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特製中華そば:明るい醤油に鶏エキス!乾物の溶け込み深し!まさしく堂々たる王道の煮干系中華そば!
味玉中華そば:THE 中華そば!デフォルトの迫力が半端なし!
とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2020/02/19/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/CpVaerHKs7w
<2020.02> 味玉中華そば+サッポロ生ビール黒ラベル小瓶
夕方もやや明るく感じられるようになって、寒さも緩んでくると、ちょっとばかり春の近づきを感じますな。そんなウキウキ気分の水道橋界隈。別に狙ったわけではないが、ちょうど良いのが「中華そば 勝本」。何たって通し営業ってのがサラリーマンにとっては心強い!。昼飯晩飯ピークに通るといつもすげー行列だから、こんな日に利用しない手はありません。やっぱり外待ち1名と言うナイスな状況で、ものの1分程度並んだだけで、座席案内と言うスムースな流れです。今回はデフォルトの中華そばをいただくとしましょうか。いや・・・味玉もやっぱり付けておこう。
<酒> サッポロ生ビール黒ラベル:250円(小瓶)でしっかりサービス御通しまでサポート!
本当にここは良心的です。サッポロ黒生が、小瓶で250円。中瓶で450円。しかも立派なサービス御通しまでついてこの価格ですよ。温々とした立派なおしぼりも準備してくれますし、そりゃ足が向くよな。どうせこの後、もう一軒どこかで梯子しそうだったので、小瓶にしてセーブです。
しっかし早退けとしても仕事終わり直後のビールは心底沁みるねぇ〜。特に黒ラベルはみょうに苦味に甘みを感じてしまうので、喉が鳴るようにしてグイグイとコップを空けてゆく。あっという間に終わってしまった。こんなことなら中瓶にしてけば良かった。何だか全然酔いが回る気がしねぇ・・・。
<メンマ> コリっとした食感とサクッとした切れ味!歯応え快感コリサクメンマ!
このメンマも質がいいよね!細切りで長めのカットは関東風だと思っているんだけど、醤油の風味が若干残った感じであっさりした味わいがとてもナイス。それだけでなくゴマが少しかかっており、その風味も増してまた旨し!。歯応えがたまらん!繊維質の引き締まりを感じるコリコリ感。固そうに聞こえるがさにあらずで、噛む力のどこかの閾値でサクリ!と見事に千切れる歯の感触が快感!コリコリサクサクコリサクコリサク・・・と箸と口の動きが止まらずだわ!。
<全体> THE 中華そば!デフォルトの迫力が半端なし!これで730円が信じられん!
ええい・・・やっぱりもう少しビールが欲しいな。どうせ250円だし、もう一本小瓶を頼もうか。それも少し格好悪いかな、どうしようと躊躇してたところで配膳が完了。こんな時に限ってメチャ回転が早い。受け止めたその一杯は、こんな麺顔でした。
おおお!定番の一杯でもちゃんとお盆に乗っかる丁寧さ!そしてこれぞと言わんばかりの王道たる主張を感じる自信オーラの垂れ流し。質感・サイズ感共々圧巻でございます。醤油ブラウンは深くて微妙に赤みがかったブラウンを呈しており、表層には煮干を感じさせる成分が浮いている。そこには透明感もあって何だか香味油の分厚さも感じさせます。チャーシューもしっかりサイズで2枚。いかにも柔らかそうで、パフパフているのが見て取れる。味玉も何だかうっすらと染まって象牙色にも感じます。これはスキがないね・・・・実に旨そう!。
<スープ> しっかり煮干の香ばしさに鶏ガラの分厚いコク!香味油が甘味も演出!まさに豊潤とはこのこと!
ひとくち啜るだけで、シンプルに旨い!そして裏腹にいろんな味がする!見た目や券売機の商品説明では煮干先行なイメージなんだけど、個人的には鶏ガラの豊潤なエキス感が第一印象。実に分かりやすく明るく分厚い旨味で、清湯だと言うのにずっしりとした食べ応え感を与えてくれるよう・・・。そして次に来るのが煮干の風合い。ニボニボとした苦味というより、ニボっとした香り程度の軽やかさ。しかしその軽やか苦味もしっかり出汁って感じで深く染み入るようだから、本当に内容の濃ゆいスープだと再び感心仕出して味わい続けます。
そしてやっぱり醤油の凛々しさ!。塩気にはやっぱり醤油ならではの風合いがありありで、後味には何とも言えない醤油感が出汁の一部として残るようなイメージ。これが鶏ガラエキスと結びついているようで、妙に甘味とも受け取れるので複雑な旨さでしょう。
そして香味油がまったりと味わい残す?。煮干の成分を浮かせていた香味油はラードなのか?。とっても軽やかなラード感に似たようなのを感じますが、妄想の範疇なのでスルーしてください。
<麺> 浅草開化楼:しっかり密度も感じるストレート細麺!汁の吸い込み感もありつつ熱ダレしない質実さ!
