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【上海蟹はいなくても】
上海蟹で有名な新世界菜館へ。この時期にはさすがに上海蟹はないけど、後輩とサクッと武道館コンサート終わりに立ち寄った。
基本年末年始以外は年中無休はこの辺りの食事にとても便利な存在。
20時半に入店した僕らは、22時ラストオーダーなので、ダーッと注文。
レモンサワー(600円)をまず注文。
△ピータン豆腐(600円)…ま、こんなもんかな。ピータンそのものは美味しい。
◎小籠包(400円)…汁が包子から溢れ出る。ジューシーで旨し。
○海老チリ(1300円)…辛さは控え目。ぷりぷり海老の食感美味しい。
◎北京ダック(2200円)…予想していたよりも数段美味しかった。タレの旨さと皮のパリパリ感が秀逸。
△→◎五目炒飯(1000円)…味付けが薄かったので、小籠包のタレに辛子を溶かして(酢醤油に辛子を溶かすのと同様)それを炒飯に掛けて美味しさが増幅する。元は△→酢醤油に辛子を加えて◎へ。
◎「酢辛味スープ(1000円)」…具には豆腐や椎茸玉子が入り、ピリ辛のスープでとても美味しい。体ポカポカ。
この店昭和21年創業。かれこれ75年の歴史を持つ。裏メニューだったカレーもいつしか表に出て、いまや、カツカレーまでメニューになっている。
この日は飲まなかったが、甕出し紹興酒は絶品なので、一度はお試しあれ。
【蟹三昧】
去年はダイオキシン絡みで輸入禁止になってほとんど食べれなかった上海蟹。
今年は大丈夫らしく、今シーズン2回目の食べる機会。
今回は上海蟹利権を持つ「新世界菜館」へ。10年くらい前から中国の2つの湖と独自に契約して日本へ持って来ているシロモノ。
一度この店のオーナーから見学にも誘われた事もあるが、何かの都合で行けなかった残念な思い出もある。
この日は接待でもあったので特別に蟹づくしのメニューをサービスの方と相談しつつ選択。
とりあえず前菜は冷製3品から。
続いて直ぐに主役登場。
「上海蟹老酒漬け」…前哨戦としては外したくない一品。1週間老酒につけた蟹をちゅうちゅう吸う至福の時間。このあたりで既に口数減るので接待としては変ではあるが…。
「活上海蟹のオスとメス姿蒸し」…この時期はオスとメス両方食べられるタイミングなのでそれをオーダー。タグを付けて自分の蟹をチョイス。メスの味噌もオスの味噌も濃厚で美味。この店はパレスホテルの「琥珀宮」や「礼華青鸞居」のように身をほぐして出してくれない分、食べにくい。…が、自分で殻を処理しつつ長い時間格闘する事を楽しめる。実はサッと食べる事が出来過ぎても、物足りないのも事実。この店は格闘する事が好きな常連が多い。
「上海蟹味噌とフカヒレスープ」…これまた外せないスペシャリテ。スペシャル美味。
一品、肉料理として「黒酢豚」を入れて最後は中華料理店独特のカレーで〆。
充実のメニューになった。
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川井 潤
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川井 潤さんの他のお店の口コミ
店名 |
新世界菜館(シンセカイサイカン)
|
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受賞・選出歴 |
中国料理 百名店 2021 選出店
食べログ 中国料理 TOKYO 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | 中華料理、ラーメン、飲茶・点心 |
予約・ お問い合わせ |
03-3261-4957 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
地下鉄 都営新宿線 三田線 東京メトロ半蔵門線 神保町駅下車 A3出口すぐ右側 神保町駅から101m |
営業時間 |
|
予算 |
¥6,000~¥7,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
150席 |
---|---|
個室 |
有 (2人可、4人可、6人可、8人可、10~20人可、20~30人可、30人以上可) |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 2階に喫煙室がございます |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間 |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる、英語メニューあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
ホームページ | |
オープン日 |
1946年1月13日 |
備考 | |
初投稿者 |
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友人の昇格のお祝いもあって、14人で宴会。タイミング的には忘年会だね。これだけの大人数でワイワイと宴会らしい宴会するのも久しぶり。
店に入るとオーナーの息子さんから「久しぶりですね〜」と声をかけられた。
確かに自分の食べログレビューを見返すと4年ぶり…失礼しました。その時は上海蟹のシーズンではなかった春だった。
今回は上海蟹のオンシーズン。この店は中国で湖を持って上海蟹を育て、日本では卸しも兼ねている。テーブルの上に蟹甲しばりされている上海蟹が置かれていて、否が応でも気分は上がる。
主役も到着したので、ひとりの遅刻者がいたが、構わず約束通り19時に宴会スタート。ひとつひとつ用意する生ビールだとこの大人数では時間がかかるらしく、手っ取り早く瓶ビールを注文してとりあえず乾杯。その後紹興酒へ。
僕はその後ハイボールへ。
最初の前菜は大きめのお皿に乗って出てくる。
「季節の冷菜盛り合わせ」…
トマト、モロッコインゲン、カリフラワー、ピーマン豆腐、イカ…ちょこちょこっとつまめる5品。蒸し鶏とか焼豚は出てこないので盛り上がりには欠けるが、地味に美味い。
「百合根のスープ」…たっぷりの量があるスープ。体が温まると同時になんだか体に良さそう。
宴会スタート時にひとり大幅な遅刻者がいることをサービスの方に告げると、上海蟹は温かい時に食べる方が良いので、と、魚料理と順番を変えて下さった。その魚料理がこれ。
「寒鰤の揚げ物、油淋ソース」…寒鰤は大きめで食べ応えあり。カットされた大根が下に添えられていて甘辛ソースの中に潜む生姜味が大根に染み込んでいてことの他美味い。
「活け上海蟹の姿蒸し」…そう、これを食べるためにこの新世界菜館に来た。9月10月はメスの食べごろだが今の12月はオス。筋肉質ながら旨みたっぷり。新世界菜館は細かく解体してはくれないので食べるのはしんどいがその分リーズナブルに食べられる。とてもうるさい連中の集まりだが、みんな少しだけ黙々とし始めた。
「もち豚スペアリブ」…肉は柔らかく味付けも良い。何気なく添えられている長芋と椎茸も良い味を出している。
〆に「新世界特製ひと口麺」が出る。…ひと口という割に量は多い。塩味スープに高菜が入ったタイプ。麺は少し柔らかいな。
最後に「杏仁豆腐」…大井町の萬来園では老酒をかけて杏仁豆腐を食べると旨さが増すのでここでも紹興酒でやってみたが、ちょっと苦味が出て違った。そのまま食べて正解。
いつもならここで一応店の裏メニューになっている「カレーライス」を頼むところだが、お腹はかなり満腹になっていたので今回はパス。
大人数の宴会にちゃんと個室があるのもなかなか見当たらないので、ホントこういう時にこの店は便利。しかも上海蟹もあって盛り上がるし…。
ご馳走様でした。色々お世話になりました。次はあまり時間を空けずに来るようにします。