なかなか良かったのですが、空いていました。 : 和食とお酒 架

会社の一大イベントが終わった翌日。
旧ランチ友の後任者は、朝からレクチャー漬けでしたが、ランチに誘ったところ、快く同意を得て、一緒に行くことになりました。
新ランチ友の誕生です。(笑)

ただ、新ランチ友(これ以降は、単に「ランチ友」と称します。)は、私と同じで基本が家弁当派。
なので、私の家弁当の日を伝えて、それに家弁当日を合わせてくれることになりました。
なので、旧ランチ友と比べると頻度は落ちますが、これからも週最大2日程度はランチを一緒することになりそうです。

と言うことで、その初日のこの日は、神田駅西口商店街に新しくオープンした当店を試してみました。

当店のことは、フォローしているレビュアーさんのレビューで知ることになりましたが、いつも辛めの評価で定評のある神田のビッグレビュアーさんも比較的いい評価をしているので、興味を持っておりました。

場所は、神田駅西口商店街にある朝日電機ビルというビルの2階。
1階は「ぎょうざいってん」です。
以前は、伊万里牛のレアハンバーグを出していた「TOKIO」というお店。
A5の伊万里牛を使用したハンバーグは美味しかったものの、神田ランチにしては値段が高いのがネックと評していましたが、やはり長続きはしなかったようですね。

店頭にはランチメニューの書かれた看板が出されています。
それによると、①オリーブオイルで揚げた串揚げ5点定食、②塩ダレれもんカルビ定食、③ワンコイン金沢カレーの3種類のみ。
お値段は、①、②が680円で、③は文字通りで500円です。
また、①は限定15食、②、③は限定10食との制限があります。
ただ、この点については、13時過ぎでも残っていたという情報もあり、恐らく大丈夫だろうと思っていました。
限定◯食というのは、客引き目的で使われることもあり、実はもっとたくさん用意されているケースも経験的に知っていましたので。

階段を上がると突き当たりに店名表示があり、右手がお店の入口になっています。
まだ新しいお店なので、開店祝いなども飾られています。

自動扉を開けて入店します。
この日は前述のランチ友の仕事の関係で当店に着いたのが12時15分過ぎになりましたので、混んでいることは覚悟していました。

店内はカウンター席とテーブル席がありますが、一言で言ってガラガラでした。
テーブル席に2組5名ほどの先客がいるだけです。
これを見て、限定◯食が本当だとしても全然大丈夫だなと感じます。

ガラガラで4人用テーブルも空いていたのですが、やや狭めの2人用テーブル席に座るよう案内されましたので、従います。

席に着くと店員さんがメニューを持ってきてくれます。
店頭の看板と同じメニューでしたが、限定10食となっていたワンコイン金沢カレーは残り1食しかないとのこと。
限定◯食は本当だったのかもしれませんが、この客の入りで売り切れ目前のメニューがあることがむしろ不思議でした。

注文は、私が串揚げ5点定食、ランチ友が塩ダレれもんカルビ定食にしました。

待つこと6〜7分で注文の品がほぼ同時に提供されました。

ごはんはセルフサービスなので、自分で炊飯ジャーからよそいますが、炊飯ジャーの横には無料サービスの生卵も置かれていたので、それもいただきます。

私の串揚げは、海老、アジ、エリンギ、玉ねぎ、豚串の5点の盛合わせ。
かなり塩味の強い梅塩が添えられ、さらにソースや天つゆも添えられます。
5本の串揚げにしては豪華な調味料陣ですね。
私はほとんど梅塩で食べましたので関係ありませんでしたが。
豚串(ひょっとしたら、ソーセージかも^^;)がやや小粒だったのを除けば、全体に揚げたてでなかなか美味しい串揚げでした。
カラッと揚がっていてベトつきも無く、オリーブオイル揚げというのもよく分かる気がしました。

ランチ友の塩ダレれもんカルビは、見た目なかなかボリューミーな盛りで、食べっぷりにかけては旧ランチ友譲りのランチ友も気に入った様子でした。

いずれにしても、おかずのボリュームもあり、その気になればごはんもかなり食べられちゃいそう。
若手の大食いサラリーマンでも十分な満足が得られると思います。

当店、総じてコスパは高いと思います。
その割には空いているのがとても不思議（我々の退店時でもガラガラの状態は不変）でしたが、まだオープンしてひと月少々ですので、まだまだこれからだと思います。
2階のお店というのは、特にランチではそれだけでハンディとなるのですが、このコスパならそれを払拭するだけの力量も備えているのではと。

むしろ、空いている今が穴場かもしれませんよ！