塩そばでも印象良かったけど、やはり麺が旨い。とてもきっぱりとしたストレート。角麺が少し膨れたような切り口になっており、割と束になって麺同士がまとまりやすいイメージです。しかし持ち上げというより、汁の吸い込みの方が魅力的。香味油をくぐってコーティングしたかのように煌くが出汁との一体感が素晴らしい!。
加水は中程度?少し多へ傾く??しかし芯は全くないけど密度ある感覚で、プツプツと千切れて割とのびないですね。とっても熱々なスープなんだけど、熱ダレしないと言うか・・・奥歯に運び潰してもクチリとは潰れず、ヌツヌツとした多少分厚い感覚で潰れるようです。
こんな風合いが良い麺は、どうしても海苔などと共に食いたい。海苔の風味と麺の風味、そして吸い込んだ出汁の旨味をガッツリと噛みちぎって合わせて味わうのが旨い!。次回以降は海苔増しにしてみようかと、ちょっと思い始めています。
<チャーシュー> フカフカした柔らかさでスポンジのように汁を吸いまくる!旨さは肉汁と出汁のハーモニー
肉繊維自体がとっても柔らかくて、曲げると隙間ができてしまいそう。その隙間のできやすい部分にしっかりと出汁が染み込んでおり、もう見るからにスポンジ状態。そんな豚肩ロース肉。脂の部分もトロトロしており、大きくても一口で食い切りたいような衝動を覚えます。
これは早々に奥歯まで押し込み早めに咀嚼してしまう。噛むと溢れ出るのは肉味と出汁味の一体化した旨さ!チャーシュー自体のつけダレとか下味もあろうかですが、汁との一体感がハンパない!。やはり多yーシュー増し必須だろうか。結局次回は特製にしてしまいそうなオレです。
<薬味> 黒七味:入れるべし!絶対に入れるべし!七味の投入で煮干が八番目のスパイスに変化!?
黒七味と一味がテーブルセットにあります。個人的には黒七味の方がこの場合は合うと思います。もはや和食感覚な中華そばの出汁感??。2ふりくらいで十分。これで一気に味が変わります。七味の香味で鶏ガラ感がむしろ肉厚に感じられ、また甘味も膨らんで感じられる!。そして七味の風合いがしっかり溶けて和風スパイス感ありありな味風景に変化です。
面白いのは、煮干の風合いはマスキングされてしまうようで・・・実はそれが八番目のスパイスに変わったように妄想できること。ニボっとした軽い香味がちょっと変化してニボ感は消えるが別の旨さに変わったようなイメージ・・・。うまく説明できないけど、これは激しくオススメする味変!。
<味玉にハズレなし!> 隅々までねっとりした卵黄!出汁と熱の浸透深く、甘味と塩気のバランスがナイス過ぎる!
これもまたトップレベルの味玉だったからまいるな・・・。まず温度。しっかりと中まで温まっているだけでなく、熱さも多少あってこれだけで随分と印象が違う!。それに白身はきれいに均一に染まっており、フルフルと震えるくらいの柔らかさに出汁味をしっかりと感じ取れます。そして卵黄は、隅から隅までねっとりとした感覚が一定で、まるでペーストかと思うほど。ここにしっかりと出汁が浸透して熟したような甘さがあると思えば、塩気がしっかりと効いていて卵本来の旨味も濃厚に伝えるという優れものです。都心で100円で出す味玉としてはかなり素晴らしき哉。これも激しくオススメ!嗚呼、やっぱり今回も当たり前だが、味玉にハズレなし!。
総じまして「旨さ・質感・完成度・価格・・・まさにスキなし東京中華そば!食って損なし絶対食っとけこの感動!」と言うしかありません。このご時世、特製ラーメンはもう千円の壁が崩壊したも同然な状況ですが、未だに壁を守ってくれてる心意気も素敵!。味に妥協せずで、また店内のサービスも素晴らしいから、ちょっと比類するとこ探すの難しいかも。だからこそ、広く皆さんにも激しくオススメ!。もうすでに行って食ったことある人ならわかるはず。旨し!今後も応援し続けますから頑張っていただきたい次第!。そう言えば虎ノ門にも支店ができるそうですね。そちらにも顔を出します!応援一色になりましたが・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
穏やかに
寒さも緩む
帰り道
道草食って
拉麺食って
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
味玉塩そば:塩気円やかでゆったりした鶏ガラ煮干!そこに浅蜊出汁の滋味が一層深みを与える!
とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2020/01/17/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/k0YcHQx7ggs
<2020.01> 味玉塩そば+サッポロビール黒ラベル生中瓶
昼間に食える時間があったんだけど、妙に東京駅の富田に固執して行列に突っ込んでしまう。そして結局は、時間切れで敢なく退散。午後の仕事へと突入です。もうヘロヘロ・・・。午後4時あたりで業務は最低限のキリが付いたので、早めに開放させていただき、この日最初の食事と参りましょう。・・・・今から思えば、この日は、この感動と出会う運命だったのでしょう。中華そばと激しく迷ったのだけど・・・以前食った記憶がとてもいいので、また同じものを頼みました。今回も「塩そば」。せめて味玉追加!。
<酒> サッポロビール黒ラベル生:都心の立派な店構えでサービス価格で提供!
うまいねぇー・・・もう説明なの要らぬ。小ぶりのグラスが、小料理屋のようにきっちりと冷やされており、それに注いでも妙に過ぎる泡立ちが立たない。適度でシルキーな泡立ちと馴染みの苦味。疲れて水分も低下気味の身体には、その苦味さえ甘く感じるのだった。嗚呼、ビールが沁みるとはこのことだぜ!。しかも450円!水道橋駅近くの大都会でだぜ!。
<メンマ皿> ビールとセットのサービス品!質感の高さとボリューム!コリコリ歯応えと風味が抜群過ぎる!
ここはスタフの接し方がとても気持ち良いのだ!。平均年齢が若い割には、実にしっかりとした対応してくれて、うちの業務研修にここで社員にラーメン食わせても良いかもと思えるほど(ウソです・・・ウチにもしっかりした人多い)。恭しく、お酒のお供にとメンマを添えてくれます。オヤジとしてはこれだけで泣きそう。こんなに優しくしてくれるのは、他には自宅に辿り着いた時のカーナビ音声くらいです(ウソです・・・優しい家族です。フォローするほど怪しくなるが)。
おいおいおい・・・このメンマの質感スゲーじゃん!量もしっかりしてるし、これでサービスとは恐れ入るよ。これは玄人好みの仕上げで、コリコリとした歯応えを敢えて残して表現した上に、醤油の味わいと旨味エキス感がほどほどに深い。白ごまが降ってあるのも粋で、オヤジのエイジングケアにもナイスじゃないか。ビールの価格もさることながら、これもセット!。どんだけコスパがええねん!。
<全体> マジ!?この質感でデフォルト750円!あっさり出汁と言いながら濃ゆいエキス感で深みを覚える色合い!
若い女性スタフの対応に、いちいち関心しながらも、彼女の配膳を心のどこかで待っていたら・・・料理人スタイルの若い男性が、柔らかい漢気で左側から配膳してくれました。自衛隊に見学に行った時の爽快感に少し似た感じだね・・・それがこの一杯、この麺顔です!。
おおお!マジで恭しく配膳された上にこのありありな高級感!大都会のど真ん中でデフォルト750円とは信じられぬ!コンセプトは淡麗なんだけど、スープの霞がとても柔らかで奥深そう。しかも脂の透明感が美しく、食う前から豊潤と思わせてくれます!。味玉を今回は追加したがそれでも850円では安すぎる迫力満タン!。今にもスープに溶けようとするキノコのタルトゥファータっぽい薬味が、益々崇高感覚を高めるではないか!。こりゃスゲー!。今回は、その味の深さと変化にとても感動しましたゆえ、3段階にスープを語ってみたいと思います。
<スープ①> ベースは塩気円やかでゆったりした鶏ガラ煮干!そこに浅蜊出汁の滋味が一層深みを与える!
まずかき回さずにゆっくりレンゲでスープを啜ろう!。そしてベースの味わいを楽しんでいただきたい。「塩そば」という単純なフォーマットで語るのもったいないくらい、豊潤で味わいが円やか・・・。メインのコクは鶏ガラと察します。どんなブランド鶏かは存じませんが、丸鶏のような豊さと、濃厚な脂が実にすっきりと感じられるではないか!。
塩気はフランスと与論島のをブレンドしたとのこと。非常に円やかな風合いから、与論島は当たり前だけどフランスもきっと海塩系。尖りが全くなく、鶏のエキスと完全同化です。さらに落ち着きを感じるのはやはり煮干の風合い。円やかさに一番貢献しているのは煮干エキスか?。煮干特有の苦味や香ばしさを極力抑えめにした感覚で甘味がメイン。片口系ではなかろうという推測です。
そして深ぁ〜くしみじみと落ち着かせるのは「あさり」のエキス。ホンビノスのような選挙演説に近いアピール感ではなく、草の根的に下支えって感覚?。それでも貝類独特の滋味は絶妙で、これが後々に海苔の風合いとコラボするエッセンスでございます。
<スープ②> ゆずの香りと茸類のコンフィで味変化!山の清涼感と森の深味が染み通る!
