ナスの揚げだしをつまみに、蕎麦焼酎を飲む。 : 満留賀静邨

満留賀静邨

(まるかせいそん)

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予算:

夜の予算 ¥1,000~¥1,999

昼の予算 ~¥999

定休日
日曜日、祝日

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ジュリアス・スージー

ジュリアス・スージー(1332)さんの口コミ男性・東京都

2

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.7
    • | 酒・ドリンク3.8
  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.7
    • | 酒・ドリンク3.8
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
2回目

2019/07訪問

  • dinner:4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク 3.8
    使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999

ナスの揚げだしをつまみに、蕎麦焼酎を飲む。

時刻は夜8時過ぎ。
立派な黒塗りの木材をふんだんに使った、いかにも蕎麦の名店らしい、
そんなこちらの店で、
ぼくと女友達は、蕎麦も頼まず、
ナスの揚げだし 570円をつまみ、
蕎麦焼酎 雲海ハーフ 1550円を
蕎麦湯割りで飲んで、しっぽりした時間を過ごしている。
ナスの揚げだしは、ナスはかりっと揚がり、
はんなり京風のだしがおいしい。
蕎麦焼酎も、蕎麦湯で割っている効果もあって、
きりっとしてそれでいて尖っていない。
もっとも、ぼくはたいていの酒ならなんでもいいのだけれど、
それでも、店が酒をちゃんと選んである感じが好ましい。


入口付近にはまるでショーケースのような
ガラス張りの部屋があって、そのなかで、
大柄の職人が自信たっぷりに蕎麦を打っている。
そんなプレゼンテーションばかりが名店っぽいわけではなく、
実は、こちらの店は、季節ごとに最良の蕎麦を買っていて、
買い付け先は、年間をつうじて、日本を縦断しているそうな。
ぼくはそんなことも知ってはいるものの、
しかしこの日のぼくらはすでに
三燈舎で南インド料理のフルコースをいただいてきたので、
ざんねんながら蕎麦は要らない、ちょっぴり酒が欲しいだけだ。
店にとってはあまり歓迎すべき客ではなさそうだけれど、
ま、こちらのお店はたいへんに賑わっているので、
一組くらいはそんな客が混ざっていても許されるかしらん。


余談ながら、この日ぼくはブックスブラザー源喜堂で、
ピカソの画集を買った。1986年にロンドンの、
ロイヤル・アカデミー・オヴ・アーツでおこなわれた
展覧会のカタログで、ju suis le cahierと題されている。
「わたしはカイエ(=ノートブック~練習帳)」という意味か。
その画集は、スケッチブックに残された作品もしくはエスキースを掲載して、
ピカソの少年時代から晩年に至るまでの精神生活の変化を追っている。
したがって、あまり知られていない、しかもときには
ピカソの作品とはおもえないあれこれのスタイルの作品をも、
多く収録してある。
ぼくがピカソの絵を見ていてつくづくおもうことは、
多少の例外もあるとはいえ、
ピカソが女性を描いた絵のほとんどから、いかにもピカソが、
その人のことをたいへんに好きだったんだろうなぁ、と、
感じるところだ。(もっとも、ピカソは愛する人に、すぐ飽きる癖に。)
ピカソはつきあう女が替わるたびに画風が変わった、
ということを聞いたこともある。
いかにも「いまを生きる」という感じがして、
それもまた好ましい。
もっとも、そういう人生を続けたのだもの、さぞやモノイリも多かったろうに、
しかし、どろどろの苦労も、まったく(?)作品から感じられない。
それどころか、たいていのときピカソはとてもしあわせそうに見える。
どうしてそんなことがありえるのか、ぼくにはさっぱりわからない。


ぼくと女友達とインド料理、ときどきフランス料理。
http://tabelog.com/rvwr/000436613/

1回目

2015/03訪問

  • dinner:4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク 3.8
    使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999
  • lunch:4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク 3.8
    使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999

田舎蒸籠830円がすばらしい。

これまでぼくにとって蕎麦屋は昼酒の口実であり、家で自分で茹でることもなかった。
しかしさいきん、もう若くもないので食生活をリデザインして、
インド料理を週3回に留め、それ以外の日は油~脂肪を控えているうちに、
気がつけば蕎麦ばかり食べるようになっていた。
蕎麦のいいところはうますぎないところだ。
けっして脂肪だの甘さだので攻めてこないで、
むしろ淡々と構えて、こちらが蕎麦に関心を向けたときはじめて蕎麦は、
言葉少なに、なにかを語りはじめる。
比較するにハンバーグステーキだの、チーズバーガーだのの芸風は、
汗まみれの若い漫才師みたいだ、
そこいくとうまい蕎麦は、後期昭和の、通好みの噺家みたいだ。
(もっともヘボい蕎麦は、まじめな人柄が災いしてちっとも笑えない噺家みたいではある。)


