら頼まにゃ損損のオーダーマストアイテム。

この間、料理長はヒレ肉を焼き続けてくれている。焼いた❽「ヒレ肉」は一旦厨房に下げられ、カットされワサビと一緒に食べる。旨味がジュワっと口に広がる。

さて、このあたりでそろそろお腹は満腹に。で、〆に冒頭の絶品冷麺を食べることに。
一年前に来た時は新製品だったので「ジャンボ特製の新冷麺」と名付けられていたが今は❾「特製冷麺」という名になっていた。…鶏、牛、魚介から8時間コトコトジックリとったトロトロ濃厚スープがたまらない。仕上げにエビとホタテも使っているのだとか。麺の食感も喉ごしも絶品。何をおいても〆にはマストアイテム。お腹をセーブして、ひとりでいつか丸々一人前食べてみたい。

➓「カレーライス」…この店で最も手間のかかっているメニューと言われるカレー。筋カレーなので甘さを感じるほど。スパイシーさは控えめ。〆にはちょうど良い。

僕は今回はパスしたが、一緒に行った方達はテイクアウトの出来る「オムライス」をオーダー。翌日の朝食ミーティングがなければ、僕も頼みたかったところ、残念。

この日、この店の常連さんが店長と相談しつつ、オーダーしてくれたのは多くの種類を食べられるように、薄い肉のシリーズ。

まずは前菜①「ナムル」、②「キムチ」が用意され、いきなり主役級の登場。
❶「野原焼き(＝サーロインの肉)」…店の超定番メニュー。既に初っ端からゴハンが用意。その理由はすぐに分かるが。
鰹と昆布につけた甘い系の秘伝の割り下に漬けられたサーロインをさっと焼いて玉子につけて、そのまま温かいご飯の上に乗せて食べる…めちゃめちゃ美味いー。オーダーマストアイテム。

❷「シンタマ」…内ももの下に位置し、内もも肉と似て赤身の多い肉。
タンパク質豊富で、肉質は柔らかく、きめ細か。脂肪が比較的少ない部位。それを甘い系のタレにつけ、その後玉子の中へ。当然これもご飯と共に、旨旨。

❸「ハツを塩で」、❹「上タン塩」…両方塩ダレで。美味くないわけがない。

❺「和牛握り(税込 1貫580円)」…ごはんの甘さを消すため玄米茶で炊いたご飯を台に使う。その上に軽く焼いた芯ロース(＝肉質の柔らかい部位)を乗せて食べる絶品料理。
オーダーマストアイテム。

③「チョレギサラダ」…ちぎった野菜の表面に軽く浅漬け、タレをつけ韓国海苔を乗せたサラダ。日本のエバラ食品が広めた名前で韓国ではある一部のエリアの方言らし。向こうでチョレギサラダを注文しても通じないそう。

❻❼…とある肉スペシャル。

❽ナカニク(すき焼きやしゃぶしゃぶ用に使われることの多いモモの外側にある筋肉。運動する時によく使われモモの中でも硬めの肉質で脂肪が少ない部位。甘みがある味が特徴)

❾ミスジ…キレイにサシの入った肉。
タレと玉子でいただく。

➓ハラミの塩…美味いんだなぁ、これも。

（11）レバー…トロトロ、（12）みの、…コリコリ、

ここから怒涛の炭水化物4連発！
僕は気持ち控えめに。
④「ゴマだれ冷麺」…味濃厚、普通に美味しい。
⑤「ジャンボ特製の新冷麺」…鶏、牛、魚介からとったトロトロ濃厚スープ、ほぐした牛テール肉が入り、これは絶品。何をおいても〆にはマストアイテム。

⑥「カレー」…筋カレー。スパイシーさは少ないがスジの甘みが出てマイルドな味。

⑦「オムライス」…少しベチャベチャするタイプのケチャップライスに薄い玉子焼きで巻いたオーソドックスなタイプ。本来柔らかめのご飯は苦手なのだがその柔らかめのケチャップライスと玉子が何故か絶妙に合う。
土産にも出来るマストアイテム。

あー、この日も食べた。肉のレベルは高いし、美味しく手を入れられているし、これだけ食べて若干飲んで、15000円もいかないのだから、ローテーションの軸に持って行ってもいいかも。

焼肉ジャンボは篠崎本店、白金、本郷、はなれと4店舗ある。その他よろにく、赤坂のみすじ、上野末広町の生粋などを含めて「ジャンボ一味」という名のグループ。

どの店もそれぞれの個性も持ちつつ、高いレベルなのが素晴らしい。