ここからが味変の部分。まず塩系なら鉄則アイテム「ゆず皮」。笑っちゃうほどひと欠けら。これが奥ゆかしくも清々しい清涼感をほんのりと伝えます。穏やかな小春日和の冬を感じるようなほっこり感がいいね。そしてキノコの風合いが森の豊かさをフワッと感じさせるようです。
タルトゥファータと思っていたが間違い。ウンチク書きによると「モリーユ茸のコンフィ」とのことです。聞いたことねぇ・・・。ググってみると春のキノコだとか。そしてコンフィって肉の調理法だと思い込んでたがキノコにもあるのねって、少し勉強になりました。キノコ類は旨味の天才!。乾燥ポルチーニが代表的ですが、独特のグアニル酸の旨味広がりが印象的。そんなに華やかでないけど、スープに溶けるとふんわりとコクが増す・・・。ただし、一瞬でその輪郭は失せてしまうが、そんな儚さも味の表現の一つですな。
<スープ③> 溶ける海苔がサラッと全体に!淡く結びつく塩気に風味を寄せる!
意外に海苔が後半にプレゼンスを発揮します。肉厚でフレッシュな緑色が印象的。肉厚な割に汁には抵抗なく直ぐに溶けようとします。そして砕けるのが早い。海苔が肉厚で粗いというやつか、凄く欠けらの一枚一枚が風味を強く吐き出します。ここでアサリの旨味と合体して、貝類固有のグルタミン酸と結合!?。これでスープの味わいは完結!。
<麺> 浅草開化楼:膨れてオーバル!多加水ストレート麺はどこまでもしなやかでソフティー!旨味を吸込み貼り付ける!
微妙に平型な形状をしており、そしてストレート感は実にきっぱり。密度感は低めで加水は明らかに高め。汁を吸い込んでるのか、茹でて膨らんでいるのか、平型がどこかオーバルな感じです。しかもしなやか極まる!。冒頭から汁を吸い込み、絡んで持ち上げてなんぼ!という風合いです。これが実にうまい。汁と一体化した炭水化物の甘味を、冒頭からアピールするようす。今回一つ失敗したとしたら、大盛りにしなかったことでしょう。
口当たりからシルキー。いちいちフィットしますし、強くすすり上げてもズボボボボーーーっといつものように爆音を静めてしまうような感覚(笑)。そして前歯の千切りはプツプツととても従順的で抵抗感がない。されど奥歯へ運んで束になったそれをプレスすると、いきなり唾液が滝のように雪崩れ込み、糖化して旨味へと全体昇華ですよ!。
面白いのは、後半になると全体的に海苔の欠片が貼り付くこと。何だか磯部チックな雰囲気も醸し出し、新しい味わいも体感できましょう。冒頭から緩やかで柔らかい麺ですが、熱だれもせず・・・さすがは浅草開化楼!。これぞと気に入った麺には、このブランドを知ることが多いかもしれません。
<チャーシュー> 出汁を吸い込む迫力!あっさり豚肩ロースがまるで高級スポンジ!舌で潰れるフカフカ感覚!
肩ロースにしては脂身が少ないが、間違ってたら笑ってください m(_ _)m 。ヒレでもあるまいが、フカフカでございます。薄味が浸透したロースト肉ですが、汁が完全に浸透して何だか煮豚のような印象もありなむかと。それほど一体感が素晴らしいと解釈してOKです。
箸で千切れるのはもはや当然。何だったら舌の力だけでも裂けそうです。それほど柔らかくパフパフ。汁を吸い込んでいるものだから、力を与えるとジュシーな肉エキスと出汁を吐き出すのなんのって・・・これがうまい。白飯を追加で頼むべきだったか・・・のせて出汁をかけると実にうまそうです。あっさり豚肩ロースがまるで高級スポンジ!舌で潰れるフカフカ感覚!。ここは肉も旨いのを存じておりまして、流石に夕方に近い時間だと「切り落としチャーシュー」は売り切れでございました。本当の完成系はそれを乗せた塩そば!中華そば!。まだこの店の宿題は片付かぬままです・・・(汗)。
<味玉にハズレなし!> 塩そばの為だけに塩味玉仕立て!ふわふわ感と温度感覚が最高!味玉好きなら一回食っとけ!
