落ち着いた雰囲気でラグジュアリーな銘酒を愉しむ : かんだ光壽

2022/10
訪問時3.73

前菜プレート1,500×2
生ビール エビス樽生 中680×2
鳳凰美田 純米吟醸 片口1,500 ※無いので純米大吟醸
刺身盛合わせ2人前2,800
鯛クリームコロッケ680
作 純米大吟醸 斗瓶取り 片口3,000
酒盗のポテトサラダ580
ハイパー干物クリエイター 藤間さんの干物 サバ1,800
磯自慢 吟醸 片口1,500 ※無いんで純米吟醸
ほうじ茶0×2
会計16,220

日暮里から本郷へ歩き、そこからはコミュニティバスで御徒町へ出て、最終目的地の神田へ電車移動。出発前に、たまには東京で飲むか〜となりましたが、乗り換えなく帰れるところというリクエスト。そこで選んだのがここ。ウチの大蔵省がいるのでここぞとばかりに(^^)席が空いているか、昼間に電話確認するとすんなりOKでした。

開店の17時前に到着。まだ開いてないようなので辺りを少しぶらつき開店時間になり戻るとまだ暖簾は出ません。なんで〜？と思い戸を引くとあっさり開きました。暖簾出さないのか〜。予約客以外入れないため？

名を告げテーブルに通されます。目の前には三重の銘酒、作の半纏が掛けられていて、日本酒飲る気分を上げるには良い席。でも、最初はビールから。

先にお通しの前菜プレートが出てきてビールも登場しプレイボール。良く移動したから美味いや！

お通しで1,500円取られちゃうのは嫌なんだけど、予習済みなのでショックは無し。私がトイレに行ってる間に出されて説明されちゃってたので定かではないですが、その内容と言うと…。

・いわしのつみれ汁　…いわしが美味い！みつばの良い香り。
・茄子と蓮根の煮物冷製　…ゆずが一欠片。
・ごぼうと蒟蒻と揚げの冷製煮物　…ド定番の味。
・しめじとつるむらさきの冷製煮物　…ほっとする〜。
・青パパイヤとパクチーとインゲン入ったなますっぽいヤツ　…個性的。
・ズッキーニと白身魚のツナっぽいヤツのあんかけみたいなやつ　…無難。
・豆腐の燻したヤツ　…チーズ若しくはいぶりがっこのよう。
・たこときゅうりの和え物　…酒に合わないわけがない。
・ゆで落花生　…塩も効いてめちゃ美味い。

ビールを飲み干し、さて酒に行きましょう。まずは酒リストの一番上の鳳凰美田を。書いてある純米吟醸が切れているとのことで良く聞こえなかったけど、純米大吟醸が出てきました。和水も出してくれます。

鳳凰美田と共に頼んだのは刺身盛合わせ2人前と鯛クリームコロッケ。刺し盛りは1人前にもしてくれるそうです。

先に出て来たのは蟹ならぬ鯛クリームコロッケ。細かいパン粉で揚げられてて美しい。鯛の風味…確かに！わさびが添えられているので試しましたが、これが合います。日本酒に合うクリームコロッケなんて初めて。

刺し盛り登場。日本酒にはやっぱりね〜。ラインナップは、ぶり、まぐろ、真鯛、サーモン、コウイカ、くじら。どれも大きい切り身で厚みがあって最高。肉厚のコウイカ、ヘタってないくじらが特に美味かったな〜。

次に貰う酒は作。元々好きな酒(って言うほど出会えないけど…)だし、半纏見ちゃうとね。片口で3,000円もするけどいてまえ〜！この店オリジナルのヤツとのことですが、力強さと華やかさが素晴らしい。

次は酒盗のポテサラ。今時の酒場のポテサラはこうですな。ペッパーとベーコンが利いてて美味いな〜。

最初品書きを見たときに、藤間さんの干物の字を発見しており、最後はコレと決めていました。太田和彦大先生の番組で登場したハイパー干物クリエイターの干物を一度口にしてみたいと思ってました。

合わせるは磯自慢。干物も酒もスマートに静岡で合わせた！(^^)これも書いてある吟醸がなく純米吟醸に。品切れはけしからんが、代替の酒のクラスが上がる心掛けは宜しい(^^)

さてサバが焼き上がりました。開きで丸々一尾。なかなか大きいです。ふっくらしてますが、騒ぐほどかな〜。サバだからもちろん美味しいです。これのアジで試してみたいな〜。

最後はほうじ茶を出してもらいごちそうさま。有名どころの日本酒の揃えはさすがだし、酒に合うアテは揃ってそうだし、落ち着いた雰囲気で日本酒でしっかり飲みたいときには良いですね。作の3,000円は流石に高いけど、他はそこそこだし。ただ、やっぱりお通しは少ない方が良いな〜。