民芸調スタイリッシュな店内で秋田郷土料理を堪能、エガッタよ〜・！( ^ω^ ) : 秋田県由利本荘市うまいもの酒場

友人夫妻と一緒に都内に在る
我が郷土料理、それも
秋田県本荘市から食材を取り入れたお店，兼、
アンテナショップ？も匂わす
”由利本荘うまいもの酒場”さんへ
４名で訪問しました。(＾ｰ^)ノ
それにしても、店名が長いですが、
これも訳あってこの地域を特化してる為なので
ご了承お願いします。^^;

その長い店名はズバリ、秋田県も広いのですが、
こちら本荘市は県南に位置し、
日本海側にあって、そこから旬ごとに
食材を取り入れて使用しているお店です。(^.^)

本荘市は海側なので海鮮物も期待でき、
特に岩牡蠣などは、逸品♪☆
子供の頃、この近くへ海水浴へ出かけた記憶も
あって、個人的にも馴染みがある街ですね。

また、左党には知れ渡っている？
日本で１、２番目に古く由緒ある酒蔵さん、
（飛良泉の山廃仕込みが特化した）
が所在する街でもあります。
・・っと前置きが長くなり失礼しました。
因みに、この店で置いている地酒も
本荘市周辺の地酒を中心にした
珍しい品揃えです。(°_°)

そんな特化した店は開業して未だ、
１年も満た無い新参店ながら
佇まいやお店の雰囲気に
拘り、個性がしっかり現れています。（＾◇＾）

予想以上に大箱で集客集を期待？してか、
２階建てで席数は多く、
その店内は居心地良いです。(￣▽￣)
こんな民芸調な田舎造りの店は、
都内にあっては、かなり貴重に思えます。(-_^)

羽振り良い個人宅の座敷で、
宴会をしているような
気分を味わえる居酒屋さん。
この夜は初来店だったが、実際にそれを満喫し
看板の０時までお邪魔したレビューを
これから紹介させていただきます。（笑）(^ー゜)

こちらは飲み放題付きのコース料理が一番お得ですが、
今回は県人（私）もいるので、
アラカルトオーダーで、
この店の力量を知る事にして、
それに合わせて地酒も選択してみました。(*_*)

今宵の料理：
＊お通し・・平土鍋に入ったおでん　５００円（税込価格）　×４　
温めていただく、上品な薄味　このコストでも納得。

＊刺身７種類・・鮮度よく、日本酒に切り替えたくなったラインアップ。
３０００円、どれも外しません。

＊かすべの煮物× 590円 ×１・・これを都内で食べれるとは
信じられない！盆暮れなどハレ用に手間暇かけて
二日がかりで煮込まれる甘辛い郷土代表する一品。
田舎でも滅多に食べれ無く成った貴重な田舎料理。
甘じょぱさが日本酒を呼ぶ品。^o^

＊にぎり芋の磯辺揚げ・・にきり芋？県出身な私も初めて見た芋。
大きな里芋にヘアー（笑）が立派なビジュアルで
この夜のお勧めでもあった一品。
磯辺揚げになったそれは、里芋と長芋を合わせた？ような食感で
もっさり感もある味。６００円

＊本荘名物がっこ盛り合わせ・・秋田＝がっこ（漬物）は外せない。
６９０円　×２
いいところ取り宜しく、左党に嬉しいコンボ盛りで此のような
桶スタイル提供は、見た目にも楽しい。♪♪

＊ミズのお浸し・・夏旬の山菜なので、この時は後りの時期だったで
少し硬いがミズのタマっこは、あい変わらすヌルッとして美味しい。

＊比内地鶏のくわい焼き・・４人用に一皿は少なかったが、
皮まで香ばしく美味。９９０円

＊比内鶏のやみつき揚げ・・やや小ぶりいだが
これでビールをリピした人もいた一品。（笑）
歯ごたえある肉質でしっかり比内鶏エキスを味わう。 890円

＊酒盗と雲丹といくらのおつまみサラダ・・単なるサラダでは無く、
命名通り酒のアテにぴったりなサラダ、いや、酒のアテ。
これでかなり純米が進んでしまった。（笑）６９０円