味玉が泣かせる!塩味玉!なんと塩そば特定の味玉で、メニューによって味玉を使い分けてるのか?。だったらスゲーことだよ。しかもこの味玉は、中心部まで温度が熱々で卵黄がトロトロ完全キープ!。この仕上がりの完成度が実に素晴らしく、なかなか都内広しと言えど探すと苦労します。
柔らかくてトロトロ仕立て。塩味玉らしく塩味で卵本来味をグイグイと引き出す感覚。出汁が浸透して甘味を生むようなところは少なく、あくまでも卵は塩味で旨し!と信念すら覚える旨さがいいね!。これは・・・味玉好きなら一回は食っとけ!絶対損しません。このままライスの上に半分乗せて、ぐっちゃぐちゃにして食らうと絶対うまいはず!。
総じまして「コスパの良さなんて軽い言葉で括れない感動の塩そば!究極のレギュラー拉麺!しつこいようだが一回は食っとけ!」と言う大感動!。今回は容易に興奮を抑えられず、近いうちに再訪を企てるかもです。「神田勝本」との比較食いでも楽しそう。とにかく高コスパをキープしてこの質感、あの接客ですから、誰でも好きになる店でしょう。これは広く誰にでも激しくオススメ!。神田・水道橋界隈のレベルの高さを改めて知りました・・・。旨し!なのでとっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
多忙でも
隙間で食らう
褒美飯
言葉尽くせぬ
塩そば旨し
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
淡麗のようで柔らかい煮干感覚に、ジワリとアサリの滋味が広がる清涼感
<2018.04> 塩そば
おいおい・・・それにしても、この店はこんなに行列店だっけ?。午後2時を回ろうかという時間でも、外に10名ほど並んでます。人気の定着ぶりがすごい。ほぼビジネスマンだけです。店内も広いので相当な数。スタフの数もそこそこ多いんだが、回転はそこそこのようです。しかし、待っている客に対する態度や声とか、店内でのキリリとした接客がナイス。割烹へ行ったみたいに、丁寧におしぼりまで出してくれますよ。居心地がいいのは確かのようです。そんな中で、今回は、「塩そば」というシンプルな一杯をいただきました。
<淡麗のようで柔らかい煮干感覚に、ジワリとアサリの滋味が広がる清涼感>
広めで奥行きもあるカウンターは、とても磨かれてる。割りばしもなんか高級そうだし、テーブルセットもちゃんと揃っている。こういうところからして、やはりキチンと仕事をする店なのだねー。結局期待モードに入ってしまうところで、配膳が完了。それはこんな麺顔でした。
おおお!見るからに穏やかな表情。麺がスープに完全に沈んでいるため、スープカラーの色合いから入りますが、霞んだ鶏清湯と言う感じで、いかにも魚介系のしっとりさを表現しています。チャーシューのレアっぷりも非常に見慣れた質感の高さ。糸唐辛子などの飾りつけもありますが、何と言っても中央にある黒いペースト状なのが気になる。
まずはレンゲでスープを味わいますが、「柔らかい淡麗感」ですね。少し因数分解すると、鶏ガラ系のベーススープは芳醇すぎないでスッキリとした味わい。そこが少し淡麗なイメージ。また煮干しが苦味で尖らない煮出し方で、甘味をゆったりとつたえるような淡い感覚。そこままた淡麗なイメージ。そして塩そばというから、塩だれのパンチがあるかと思ったけど、実はカエシが表に出ず、塩気を探したら旨みにぶつかったという引き際の良さです。そんな塩気も引き際がよいことから、柔らかいイメージも出されているのでしょう。
そして問題の黒いペーストに箸を延ばす。先っちょに少しつけて味わう。少なすぎてわからん。もう少しつけてみるか・・・・それでもよくわからん。なので邪魔くさくなってスープに全部溶かしてしまいました。するとここからは、貝系の滋味が力強さを増します。冒頭で淡麗と思っていたのは、実は貝の影響力が強かったのだ!。そして、このペーストは不思議なことに、スープに溶かした方が力を増します。溶かす前の貝エキスが、高速増殖炉原型炉で一気に貝エネルギーを爆発させるようです(妄想・・・話半分以下に)。
旨い・・・味がカオスだ・・・。固形物を一通り胃袋に収めた後、ゆっくりと丼にクチをつけて、拝み上げるようにグビグビと飲み干してゆく。鶏の豊かさと煮干しの甘さ、アサリのエキスが滋味となって広がってゆくなかで、麺から吐き出したような炭水化物の風味で余計に円やかに感じます。海苔の残り香もあったりして、実に芳醇。白飯もらってスープ茶漬けにしても良かったかもね。
<浅草開花楼:気持ちの良いほど明るく華やかな多加水モチモチストレート中太麺!>
やや淡麗で地味な麺顔ですが、そこから麺をサルベージすると、明るいモチモチ地肌が一気に浮かび上がる。今まで静かに沈黙し沈んでいたパワーが一気に放たれるように、中太ストレート麺がやけに明るく感じます。浅草開花楼の多加水麺。角麺がふくれっ面したような見栄えで、太い麺線が魅力的です。切り口が正方形でなく少しだけ長方形にも感じるのですが・・・。
密度感はそれほどでもなく、前歯を当てるととても柔らかく千切れてゆきます。奥歯へ送ってプレスしても楽にクチリと潰しこめて、汁と旨みを吐き出します。サイズの割にはスープの持ち上げもよく、ライトな口当たりなので、ズボボボボボボっと安易にすすり上げます。とても素直な粉の風味に好感が持てます。つけ麺にして、締めると、このモチモチさがどのように感じるのかと、すでにそっちに気分がはやる・・・。
