やはり美味しかった！こちらのキーマカレー！ : AKL ～カレーなる酒場～

【2021年10月28日再訪問】

2021年「神田カレーグランプリ」スタンプラリー58日目。

この日は前日のライヴ参戦の反動を考慮して午前半休を取得する事に。せっかくの機会なので、こちらでランチを済ませてから会社に向かう事にしました。到着したのは開店時間となる平日の午前11時半から10分程前。店前で待っていると開店時間から２分前に店内へと招き入れてくれました。

昨年の訪問は夜。店名の通り、こちらは基本的には酒場なので、ビールのおつまみとして「キーマカレーのあたま」のみを実食…ただ、それが私の好みの味だったので、その内にカレーメニューを普通に食べられるランチタイムに来ようと思うも、平日限定となると、そのハードルは高く…ここ迄引っ張ってしまったのでした。そんな思いの中、外待ちの間にメニューチョイス…もう一度キーマカレーを食べたいという気持ちとそれ限定のトッピング…という事で「特製カレーボウル キーマ」に「ふっわふわ納豆」のトッピングでの注文としました。そして５分程の待ち時間での到着となりました！

一見してナルホド！と…というのも、注文しておいて何ですが、ちょっと心配も。スープカレーに納豆はよく合うと思うし、普通の人よりも食べる頻度は高いと思いますが、あれはスープカレーだから…という点も大きいと思うのです。ドロっとカレーに納豆じゃ、重くて仕方ないかな…？と。そこはこちらのお店も考えたんでしょうね！ポイントはエスプーマの如くたっぷりと空気を含んだ「ふっわふわ」のひきわり納豆である事！これは考えましたね！重くならずにキーマカレーに絡んで行く！そのキーマカレーは「41年前に渡仏した叔父が残したレシピ」との事。それでか…？なんとなく昭和の時代に抜群に美味しかったカレーの味がします！フライドオニオンが旨味を後押し！そもそもが「20種以上のスパイス入り」で挽肉を引き立てているだけに、コクと旨味が素晴らしい！納豆の味の濃さに全く負けません！トマトとたくあんもなんだかちょうど良いアクセントに！ただこのお店の技アリなところは、器として使用されているボウル！小振りに見えるも奥深い構造になっていて…これはご飯の乾燥を防ぐ為との事。道理でご飯の硬さとしっとり具合のバランスが良い！

やっぱり、カレーは本当に美味しかった！ランチタイムに来た甲斐がありました！「ギネスに挑戦」の貼紙に「お店、何人入るのか」なんて記載の横には22人と！そんな狭いお店だけど、今年もテイクアウトのお客も含めて、店主さんは１人１人を店の外に迄、丁寧に見送っている…良いお店です！

ご馳走様でした。

【2020年12月2日初訪問】

淡路町駅「Ａ２」出口から「外堀通り」を東京駅方面へと進み、２つ目の角を左折して少し進むと右手に現れるお店。

この日も「神田カレーグランプリ」への参加店を目指して淡路町へ。この前日に訪問したお店と一本だけ道が違うこちらへと立ち寄ってみました。平日の夕方６時半を少し回った頃の到着となりましたが、店内はほぼ一杯…。まあ、立ち飲みのお店で席は無いんですけどね。かなりの場違い感を醸し出しながら、カレーグランプリ目的での訪問である事を伝えると、夜はご飯の用意が無いと。せっかく来て貰ったのに申し訳ないから、後日ランチに来てくれると言うんなら、スタンプを押しますよ…とも。なんて、顧客ファーストな店主なんでしょう！ただ「カレーのあたま」はメニューとしてあるとの事。更にプラス100円でクラッカーも付けられるとの事でしたので、それを「生ビール」と共にお願いしました。

３分程で用意して貰えました。ビールを出して貰うと、店内の皆んなで乾杯。どうやら常連客の集まるお店の様ですね。後から入って来たお客も含めて、私以外は全員知り合いの様な感じでした。そんな中、クラッカーにカレーを載せて食べると…なんか失敗！これはランチで出直せば良かった！トマト系の旨味とコクを感じる、とにかく肉の旨味が強いドライカレータイプのキーマカレー。これ、私の大好きな味です！

「カレーのあたま」のみだと、その味がよく分かるのは良いかも知れませんが、やっぱりお店の考える組み合わせで「ナルホド！」と思わされる事も多い訳で…。今回のクラッカーにもよく合う味ではありましたが、どうやらこちらのウリは豆腐の様。先述の顧客ファーストな姿勢は、ほんの数分お邪魔して、カレーとビール一杯のみで、浮いたまま帰る私を気遣い見送る…という行為に迄繋がりました。色んな意味を込めて、カレーグランプリが終わったら、改めてランチタイムに訪問する事にします。きっと良いお店ですから！

ご馳走様でした。