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がんばれ新店！ -路面逍遥 Vol.583
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店舗基本情報
| 店名 |
立ち喰い蕎麦 酒処 一久
|
|---|---|
| ジャンル | そば、立ち食いそば、居酒屋 |
| お問い合わせ |
03-5207-2831 |
| 予約可否 |
予約不可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
神田駅から119m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
～￥999 |
| 予算（口コミ集計） |
～￥999
～￥999
|
| 支払い方法 |
カード可 電子マネー可 |
席・設備
| 個室 |
無 |
|---|---|
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
|
|---|---|
| ホームページ | |
| オープン日 |
2020年12月10日 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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神田駅北口の線路沿いにはサラリーマン向けのお店がずらりと軒を連ねますが、路麺店に関しては線路下の良心店つぼみ屋は数年前に閉店してしまい、駅改札からも見える距離のかめや神田東口店が孤軍奮闘状態でした。が、2020/12 にかめやの先にオープンした立ち飲み屋さんが、朝昼は路麺営業をされるいわゆる二毛作をされているとの情報を聞き、朝８時の開店と同時にお店に立ち寄ってみました。
、、ええと、ここ結構なサイクルでお店が入れ替わっている、鬼門的な場所じゃなかったっけ。直前はラーメン店だったような、、なんてことは気にせず、でも一直線のカウンター席とその後ろの壁側のミニテーブルなど、どことなく以前ラーメン店だったような構造がそのままです。この手のお店にありがちな券売機はみあたらず、一番客だったので先客の真似もできないので、やや挙動不審にしかし大胆にカウンター席を陣取れば、厨房の大将が注文を尋ねてきます。テーブルに置かれていたメニューに視線を落とせば、メニューはかけ320円を筆頭に少数精鋭の数種類のみ。瞬時にかき揚げそばが450円であることを目視確認し、同時に財布から500円玉を取り出しながら大「かき揚げそばで」と大将に伝えます。よし、いい流れだ（笑）
お釣りをやりとりすると、大将は調理にとりかかります。袋の麺を茹ではじめ、お、かき揚げも都度あげでしょうか、タネをセルクルに落とすとやがてパチパチという音が耳を刺激します。かき揚げのほうが先に完成、、と思ったらそのまま待機コーナーへ。熱のとおった麺をすくいかけ汁をはり、油の切れたかき揚げにネギ＆わかめをトッピング、なかなかスムーズな流れです。
ではいただきます。丼に顔を近づけると、ふわりと香る魚系の出汁の風味。麺を口に運ぶと、意外にもかえしの味わいが先に舌に届きます。もちろん、それは強すぎるわけではなく、ごくごく軽く舌先を刺激する程度。次に柔らかい、でも柔らかすぎない都度茹でならではのもちっとした麺の食感がやさしく伝わります。さすが都度茹で、なんて思っていると追いかけるように少し甘めの出汁の風味。
円筒形に仕上がったかき揚げは、時間とともに崩れていくタイプ。これと汁はなかなかのズブズブ関係、もとい相性ではないですか。時々シャクッとしたわかめとシャキッとしたネギを間にはさんで、汁まで一気にたいらげてしまいましょう。
期待の新店ですが、最大の問題は、駅側にかめやという強いライバル店があること。あちらは天ぷらそば390円ですし。。丼をほして一息つきながら店内を眺めれば、なるほど立呑としても楽しそうなメニューがいろいろ。つい冷蔵庫の日本酒をチェックしてしまうのですが、高すぎずなかなかいいかんじの銘柄が揃っているじゃないですか。世の中が落ち着いたら、夜も訪れてみようかな。ごちそうさまでした。