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ココ・ゴローゾ/迷ったら基点に還るということ
PayPayに依る30%還元が、どうやら文京区にも波及しているらしいとの情報を掴んだ私は、そのお店の特定までには至っていないものの、何ものかに導かれるようにおばけ階段を上っていく。
何故ならば逆に東へ、昌平橋通りを渡ってしまったが最後、そこは台東区になってしまうので、30%還元の可能性が最初から断たれてしまうことが分かっていた為
<R3.12.23>
「ココ・ゴローゾ」
とはいえ、PayPayのお得なお店情報が指し示すmapの中に見えるお店は層が薄いというか、いまいち気分が乗らず、結局この界隈の、手近なところとしてのぼくの基点、「オザワ洋菓子店」のある交差点に戻って状況を今一度組み立て直そうとしたところ、その向かいのitalianを階段の上から見下ろしてみれば待ち客はなく、なんかイケそうな予感が !
(こちらのお店はとりわけ女性人気が高く、ランチタイムには常に数名の待ち客を抱えているのがふつうであることを私は知っていたので)
ドアを引いたらスムースに最奥のテーブル席へと誘われてlucky !
続き随分と綺麗な女の人が、これは同僚の為の斥候としてか四人席に先ずひとりで陣取った。そして私の目の前を悠々と横切り、クロークにコートを掛ける姿をずっと目で追ってしまっていることにはたと気付いてしまい ! そのエロ爺丸出しを誰かに見られてはいないだろうか ? と焦って辺りを阿呆のようにきょろきょろと見回す自分が、もう堪らなく愛おしい ……
“サーモンクリームソースのスパゲッティ” @900也。
おっかけ美しい人の同僚ふたりが追い着いてきたが、てっきり私は、こんな人を斥候使いするくらいなのだから、さらに美しい人が地上から降ってくると期待していたのに。
言わば飾り気のない美しさを持つ岡ひろみを先行させたあとでは、すべからくお蝶夫人とマリア・シャラポアがオートクチュールで着飾って下りて来るべきはずであるのに、ナブラチロワのような人がトレーニングウェアのまんま来てしまって(嘘つき過ぎだお前は ! そもそもナブラチロワみたいなムキムキの日本女性なんていないでしょ !)、shockに打ち拉がれる ……
と、遠く、帳場の壁に何か、30%というような文字が霞んで見えなくもないのだけれど、あれって何 !?
その数字を見た瞬間、逸る心に連動するようにfolkをspinさせる速度がにわかに早まるのを、それではこの適切なゆるさ(固さ)に仕上がっているクリームソースをもってしても辺りに飛び散ってしまうと、強靭な精神力を以て制御に掛かる !
私にとってはこちらの定番と謳われるスパゲッティよりも、今日の鮭クリームのほうが調子が良いように思えた。
スパゲッティも、どうだろう …… ? 銀座に美味しいお店は知ってるんだけど、それって昔ながらの洋食屋さんが進化したような流れのお店だと思っていて、純粋なspaghettiとして美味しいものと言えるかどうかが分からない。一方かと言って、本格italianだと水一杯800円とられるから敷居が高くて困る ……
(そ~ゆ~と日本人はいつまで経っても水と安全はタダだと思っている未成熟な民族だと反論されてしまいそうだが、水と安全がタダだと思えるそんな素晴らしい国を、出来るもんならお前らも実現してみろっつ~の !)
―― その昔神田の、お店の名前忘れちゃったけど、ディベラじゃないんだよなぁ、それに似た食感の歯にくっついてくるような乾麺を茹で上げる美味しい店があったんだけど、とっくの昔になくなっちゃって。但し一度入ってホールの男性に癖があったので(こちらにガンガン介入してくるような接客法だったので)、おれからしたら、どっちにしても一度切りの店だったんだけどね ……
そしてお会計時 !
おれはまた、あらかじめウルトラマンの変身ポーズを作って帳場に突進した !(嘘)
―― ここでも30%offだよ ! もうY~ちゃん様々だよ ! と同時に、30%還元されない店のなんと悪質なことか !
