今回はかけそばにハゼ天と春菊天。相変わらずの旨さです。 : そば処 はるな

本郷通り沿い、本郷三丁目交差点手前100m位の所にある立ち食い系蕎麦屋さんです。飯田橋の会社を一旦卒業した二年少し前に発見。立ち食い系なのに美味しいハゼ天があって、いっぺんで気に入ってしまったお店です。

でも通勤経路から外れるので飯田橋復帰後も含めてそれ以来ご無沙汰していました。でも朝から飯田橋に出勤のこの日、一気に涼しくなったこともあって久しぶりに天ぷら蕎麦の気分。御茶ノ水で途中下車して伺ってみることにしました。

順天堂大学の横の坂道を登って壱岐坂上の交差点を過ぎるとそばうどんの看板が見えてきます。のれんも掛かってちゃんと営業中の様子。閉店に追い込まれる店も多い中まずは良かった。

7時40分頃の入店でしたがカウンター10席弱の店内に先客は一人だけ。お店の方は前回はご夫婦と思った二人でしたが、今回は三人体制です。

こちらは券売機は無いので注文口で直接注文する方式。その下にハゼ天110円、春菊天110円と貼ってあります。10円上がっているけれどハゼ天あって良かった。ただ、揚げた天ぷら置いてあるバットにハゼ天含む天ぷらが一通り並んでいるのはちょっと惜しい。

注文したのはかけそば310円とハゼ天。それにせっかくなので春菊天も追加しました。待つこと3分程で丼を受け取り、入口に近い方のカウンター席へ。卓上の七味を掛けつゆを一啜りしてから、まずはハゼ天を頂きます。

揚げ置きになので熱々ではありませんが、揚げてからさして時間は経っていないらしい。薄目の衣はサクサクの軽い食感がまだ十分残っています。その下の真っ白いハゼの身は甘くて旨い。

立ち食い系でこんなに上品な天ぷら食べれるとは二度目になってもその驚きが薄れることはありません。

生麺をロットで茹でた蕎麦はかけにしては歯ごたえがあってなかなか。出汁が利いたつゆも美味しい。初めての春菊天も平たくカラリと揚がっていい塩梅です。全体として今回も満足できる味でした。

メタボ脱出まであともう一歩のところまで来ているので最近努めて歩くようにしています。この日はお茶の水で途中下車。本郷経由で飯田橋まで徒歩で通勤してみました。

その途中で発見したのが、こちらのお店。本郷通り沿い、本郷三丁目交差点手前100m位の所にある立ち食い系蕎麦屋さんです。丁度軽くもりそばでも食べたい腹具合だったので早速入ってみました。

店内は二ヶ所に別れたカウンターに椅子が8脚。結構ゆったりした座席配置です。8時40分頃の入店でしたが、先客はいません。お店はシニアなご夫婦(たぶん)でやられている様子です。そば茹でるのはお母さん、天ぷらはお父さんの担当らしい。お父さんが天ぷら揚げている銅の鍋が磨き込まれて赤銅色に光っているのが好印象です。

こちらは券売機は無くて、口頭で注文を伝えて前払いで会計するシステム。もりそば290円を注文すると、今から茹でるので待つように言われました。製麺業者名の見えない木の箱から鍋に生麺を投入しているのが見えます。生麺の都度茹でというのもありがたい。

ふと、渡し口の下を見ると、季節限定なのか春菊天100円、ハゼ天110円の貼り紙を発見。立ち食い系の蕎麦屋でハゼ天とは珍しい。もりそばで済ますつもりでしたが、せっかくなのでそれもお願いしました。かき揚げや海老天は揚げおきのものが並んでいましたが 、ハゼ天はこれから揚げるようです。

注文から数分でハゼ天一個が添えられたもりそば、そばつゆ、天つゆを渡されました。蕎麦は一見白っぽいので小麦粉が多いのかと思ったらそうでもない。ちゃんと蕎麦の風味のある立ち食いとしては十分及第点の蕎麦だと思います。蕎麦つゆは自分の好みよりはやや薄目でややあっさりした感じ。

問題のハゼ天は揚げ立てで熱々。別皿にして欲しいところですが、110円とあっては致し方ありません。軽くてさくっとした衣に包まれたハゼはクセがない上品な味の白身。これを立ち食い系蕎麦の店で食べられるとは驚きです。

三大チェーン以外の立ち食い蕎麦屋はあちこちずいぶん行きましたが、その中でも上位10%にランクインするお店という印象。こんなにいい店を発見できたのはラッキーでしたが、来月以降この界隈に出没する頻度が激減してしまうのはアンラッキーです。もっと早く知っときゃよかった。