海苔を巻いて食べました。なかなか風味がよくダレにくい肉厚タイプでして、バリっとする外側と、モチっとする内側の歯応えギャップを楽しんだあとに、海苔の風味が広がって旨し!。またその後は磯の味わいに麺の甘味が楽しめて、これは海苔増しして麺を食らうのもありだなと感じる流れでした。
<シルキーな肩ロース肉!スープ染みこみレア状態が微妙に変化・・・それが旨い!>
ひょっとして手違いか正解なのか?。肉が5枚もあったよ!!!中に沈んでた。デフォルト750円ではありがたい思いをしました。しかも質感も悪くない。筋肉質が多い肉だが、柔らかさと味わいの甘味がしっかりしていて、これは肩ロース肉なんでしょうね。今は主流になりつつある低温調理の技法。自然な薄味が肉本来の味わいを引き立てる感じですね。しかし、少しだけスープの中に放置するのも手です。少しスープが浸透して、色変化しだしますが、適当に引き上げて食いましょう。スープの旨みと、半レアから茹で上がる手前に絶妙加減が、実にうまい! 嗚呼日本酒が欲しくなる!。
総じまして、「和魂感じる貝出汁感覚!柔らか煮干しが明るく包むハイコストパフォーマー!」と言う、感じたそのまま何の捻りのないまとめで、ごめんちゃい。なるべく期待しないようにして、期待してしまったが、それを上回りましたよ!。仕事も上手くいって、ラーメンも旨くいったので、今日は何という日だ!。それは13日の金曜日。仏教徒だから関係ないのだった。ともあれ、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
プレゼンも
区切りがついた
昼下がり
仕事山越え
塩そば旨し
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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麺屋 さくら井(三鷹 / ラーメン)
店名 |
中華そば 勝本(カツモト)
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受賞・選出歴 |
ラーメン 百名店 2020 選出店
食べログ ラーメン TOKYO 百名店 2020 選出店 |
ジャンル | ラーメン、つけ麺 |
お問い合わせ |
不明の為情報お待ちしております |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
JR水道橋駅西口 徒歩1分 水道橋駅から356m |
営業時間 |
|
予算 |
~¥999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
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支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
17席 (カウンター17席) |
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個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり、車椅子で入店可 |
料理 | 英語メニューあり |
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利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可、ベビーカー入店可 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2015年3月14日 |
お店のPR |
スープは、生きもの
勝本がいちばん大切にしているのはスープです。 |
初投稿者 |
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とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2021/04/16/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/QwVtOHZdpek
<2021.04> 特製中華そば + サッポロ生ビール 黒ラベル 中瓶
しっかし水道橋のあちこちで、こんなに空きテナントが多いとは思わなんだ。まさにコロナ不況が尾を引いてるってな感じ。特に休日は東京ドーム以外は人が少なくなるようで。そんな寂しさを感じながら、テクテクと南下すると名店「中華そば 勝本」さんがある。スルーして通り過ぎるつもりだった。ここはいつ来ても行列なんだよねぇー・・・疲れると思ったから。
ところが、たまたまだったのか外待ち1名。そしてすぐにその先客は店内に案内されて入っていった。おおお!こんなにこの店でサクッと食えることは珍しいぞ!。この機会を逃すことが出来ずに(単に楽したいと思っただけ)、ここに目的変更!。なんと1分も待たないうちに、私も案内されてしまいましたぞー。本当は、塩そば狙いだったのですが・・・メニュー落ちしておりました(残念!と言うか勿体ない!)。疲れているから濃厚系はしんどいかなぁと言う消去法で、今回は「中華そば」。せっかくの名店なので後悔がないようにと「特製」にしてみました。おいおい、それでも930円で都心で特製食って千円下回るのか!。デフォルトが730円と言うのもこの立地だったら抜群のコスパですな。
<酒> サッポロ生ビール黒ラベル!フレッシュな口当たりの清涼感!苦味と甘味のバランス良さ!いくらでも飲み干せるキレとコク!
