福尾商店
（ふくおしょうてん）食べログ 和菓子・甘味処 TOKYO 百名店 2023 選出店
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神田和スイーツ三連荘（その３） 福尾商店さんのカップ入りくず餅 300円、梅寒天 460円（いずれも税込）
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カップ入りくず餅 300円（税込）
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梅寒天 460円（税込）
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カップ入りくず餅 包装
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梅寒天 包装
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店頭のカップ入りくず餅
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冷蔵ケース内の梅寒天など
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店内のお品書き 左側
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店内のお品書き 右側
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入口前の立て看板
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休業のお知らせ
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店内のイートイン・スペース
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店頭の垂れ幕
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暖簾
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伊之助さんを出たらそのすぐ横の裏道を直進
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一八通りの反対側から見た店舗遠景
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左手から見た店舗外観
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帰りは多町二丁目交差点から多町大通りへ
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多町大通り 靖国通り方向に進むとやがて左手にとんかつ百名店 やまいちさんが見えてきます
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多町大通りの靖国通り側出口近くに立つ「神田青果市場発祥之地」の石碑
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石碑の横の案内板
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帰りはこちらから
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
福尾商店（ふくおしょうてん）
|
|---|---|
| 受賞・選出歴 |
和菓子・甘味処 百名店 2023 選出店
食べログ 和菓子・甘味処 TOKYO 百名店 2023 選出店 |
| ジャンル | 甘味処 |
|
予約・ お問い合わせ |
03-3251-1635 |
| 予約可否 |
予約可 メールアドレス fukuo.shouten@gmail.com |
| 住所 | |
| 交通手段 |
東京メトロ銀座線【神田駅】徒歩２分 淡路町駅から244m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
～￥999
～￥999
|
| 支払い方法 |
カード可 電子マネー可 （交通系電子マネー（Suicaなど）） QRコード決済可 （PayPay） |
席・設備
| 席数 |
8席 |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 近くに数台程度のコインパーキングが点在 |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
|
|---|---|
| サービス | テイクアウト |
| ホームページ | |
| 公式アカウント | |
| オープン日 |
1886年 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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神田駅東口の神田三原堂さん、そしてランチの後伺った神田警察通り沿いの庄之助さんに続き、この日の和スイーツ巡りの最後を飾ったのがこちら。寒天製造販売専門店の福尾商店さんです。
庄之助さんのすぐ横の裏道を真っ直ぐ神田駅と反対方向に進むと、やがて一八通りという通りと交わり、それを渡ったすぐ右手にあります。数年前に建て替えたらしく、とても新しく綺麗な印象です。店舗の左側には寒天などの製造室もあるようです。
店内にはイートイン・スペースも設けられていて、既に手元に持ち帰り和スイーツが２軒分４点あったので、こちらでイートインしようかとも思って来ました。
でも、私の直前に先客が入ってイートインするようだったので、密集を避けるためにテイクアウトに方針変更。その代わり、お目当てだった梅寒天に加え、くず餅も買い求めることにしました。お茶などが付かず、また、量が少ないのかもしれませんが、同じメニューでもテイクアウトの方が割安です。
お店には、初老のおかみさんと、その息子さんと思われる若い男性がおられ、お二人ともとてもソフトでにこやかな客応対で非常に好印象です。私の注文はおかみさんの方が対応して下さいました。
私「電車を乗り継いで遥々来たので、お店が臨時休業してたらどうしようかと思いました。開いてて良かったです。」
おかみさん「そうですか、ありがとうございます。当面月曜日も臨時休業することにしたんですけど、お店の中は風通しも良くしてありますし、キチンと消毒もしているので大丈夫ですよ。」
こんな会話を交わしながら、梅寒天 460円とカップ入りくず餅 300円（税込）を買い求め、お店を後にしました。
右に少し進むと、多町二丁目交差点。ここを右折すると多町大通り。先月お邪魔したとんかつ百名店 やまいちさんもこの通り沿いでした。
流石に今日は店外の行列もないやまいちさんを横目に見ながら、靖国通りに突き当たる直前、前回ここを通りかかったときには目に留まらなかった石碑が歩道のガードレール際に立っているのに気付きました。見ると、大きな文字で「神田青果市場発祥之地」と刻まれています。
なるほど、この辺りはそういう由緒ある場所だったんですね！現在の雰囲気からは想像もつきませんでした。
帰り着いて、今日の和スイーツ三連荘にて買い求めた３軒分６点の中から、賞味期限当日中のものだけいただきました。
福尾商店のおかみさんからは、「梅寒天は冷蔵庫に入れておけば明日まで持ちますが、くず餅は冷蔵庫に入れると硬くなってしまうので、常温で必ず本日中に召し上がって下さい。」とアドバイスされていたので、早速くず餅をいただきました。
こちらのくず餅は、葛粉から作る関西風の葛餅ではなく、小麦粉から精製したデンプンを乳酸菌で発酵させて作る関東風のくず餅（関西風と区別して「久寿餅」と書くこともある）らしいですが、とにかく弾力があってプルンとした食感がいいですね。カップ入りなので、余りボリュームはないかと思って食べてみると、どうしてどうして結構食べ応えあり。しかも、付属のきな粉と黒蜜もカップのサイズに対してかなり多め。本体のくず餅にたっぷり塗して食べ終えた後もカップの中にかなりきな粉と黒蜜が残っていたので、スプーンで掬い取って残らずいただきました。これで税込300円とは、かなり得した気分です。
冷蔵庫で一晩良く冷やして翌朝いただいたのが、梅寒天。
流石は自家製造の寒天専門店だけあって、前日のくず餅に勝るとも劣らない弾力、そして噛むと口の中に拡がるテングサの香り。当たり前ですが、市販のみつ豆の缶詰に入っている、柔らかく透き通ったゼリーを角切りしたようなのとは全く違う本物です。
しかも、寒天が浸されている梅シロップと、たっぷり入った寒天の上に載っている大粒の梅甘露煮もまた美味しい。
これをテイクアウトで税込460円でいただけるなら、また買いに訪れたいと思いました。
ここ神田須田町にて創業から130年余しっかり守り受け継がれている伝統の味。これからも末永くこの地で伝えていっていただきたいです。