そんなわけでぼくはスーパーマーケットを見かければ、
材料表示の最初が小麦粉ではなく蕎麦粉になっている蕎麦麺を買い求めては、
茹でて、食べ比べている。
(余談ながら、小麦粉の分量が蕎麦粉よりも多いものは、
「蕎麦ふううどん」とか「自称蕎麦」とか呼ぶべきだ。
比較するにイタリア政府なんて、売れるもんはルネサンス観光と
あとはワインとオリーヴオイルとスパゲッティしかないゆえに、
セモリナ小麦100パーセントのものしかスパゲッティとは認めない。立派である。)
むろんスーパーマーケットで買った蕎麦のおいしさには限界はあるものの、
それでも蕎麦にさまざまなヴァリアントがあることがよくわかってなかなか楽しい。
しかも店で食べればさらにレヴェルが上がるので、わくわくする。
蕎麦のどこを挽くかによって、麺の色もさまざまになれば、うまみも違う。
切り方も太さ細さもそれぞれにあるし、ほのかなナッツの香りのあるなし・・・、
数えあげればきりがないほど、蕎麦の世界がゆたかであることに気づく。


さて、ぼくが世界でいちばん好きなのは、満賀留静頓の田舎蒸籠だ。
なんともすばらしい、これが蕎麦だ、これこそが蕎麦なんだ。
テーブルの上には、ゆず、白ゴマ、七味があって、
田舎蒸籠には、刻みネギと大根おろしがついてくる。
これをつけダレに混ぜ入れて、グレイの幅広の蕎麦をすする。
噛み心地があって、蕎麦のうまみが深い。
蕎麦にそれほどには関心のなかったときから、
ちゃんとこの店を好きだった自分を褒めてあげたい。
こんなにもすばらしい夢のような蕎麦を知ってしまうと、
そんじょそこらの蕎麦なんて食べられない・・・
かと言えばけっしてそんなこともなく、
スーパーマーケットの蕎麦も、地味に愉しんでいる、
また次回、満賀留静邨で田舎蕎麦を食べるときの夢のような感動をおもえば、
ふだんの平凡な蕎麦もまた悪くない。

(2016年6月21日)

__________________________________________________________

老人と若い女と。

しばらくふたりでエロいタンゴにひたった後、
ミロンガ・ヌオーバを出たら、雨が降り出していた。
ぼくは傘を開き、ふたりで相合傘で歩いた、
まわした右手でときおりたわむれに
彼女の耳たぶを触ったりしながら。


神保町は本屋の街だ。
ぼくの贔屓の店は、新刊なら岩波、音楽本の古賀、
料理本の悠久堂、中国関係の内山・・・。
きょうは、近年アート系に力を入れている小宮山をふたりで覗いて、
そして、蕎麦の静邨へ。
静邨は清潔で品のいい店で、蕎麦を愛する老若男女に愛されている。


この日はこんな注文をした。
焼酎2合、梅ぼし入り。
合鴨の焼きもの。(レバーのようなうまみ、添えものの生姜もいい)。
牡蠣の湯豆腐。(だしが上品でおいしい)。
田舎蕎麦を蒸篭で。(鈍い草緑色の麺の、カットの、エッジがシャープでかっこよく、
しかも蕎麦のうまみが深い)。
こうして若い女と蕎麦屋でしっぽりやっていると、
老人になった甲斐があるというものだ。
若い頃では、こうはいかない。


そしてぼくはおもう、
男にとって、女とはふしぎなものだ。
たとえば竹久夢ニは、痩せた撫で肩の女が好きで、
しかも、そんな女がしどけない仕草をしてくれると、萌える。
白いうなじ、後れ毛。
夢ニはたくさんの若い女を描いたけれど、
けっきょくひとりの<女>に見える。


写真家の荒木は、たいして興味のない女は、
脱がせてバイブをつっこんだりむちゃくちゃして撮る癖に、
他方、自分が胸が締めつけられるほど好きな女は、
逆光のなか恋人握りで手をつないでふたりで線路を歩いている写真を、
アシスタントに撮らせたりする。
しかも荒木にとってそんな女はみんな
奥さんだった陽子さんの面影があるように見える。


ぼくと女友達とインド料理、ときどきフランス料理。
http://tabelog.com/rvwr/000436613/


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ジュリアス・スージー

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店舗基本情報

店名 満留賀静邨 (まるかせいそん)
ジャンル そば
予約・
お問い合わせ

03-3292-0275

予約可否

予約可

FAX:03-3292-0275

住所

東京都千代田区神田神保町1-27 ワイズビル 1F

交通手段

都営地下鉄三田線【神保町駅】徒歩3分
都営地下鉄新宿線、東京メトロ半蔵門線【神保町駅】徒歩4分

神保町駅から149m

営業時間・
定休日

営業時間

[月~金]
11:00~21:00(L.O.)
[土]
11:00~15:00(売切れ次第閉店)

定休日

日曜日、祝日

営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

予算(口コミ集計)
[夜]¥1,000~¥1,999 [昼]~¥999

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支払い方法

カード不可

席・設備

席数

40席

個室

禁煙・喫煙 全面喫煙可
駐車場

メニュー

ドリンク

日本酒あり、焼酎あり

特徴・関連情報

利用シーン

知人・友人と

こんな時によく使われます。

備考

【2007年5月千代田区神田神保町1-17より移転】

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