おいおい!まじかよ!しつこいが東京都心で中瓶ビールが450円ですぞ!。ワンコインでお釣りまでくるという大胆さ!しかも私が好きなブランドです。+50円払うから赤星にしてくれと言ったら叱られますかね。何度も述べておりますが、黒ラベルは一番たくさん量が飲めるビール。適度にボディー感があるけど重くない。そして飽きないで飲み続けられるのです。苦味と甘みのバランスがいいのでしょう。そして長く続いて感じ取れるキレがあると言うイメージ。最初のインパクトは、スーパードライや、プレミアム系、クラフト系には負けましょうが、それらは個人的には長く飲むと重く感じるのよね・・・。だから、ガッツリ系な食事と合うのは黒ラベル。しかもこの価格設定でも、サービスおつまみ付きと言うから嬉しすぎるじゃないか。メンマに白胡麻が振りかけてあります。このメンマの旨さは、この後のレビューに譲ります。
<全体> 明るい醤油に鶏エキス!乾物の溶け込み深し!まさしく堂々たる王道の煮干系中華そば!
おおお!これもまた正統というか真面目と言うか、ティピカルな中華そばってな感覚。ネオ・クラシックと言うべきか?。水鳥系透明感とか、低温調理のレア肉感とか、今風な拉麺のスペックとは無縁の王道スタイルですね。スープは軽く濁りを見せますが、エキスの深さを伝えるような質感。そしてチャーシューはほっこりさせる煮豚タイプですが、特製だけあってボリューミーで綺麗に扇型に並べ立てております。醤油ブラウンはいかにも魚介が溶けているような、柔らかく明るい色合い。表層には煮干成分が浮き漂っているのが分かります。ううう・・・これは食らう前から旨いと確信させる迫力!。都心の特製で千円出してお釣りが出てくるものとしては、ちょっと頭抜きん出てるレベル感ですな。
<スープ> カエシは柔らか!丸鶏の芳醇な煮出しに円やかに煮干の溶け込む甘さ!まさに芳醇!
第一印象は煮干しです。レンゲを差し入れる瞬間に煮干し!って感じがするね。煮干し成分って動物系より比重が軽いのか、表層に浮くことが多いようです。表層に浮くと空気に触れるから微妙に温度が下がって固まる。そうやって小さい膜ができる。一面に張ることはないんだが、塊となって浮遊するといった具合です。レンゲを静かに差し入れると、その小さい膜がレンゲに貼りついてスープが一瞬だけ凹む。大体煮干しの存在は、そんな感じでいつも確認しております。
味わいとしては、煮干しはニボ感は極めて低めで、甘み重視といった味風景。醤油の塩気感も低いので、煮干しと醤油が結びついて柔らかなカエシと言う感覚で楽しめます。醤油感に甘みを与えるようにも思えて、スープ全体を円やかに仕上げているようなイメージかと。この煮干し感だけでも完成した旨さにも思えるのです。しかし味わいは想像以上に芳醇。これは鶏エキスのパワフルさがそう感じさせると思うのだが、鶏油の重いバター感はありません。香味野菜と程よく溶け合った鶏エキスといった感じ(これは妄想)。煮干しをマスキングするものではありません。煮干しと鶏エキスのバランス感が絶品で、醤油の円やかさもこれを高めている?。ううう・・・クラシカルなようだが、やっぱり今に進化した旨さと感じ入るのです。
<麺> 浅草開化楼!引き締まりある多加水系のモチモチ麺!出汁を吸い込み旨味がアップ!具材と絡んで甘味も発揮!食べ応えも十分の満足感!
カタメの指定もできるようですが、今回もデフォルトで。作り手の設計図通りの茹で上げで楽しんでみました。加水はやや高めの明るくツルツルした地肌が印象的です。茹で上げで多少膨らんでいるとは思うが、グラマスにも感じるストレート細麺です。引き上げると品やかな腰つきに感じますが、プツプツと千切れる歯切れには引き締まりのような部分もあり、熱ダレにも強そうです。
意外とスープを吸いやすいのか、表層は序盤から軽く出汁が浸透したようで、ツルツルと滑るし淡い褐色めいた見栄えが実に旨そうに映えます。束になったのを奥歯で潰すと、多加水系らしいモチモチとした明るい弾力あり。そして麺の風味と言うか・・・いやグルテンの甘みのような風合いが、序盤には感じるようです。終盤にはすっかりと出汁を吸いきりますが、伸びたイメージは皆無。むしろ出汁の旨味と麺の甘みが一体化したようで、また一段と旨さがシフトアップ。カタメ指定にすると、この部分がやや抑えられるようだから、やっぱり加水の高いタイプはカタメにしないほうが正解かもしれません。例に漏れず、途中から海苔やら肉を絡めて食らうとこれまた旨し!。特に海苔が肉厚なので、麺のぷりぷり感と海苔風味が合わさると旨しですな。更に、肉が崩れたところを麺で絡めとって食らうのもまた旨し!。やはり特製ならではの楽しみって感じですー。
<チャーシュー> 甘味ある醤油ダレと肉本来の旨味!スポンジのようにソフトで自重で崩れる柔らかさ!炭水化物と相性抜群の旨さ!
