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店名 |
げんぱち
|
---|---|
ジャンル | 洋食 |
予約・ お問い合わせ |
03-3261-8790 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
都営地下鉄新宿線、東京メトロ半蔵門線【神保町駅】徒歩2分 神保町駅から158m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
~¥999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
56席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近くのコイン・パーキング:神田神保町2-23-10に8台収容、ほか |
空間・設備 | 席が広い、ソファー席あり、座敷あり、車椅子で入店可 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
お子様連れ |
子供可(乳児可、未就学児可、小学生可) |
備考 |
http://www.navi-bura.com/main.php/view/main_ca_1/sub_ca_2/0/00251/10/ |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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「Ho、ホタティ」彼は言った。言いながら、肩を竦ませ、青い瞳孔を激しく見開いた。彼女は調べることが義務ではなかったが、検索していた。「えーと、ちょっと待ってね。あ、あったあった。スカラップ」「Aha、scollopね」彼は左の親指を、ぐっと天に突きあげた。「ホタティ、scollop。scollop、ホタティ」彼は神妙に定食に向きあい、ホタテの揚げ物をナイフで小分けにした。作法としては、ステーキの延長なのだろう。そう理解できたので、彼女の胸までせりあがっていた異和感はうすらいだ。恥ずかしいのは当然と思うからで、心を切り替えてエビフライを見てみると、なぜだか無性にしっぽをが食べたくなった。口にいれて、かりかりしたい誘惑に駆られる。「DOUしまSHIた?」「えっ、いや、なにも」「WONAKA、WIっぱいですKA?」「あー、はんぐりー」腹は減ってはいないが、ああ、言葉があたしを流す。彼がもてあそぶ茶碗に、店員がお茶を継ぎにきた。注がれる間、彼は茶碗のおしりを、ワイングラスのように保持していた。店員は来たるべき熱さを警告することをあきらめたようで、かわりに心持ちゆっくりと急須を傾けた。「WOOOOOO~~!」「お~いっつほっとですよ~」しかたなしの合いの手が、なんだかのんきだった。お手拭を差しだしながら、彼女ははたと我に返った。異国人にわびさびを感じるのは、初めから完全な応対を求めていないからだ。いつのまにかお客は自分たちだけになり、手入れの行き届いた木机が並んでいる。「はうあうあ」彼女はなよやかに溜息をして、催促になればいいなと瞳を投げてみた。「Ho、ホタティ?」彼は言った。