(いや、お前それは違うぞ !)
ココ・ゴローゾ/まばゆいくらいに、exotic
私の知る限り日本一不味いそば屋を、今日もかすめて先へと足を進める。
果たしてこのおそば屋さんは、自分たちが日本一不味いおそば屋だということに気付いているのであろうか ? そのことについて私は、そのおそば屋さんは、自分たちの出すそばは或る程度不味いと気付いてはいるが、日本一だとは思っていないし、それはそれで正解だと思う。
先ず何故そのそば屋が自分たちのそばが不味いという自覚があるのかといったら、それは、“量に走っているから”。量に逃げているといってもいいのかな ……(笑)
また何故日本一でもないことが正解と思うかといったら、世の中絶対に、“上には上がいるから”。あくまでもオレが経験している中での、日本一だからね(笑)。
そして私はこのおばけ階段を苦労して上ってきて視界が開けたとき、いつも坂上田村麻呂のような気持ちになるのだが、くやしいかな、私はその坂上田村麻呂と言う実物の人となりを知らなかった。
分かっているのはただ、坂の上の人ってことくらい ……
坂上二郎みたいなもんかな ……
<R3.4.27>
「ココ・ゴローゾ」
これは専門学校生たちなのかなぁ。
いつも若い女の子たちのお花畑であるこの界隈だが、ならば十条の居酒屋のように、その女の子(女子大生)たちの受け皿となっている居酒屋があれば、十条の居酒屋がその部分で完全に崩壊した今毎日通うんだけど、残念ながら私は未だその在りかを知らない。
―― そ~ゆ~ことを、教えて池上さん ! 日本国民が今ほんとうに知りたいと思っていることは、そういうこと ! 中国とアメリカの関係なんかどうでもいいこと !
そんな物思いに耽りつつ、角っこの階段を下りた。
時刻は午後1時を少々過ぎていたと思う。私が下りきったときにはテーブルはけっこうに空いており、これはlucky ! と思ったところ、バッシングの済んでいない卓ばかりであったのか、少々待たされる羽目に。
ホールの方お一人に、厨房には二名ほどか。
こちらへの訪問頻度が少ないのでなんとも言えないが、午後一時を過ぎてそこからまた炸裂しはじめた“第二波”か“第三波”か知らないけど、そのお客の襲来に、現状ではホールの男性に“とって”は明らかにオーヴァロードとなっているようで、これは飲食店の接客として良い傾向ではないんだけど、彼もまた「すいません」を合言葉にしてしまっているよう ……
―― 人間ほんとうにどうしようもなくなるときっていうのは、東十条「笑笑」の座敷50人を一人で受け持たなければならなくなったとき ! (実話)
「だってもう、できないもん。できるわけないよ !」 ―― それをやった(それをできなかった)女の子談 ――
そんなとき、「すいません」なんて繰り返してる暇すらないのよ
“自家製ソーセージ トマトソースのスパゲッティ” @900也。
「ランチには全てサラダかスープをお付けしますが、どちらにいたしましょう?」
ということは両方は付いてこないらしい。
お願いしたサラダが出て来て尚、依然として過負荷の彼は私の卓にカトラリバスケットをsetしていないことには気付いていないよう。
それも面白いかな、とも思ったのだけれど、このままではスパゲッティに(スパゲッティがのびてしまわないかに)係わる重大事故に発展してしまうかも知れないと思い、もうビビッて私をかすめたときにお願いしてしまった。
卓備え付けのサウザンドレッシングの塩辛さも心地よいサラダは、でも過去のサラダの画と比べると、些か元気を失っているように見えなくもない。
おっかけ舞い降りたスパゲッティの皿は、ヴィジュアル的にitalianというよりは完全にJapaneseしていたが、エキゾチック・ジャパンということもあろうかと思うので、別段気にすることをやめにした
自家製ソーセージというのは、皿上でほぐされて、この挽肉化しているのがそうだと思う。
となればこのソースとして固めのトマトソースと、纏わせた粉チーズとの相乗に依ってほとんどミートソースの様相を呈さなくもないが、それに違和感を覚える日本人は少数派だろう。午後一時をはるかに過ぎたところでの止まらないこの客足が、いみじくもその好評価を証明していると言って良いと思う。
そしてその帰り道、お寺の境内に、この木なんの木気になる木を見つけてしまう ! 正確に言えば、コノキナンノキ科、気になる木を !