脂身がとても少ないようだが、肩ロースで合ってる??。周囲は焼きで固められており、そこには醤油ダレが浸透。香ばしくも甘みのある旨さが、ぐるりと肉全体を囲みます。実にふかふかな柔らかさで、小さい隙間の部分から出汁を吸い込みまくり。まさに肉スポンジ。噛み締めると肉味と出汁味がブワーっと口の中に広がるのが楽しくてなりません。今や特製にすると、2種も3種も肉が乗ることが多いが、こちらはこの肉一本勝負。意外とコストセーブに貢献してるのかもね。部品の少なさや共通化は、製造業の基本ー。いい肉ですからこれ一本で十分といえましょう。
また自重で崩れるほど柔らかい。部分的に割れて散らばるところは、上述のように麺に絡めて食らいますが、それでも救えない部分は、最後の最後で箸とレンゲで一気に集め、ほぐし肉のごときに楽しみ食らいます。そばにライスがあれば良かったなとちょっと思った次第。
<メンマ> 薄味で素材の旨さもイキイキ!コリコリと歯切れが楽しい逸品!
コリコリした歯応えが印象的なメンマ。繊維質が引き締まってるようで、しなりも感じる食感です。素地の味わいが生きる薄味仕立てなのも印象的。スープをあまり吸い込もうとせず、濡れただけですので、素材感が味わえます。メンマ増しもオススメできる質感です。ただ私なら、追加するなら別皿にして酒のアテとして味わいたいタイプかなと。
<味玉にハズレなし!> 中は熱々トロトロ!薄出汁仕立てでマチュアな甘みと卵本来の旨味がバランスする濃厚さ!
口に含んだ瞬間にいい仕事してる!と思わせます。中までしっかりと熱が染み入っており卵黄も熱々しながら蕩ける!。まさに隙なしの仕事ぶりですな。全体的には下味は薄めでしっかり浸透した感覚。なので素材感がほんのりと生きてるって旨さ。例えば白身は、元々淡白な味わいだから素材感って感じにくいが、出汁の個性はしっかりと感じるかと。カエシがとても低くて円やかな風合いです。
それが卵黄だと、卵黄のコクが出汁と結びつく部分と、染まりきらない部分が両立するようなイメージ。出汁が結びついて熟したような甘みを濃密に感じるかと思えば、卵黄本来の旨味をそのまま残すような感じが混じるよう。フレッシュさとマチュアさが両方楽しめるような味風景。ううう・・・よくできた味玉だと思いますよ。味玉追加で100円。良心的!。
<味変化> 最後のひと工夫!黒七味!円やかな刺激感が出汁に溶けると雅な旨味が広がる!?
最後に残った出汁を堪能してフィニッシュ!そんなパターンですが、最後の最後に味変化を楽しみました。黒七味を投入。私の故郷の味でございます。黒胡麻が入ってるから黒いのではなく(それも多少あるだろうが)、乾煎の段階で色変わりするようなことを聞いたことある(お土産屋の蘊蓄)。つまり乾煎りで刺激は少し飛ぶ。そして乾煎りで風味が燻されたように増すし、素材間が影響しあって一体化。それがスープに溶けるのだから、旨くない訳が無い。京都はうどんなどの出汁にも山椒を少し滲ませるから、そんな味風景を思い出しながら、静々と啜り味わい尽くしました。嗚呼、七味とは言え雅やかな旨さ!。
総じまして「饗する姿勢の素晴らしさと作り込みの高さ!さすが都心の人気行列店!並んででも食うべし!」と言う感動の嵐!。何度も言うが、東京都心でこの価格設定とこの旨さ!そして接客の素晴らしさは比類なしかも。東京に遊びに来た知人にはいつも紹介しております。並ぶと思うけどその価値ありだよと伝えながら・・・。広く激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
風緩く
日差し長閑な
春の日に
微笑む旨さ
染入る拉麺
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!