＊こまい干物・・左党は焼き物も欲しくなり、
一口ほうばりながら酒を進める品。　３９０円
＊ハタハタ一夜干し・・こまい同様、呑んべいを喜ばせる一品。５９０円

＊由利本荘きのこ鍋・・今宵一番のメイン！　
大きなお鍋一杯で１５００円
はかなりコストパグーです！
この鍋料理を食べたかったら
４名くらい人数を集めて来店を
お勧めします。（＾◇＾）
秋田は鍋料理の県でもあるのが分かる
きのこだけで無く具沢山な鍋。
（きのこ２種・糸コン・ごぼう・根付き芹・豚肉・白菜・ねぎなど）
豚肉が入っているとは思っていなかったので嬉しいオマケ？！
使用の豚肉は本荘ゆりポーク、
ブランド肉を使用している。甘い肉味だった。♪☆
また、鍋には欠かせ無い、ごぼうも大盤振る舞いな量だし
秋田県人にはせりの根っこが重要なので、
ここ都内で、”芹根っこ”が付いたホール芹を使用しており、
かなり感激しました。(^○^)
誤魔化し無い、鍋っこに大大満足。☆☆（味は醤油仕立て）
多分、板さんは秋田県人ではと解る気がするが。。(^_^)

＊本荘味噌で焼き上げる焼きおむすび　２９０円×４　
・・一通り呑んでも〆は米が欲しい！
きのこ鍋といただく大きな味噌っこおにぎりは
格別に美味しい。　(*^_^*)

＊デザート、天鷲プラムゼリー　４９０円と天鷲シャーベット　４９０円（女子用　笑）
天鷲はワインも作っている秋田県の酒蔵さんです。
個人的にはシャーベットが好みでした。(^^)

＊＊　お店から振る舞い味噌汁（ふのり入り）サービスが最後にありました＾＾！＊＊

今宵の飲み物：
＊生大ビール　９００円　×６　・・オリジナルビアジョッキが微笑ましい。
＊生中ビール　５９０円　×２
＊焼酎サワー　４００円　×２
＊雪の茅舎　山廃純米　６９０円×１　
＊天寿　鳥海山　８９０円×１　
＊秋田誉　特別純米　１３９０円×３　☆
＊出羽の富士　純米　１０９０円×１　☆
＊高清水　辛口純米　８９０円×１　・・・・・全て税込価格。

＜＃日本酒はどれも、グラスから零す
升酒提供、量は２合近く入って入るので
この値段は高くないと思う。＞

この夜、上記全ての酒を皆んなで
きき酒をしながら料理（アテ）と
合わせてみました。(°_°)
どれも甲乙はつけ難いですが、
それでも、３人が秋田誉特純が好み（旨い）と
異口同音に、ヒットしたのが印象的。　
特純でこの値段は高い！・・っと思ったが
それだけの価値有る逸品でした。
個人的に純米好みなのですが、
郷土料理にはやはり、
純米がしっくり合うと実感。
…一応、個人的にお勧めの地酒へ☆マーク付き。

総評：　接待にも使用できる個室もあるし、
広めな堀コタツ式座敷やお一人様用も出来る
カウンター席まであって用途は広い。

アンティークの調度品も展示された店内は
アンベいい（方言で丁度いい）温もりある照明。(^-^)
お料理やハード面は良いと思うが、
オペレーションが未だ未だと目に
付く点もあり。^^;
これからの成長振りに期待したい。
それを見届ける為にも、
時々伺ってみたい
都内で一番、酒盃に近いお店です。（＾_＾）

秋田料理の本領はこれから、
秋から冬の時期が一番美味しいので期待していますよ〜。(o^^o)
＜ヘバネ・・　笑＞ （＾Ｏ＾）