この木であれば果たして受け止めてくれるのであろうか !? 男を、女を、そしてアシュラ男爵(ハーフ)を !
ココ・ゴローゾ/野口ゴローゾ
朝方はけっこうに冷え込んでいたが、昼になってその攻撃力は多少殺がれたか。
世間も私も正月休み明け。神田明神にも湯島天神にもお参りするつもりはないが、誰かに信仰を問われても、無宗教などと答えるつもりは毛頭無い。
無宗教こそ最悪の宗教なのだとはどこかで、また人間ほんとうに無宗教であれば親が死んだら生ゴミに出すだろうとは、養老孟司さんで読んだような気がする
<R2.1.6>
「ココ・ゴローゾ」
今年の湯島初ご飯。
午後一時の少し手前。苦労して急坂を上ってしばらく歩いたところのそば屋に突っ込んでみれば、天神様への参拝客で早くもそばが売り切れか、茹で場の店主さんからバッテンマークを賜って踵を返す。
さて、うどん屋は年末にやったばかりだし、オザワ洋菓子店でイチゴシャンデを買ってもご飯にはならない。となればもう、交差点角っこに口を開けているスパゲッティ屋さんへの螺旋階段を落ちていくしかなかった。
硝子越しに気配を窺うと、幸い席は空いていそう。
ドアを引き入り一人と告げて、適当な二人掛けのテーブルを選定し、品書きを手にとる。私にとってのpizzaは夜の部、「和民」でしか注文しない料理と決まっているので(笑)昼ご飯として対象外。そして階段の途中にラザーニャが切れました、とのアナウンスは見付けていた。
となれば選択肢は極く限られるので、それほど悩みはしなかった
“サーモンとキャベツのクリームソーススパゲッティ” @870也。
テーブルに置かれた烏龍茶を飲んでみると、私はそれを過去に体験しているはずなんだけど口当たりが妙に甘くってびっくりする。レモンティーに似ているが、なんだか分からない。が、とりたてて今は追求の必要も無いだろう。
グリーンサラダはフレッシュで、ピンクのサウザンドレッシングは想像よりも塩っ気が強く、でも結果私の好みとしては全然オーライ !!
そして淡いピンクのスパゲッティが到着。
先ずは皿の端に鎮座ましましたパンを一かけ頬張りつつ、美味しそうと思う人と不味そうと思う人が二分されるであろう(笑)悩ましいカラーリングのそれにフォウクの歯を立てて60min-1でスピン。
するとちょい味が薄いと思うのだが、これが意図的にそうしたものであるとしたら、考えられる可能性は二つ ……
一つは女性客を重視する為、敢えて薄口にしているということだが、私をとり巻いていた若い女の子たちの素朴な意見を鑑みたとき、女の子たちも本音を顕せば実ははっきり味が好きな子が多い、というのが私の偽らざる実感。
そしてもう一つは、120gの大盛り無料ということで欲が出て大盛りにしてしまったのだが、その場合スパゲッティの麺だけを大盛りとしてソースの分量は変えない為に、相対的に薄くなったということ。
もしも後者の場合だったら、ウケる !!(笑)
のだけれど、面白おかしく言ってしまったがこれは単純に私の東京舌が物足りなさを覚えているだけで、ふつうの人にとっては丁度良い範囲にうまく収まるものなのかも知れないのかなぁと ……。
またこの内容で税込みの明朗会計であると、やはり満足感は俄然大きいものがある。
―― 昌平橋通りの東側のスパゲッティ屋さんよりはもうぜんぜん ……(笑)
ココ・ゴローゾ/ぼくたちの失敗
<H29.1.18 湯島>
本郷三丁目から歩いてきた。
途中適当なお店も見つからなく、根津甚八に似た名前のうどん屋も通り過ぎた。殺人指名手配犯の兄を庇(かば)う為、百戦錬磨の警察相手に狂ったふりをし続けた烏丸せつこの姿も見あたらない。そして私も、メキシコオリンピックの射撃種目日本代表選手ではなかった
「ココ・ゴローゾ」
地下ながらささやかに漏れてくる、正面のウィンドウからのディフューズされたデイライト。
BGMはヴォーカル入りも織り交ぜた、ムーディなJAZZ。午後一時をとうに過ぎていたので客入りは私を含め数名程度、すべてお一人様のよう。割合として女性客のほうが多く、主にシラスのなんとかを注文しているようである。
私もシラスは嫌いではないし、いっせいにこっちを向いたその目も恐くはないが、今日はもう少しスタンダードなものを身体が要求しているようで、その指令に素直に従うことにした
本日のおすすめ
“ツナ・オニオンのトマトソーススパゲッティ” @850也。
注文直後、120gの大盛りが無料サービスということに気付いてしまい、注文したばかりではあったがダメもと(スパゲッティって注文直後の投入が要求されるであろうから)で大盛りにしていただきたい旨申し出ると、何とか間に合ったよう。
無事舞い降りたスパゲッティは、印象的にかなり細目のスパゲッティーニ。
