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店名 |
ギャラリー珈琲店 古瀬戸
|
---|---|
ジャンル | カフェ、カレー、サンドイッチ |
予約・ お問い合わせ |
03-3294-7941 |
予約可否 |
予約可 予約はお電話にてお願いします。 |
住所 | |
交通手段 |
都営地下鉄・東京メトロ 神保町駅 徒歩1分 神保町駅から110m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
~¥999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
70席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (50人以上可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間 |
料理 | 英語メニューあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
お子様連れ |
子供可(乳児可、未就学児可、小学生可) |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
1988年 |
備考 |
お客様各位 |
お店のPR |
神保町にある、「城戸真亜子」
神保町の古本屋街の一角、「日本文芸社」が入ったビル1階にあるカフェ。店内の壁画は、女優で、画家の「城戸真亜子」さんの手によるもの。御茶ノ水駅近くに、姉妹店「古瀬戸珈琲店」がある。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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昼食にコシの強さと滑らかな舌触りのバランスの良いうどんを、ずりゅずりゅりゅんと食して、満腹になったところで古書店街にいざ行かん。
外は相変わらずの土砂降りで、傘はさしていても肩から上を濡らさぬようにするのが、傘性能の限界だ。
大昔から大雨に対してはほとんど役に立たない傘などというものを、とてつもなく高度に科学技術の発展した現在でも使っているというのはどうにも不思議だ。
それでいて車にはカーナビを搭載するのがデフォルトになっている。ちなみに、最近久しぶりに四輪車を購入したのだが、どれもこれもカーナビ付き。
使わないから外してくれと言ったら、工賃取られた。。。自分の進む道は、地図を広げて自分で決めるのだよ、男というものは。
いやしかし、現代の科学技術をもってすれば、雨を弾く特殊バリアとか出来そうなもんだけどね。
などと考えつつ濡れ鼠になりながら、神保町の古書店街を歩き回り、いくつかのお宝をゲット。
手に入れた古書に目を通すため、入ったのがこの店。
駿河台下にある古瀬戸は、随分と昔から何度となく利用しているのだが、こちらは初めて。
レトロな空気のいかにも王道の珈琲店である、駿河台下の店のイメージで入ったので、赤と青が大胆に配色された内装に一瞬足が止まる。
まあ、珈琲を飲みながら本の頁を繰るのが目的であるから、一定の静けさが担保されて入れば壁の色は問題では無い。
小さめの音量で流れるクラシックと、午後になって一段と激しくなってきた雨が道路を打つ音が渾然一体となってBGMを奏でる。
丁寧に淹れられた香りの高いアイスコーヒーで喉を潤しながら、「一握の砂」初版本の頁をゆっくりと繰っていく。
百余年の時間を経た本からは、古書特有の空気が放たれコーヒーの香りと8月の豪雨の匂いに溶け込んでいく。
嫉妬心と猜疑心の塊で根暗、それでいて女遊びに耽り多額の借金で首が回らなかった、ダメ人間石川啄木の歌が評価を得たのは彼の死後だ。
そんな彼の歌集に丸々目を通した後の沈鬱な読後感を、テーブルの深いブルーがリセットしてくれる。
案外とアバンギャルドな配色の内装も、読書後の疲れ目には優しいようである。