見た目ツナはごろごろタイプではなく、その朱のソースに織り込まれているようだが、玉葱の存在感はやや逞しく感じる。その優れた球根(玉葱が球根かは知らないんだけど)がまさしく己の機能を最大限に発揮して酸味を押さえ込んだ、優しいトマトソース。
―― それはいいんだけど、それを全く以てマッチしないフェデリーニでやらなければならないことが分からない。いや、それは嘘だ。それを俺は嫌ってほど分かりきってる ……
なんらかの果実系冷たいティーをやりながら、暫し余韻に浸った。このなんらかのティーが何故、俺とか菅原文太に似合わないのかを考察しつつ。
再び階段を上がって地上にライズすれば、ちょうどその界隈に点在する専門学校の女生徒が楽しそうに昼休み、通りを挟んでこっちに見えた先生に、なんかたいそうな課題がクリアできたよ ! と、嬉しそうに叫んでいる。先生はまるで我がのことのように嬉しそうに、向こう岸で満面の笑みを湛える教え子を誉めた。
その先生は真田広之ではなかったし、その生徒は桜井幸子でもなかった。
―― あの頃のボクは、ただ喰らっていただけなんだね。どんなにお腹回りに、全盛期の中野浩一の太ももような“しなやか”なインナーマッスルが纏わりついたとしても……
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Jackie_m
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Jackie_mさんの他のお店の口コミ
店名 |
アンティカ オステリアココ・ゴローゾ(Osteria Cocogoloso)
|
---|---|
ジャンル | イタリアン、ピザ、ワインバー |
予約・ お問い合わせ |
050-5590-6131 |
予約可否 |
予約可 *ご予約時間15分過ぎてもご連絡なくいらっしゃらなかった場合には他のお客様にお席をお譲りする場合がございます. |
住所 | |
交通手段 |
東京メトロ丸ノ内線 本郷三丁目駅徒歩8分 本郷三丁目駅から425m |
営業時間 |
|
予算 |
¥4,000~¥4,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX) 電子マネー不可 QRコード決済可 (PayPay) |
サービス料・ チャージ |
サービス料、チャージ料いただいておりません |
席数 |
30席 (テーブル30席) |
---|---|
最大予約可能人数 |
着席時 30人、立食時 40人 |
個室 |
無 パーテーションで区切った半個室のお席のご用意ができます。詳しくは店舗までお電話にてご確認くださいませ。 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 テラス席も禁煙とさせていただいております |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあります |
空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い、ソファー席あり、オープンテラスあり |
コース | 飲み放題 |
---|---|
ドリンク | ワインあり、カクテルあり、ワインにこだわる |
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | 2時間半以上の宴会可、お祝い・サプライズ可(バースデープレート)、ドリンク持込可、ソムリエがいる、ペット可、ハッピーアワー、テイクアウト |
お子様連れ |
子供可(乳児可、未就学児可、小学生可)、ベビーカー入店可 申し訳ありませんがお子様用の椅子のご用意ございません |
ドレスコード | 特にありません。お気軽な服装でどうぞ。 |
公式アカウント | |
オープン日 |
1995年6月22日 |
電話番号 |
03-3818-3622 |
備考 |
ワインショップを店内入口付近に併設しております。キンキンに冷えたスパークリングワインや辛口白ワイン、ロゼワイン、赤ワインなどご用意しております。お気軽にご来店くださいませ。 |
初投稿者 |
このレストランは食べログ店舗会員等に登録しているため、ユーザーの皆様は編集することができません。
店舗情報に誤りを発見された場合には、ご連絡をお願いいたします。お問い合わせフォーム
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昨日も寒いと思ったが今日はそれがさらにエスカレートするらしく、東京の最高気温は3℃とのこと。
そしたらまだお昼だというのに、雪が舞ってきたではないか !
<R4.1.6>
「ココ・ゴローゾ」
行きはよいよいだが帰りがどうなることやら ! とおっかなびっくり、おばけ階段を上っていく。
何故ならば、去年末で一旦区切られたはずのPayPayの30%還元が、文京区では第二段として1月末まで継続となったから。だからため息だけを何度もつき、でも後ろだけは振り返らずに坂を上って、しんしんと降る雪に紛れて逝った。
歩きながら、雪の降らない四川で育ったY~ちゃんが、これはまた喜んでいるだろうなと思うと(こないだ細かな雹(ひょう)がちょっと舞ってきただけでも、喜び庭かけまわる犬みたくなってたからなぁ)、ちょっとニヤけてヘンな人になってしまう。
もしかしたらこの雪は、中国から出てきて好物のレッサーパンダも食べられず(日本ではスーパーでレッサーパンダ肉は売っていないので、食べたかったら上野動物園に捕まえに行かなきゃならない為)、独り異国の地で頑張っているY~ちゃんへの、神様からの贈り物かも知れないなと思うと、不謹慎ながら嬉しさのほうが先に立ってしまう
“特製ボローニャ風ミートソース” @900也。
とあったか、よく覚えていないのだけれどボローニャは入っていたと思うそれは、喫茶店のミートソースに対して特別ボローニャの特質を備えているかと言ったらそうでもなかったのだけれど、30%還元されると思えばもう何も文句はない。
塩っ気の強いドレッシングを好きなだけsaladに振り回せば、それだけで一日に必要な塩分の数倍以上(かは知らないけど)を効率的に摂取することも出来、より健康になったような気もしてくるというもの。
向かいのテーブルに座っていた、私の好きな川栄李奈ちゃん似の女の子が「おいしかった ♪」とごちそうさまして、その対角では年嵩の男性が、物静かにpizzaをフォウクとナイフでやっている
pizzaをfolkとknifeでやる人を、自分以外に初めて見た気がする。
(私のはマナーではなくって、文庫本を読んだりしてるとこで手を汚すのがイヤなだけだけど)
銀髪に堀の深い顔立ちは、ひょっとして外国人の方であろうか。そういえば背の平たい面でpizzaをぱんぱん叩くfolk使いは日本人のものではないようにも思え、立たせて190㎝をゆうに超えていたなら、もう完全にドナルド・サザーランドなんだけど ……
大ジョッキに生卵幾つも割り入れて一気飲みしたなら、完全にジャコモ・カサノーヴァ !
しんしんと雪降る湯島の町は、まるでフェリーニ映画末期のフルセットのような様相を呈し、その中を、ハリボテの船を漕ぐように逝った。
ぼくの友だちの鯉くんたちもさすがに菰(こも)で暖がとられているようだが、これは鯉くんたちが寒い思いをしないようにという思いやりではなく、寒鯉のうまさを知っている人間たちに持ってかれて食べられてしまうことを防ぐため。
そのことに気付いている者が私ひとりだけということが、今日もとりわけ切なくて ……