広島発祥の New Wave の手招きに従い 2.5kg チャレンジカレーに挑むの巻 : フジヤマドラゴンカレー 秋葉原店

【 (174) メガ盛行脚レビュー その123】

本日は、土曜出勤となった代休日に当たり、実に嬉しいことに平日に時間がとれた。家の奥さんも月曜日が定休日なので、互いに時間の都合が合ったものだから、思い切って東京方面に出掛けてみようと言うことになり、1軒は私の希望で「メイン」の『メガ盛』系、2軒は家の奥さんの希望で、軽食とデザートの店舗を訪問してみることにした。その第二弾！ 正に「メイン」としての位置づけがこちらになる。今回のメインは『メガ盛カレー』である。(^O^)v


『フジヤマドラゴンカレー 秋葉原店』
東京都千代田区神田岩本町1-13 高原ビル 2F
03-3252-0141

Official Website : http://eatmania.jp/
Facebook Page : https://www.facebook.com/フジヤマドラゴンカレー-秋葉原店-1816115852006293/
twitter Page : https://twitter.com/fdcakihabara


JR 山手線・京浜東北線・総武本線「秋葉原駅」の「昭和通り口」改札〔「秋葉原駅」西側にある「電気街口」改札の正反対、最東端の改札となる〕を降りて、『秋葉原公園』を通過、そのまま R4、通称「昭和通り」を南進する。「和泉橋」を渡って神田川を越え、「和泉橋南」交差点の南西角の「高原ビル」2F に『フジヤマドラゴンカレー 秋葉原店』はある。
「昭和通り口」改札を出てすぐにある小さな公園、『秋葉原公園』を出て「昭和通り」に乗る信号交差点からは 100m 程、神田川架橋「和泉橋」を渡り切った交差点が「和泉橋南」交差点になるので、大変分かり易い店舗となっている。なお、「和泉橋南」交差点から更に 90m 余りそのまま南進すると、東京都道302号新宿両国線、通称「靖国道路」と交差する「岩本町」交差点となっている。


『株式会社イートマニア K＆J』〔広島県福山市霞町1-5-2〕が運営する『フジヤマドラゴンカレー』、一時期は業務拡大により、現在よりも数店ほど店舗展開数が多かったのだが、現在は以下の 3店舗を業務展開しているカレーチェーン店である。

『フジヤマドラゴンカレー研究所』〔広島県福山市元町6-7〕
『フジヤマドラゴンカレー 沖縄国際通り店』〔沖縄県那覇市牧志3-11-1グランビル2F〕
『フジヤマドラゴンカレー 秋葉原店』〔東京都千代田区神田岩本町1-13 高原ビル 2F〕

発祥そのものは、広島県福山市なのだそうで、「牛は一切なし！」のフレーズを主眼に、鶏焼・焼豚・鶏の丸鍋を中心に据えて、「鶏」「豚」を専門的に取扱い、牛肉を使わないヘルシーな焼肉を標榜する『フジヤマドラゴン』の系列店である。

フランチャイズ展開を前提とした店舗を広げ、広島、沖縄に続いて、こちら『フジヤマドラゴンカレー 秋葉原店』は、2016.12.18（日）にオープンした。


営業時間は、平日が 7:00 からと、「朝カレー」対応になっている。この朝早くからの営業開始は、カレー専門店としては珍しく、それだけでも凄いところなのだが、サラリーマンや OL がお休みとなる土日に関しては営業開始を 11:00 としていて、顧客のニーズに応えようとしている姿勢が垣間見える。そんな客目線の在り様が実に頼もしい限り、と、そう感じてしまう私なのであった。

07:00～21:00 月～木
07:00～22:00 金
11:00～21:00 土日祝
無休


皿の真ん中に山型に盛ったターメリックライスを「フジヤマ ＝ 富士山」に見立て、牛肉を使わず「鶏唐揚げ」・「豚焼肉」=「ガリ豚」など、様々なトッピングを選択して盛り込んでいくことが出来る「フジヤマドラゴンカレー」。その山の頂には、キーマカレー風の挽肉が載っている。

付け加えることが可能なトッピングには以下のものがある。

「エビフライ」「ベーコン」「ガリ豚」「唐揚げ」「ハンバーグ」「ソーセージ」各300円
「チーズ」「ほうれん草」各200円
「コーン」「納豆」各100円

「ルー増量」「ミンチ増量」各200円


こちら、『フジヤマドラゴンカレー 秋葉原店』は、食券制ではなく、注文を店員が取りに来てくれるシステムだ。会計は後払い、従来型の営業スタイルなので、顧客としては安心感がある。注文方法は以下の通り。


1. 先ずはメニュー表にある 9種類の中から カレーを選ぶ。

「フジヤマドラゴンカレー」680円 …… フジヤマドラゴンカレーのスタンダード
「全乗せちょいワイルドカレー」980円 …… ガッツリでこの価格 !!
「手仕込みとんかつカレー」1,080円 …… カレーといえばやっぱりこれ！
「手仕込みチキンカレー」980円 …… ヘルシーなチキンカツ
「ダブルチキンカレー」1,080円 …… チキンを2種のせました
「ベジゴロカレー」880円 …… ゴロゴロ野菜をどうぞ
「ワイルドカレー」1,380円 …… もうこれ以上のせられません
「贅沢チーズのキーマカレー」980円 …… たっぷりチーズの銀世界
「ロコモコチーズカレー」980円 …… お肉・玉子・野菜でガッツリヘルシー

2. その上で「辛さ」を選ぶ。

選べる辛さは10段階あって、「０」が甘口、「3」が標準とのことだ。超辛口の「10」とはいかなる辛さであろうか。「5」でも相当辛いと言う説明であるから、、、ううむ、考えるだに恐ろしい。。。
因みに、基本のカレーは、「フジヤマカレー」が甘口、「ドラゴンカレー」が辛口と呼称するとの話を聞いたことがあるが、メニュー表上にはその旨の記載は見当たらなかった。

3. 続いて、「ライス」の量を選ぶ。

小盛 200g、普通盛 250g、大盛 300g …… 無料
特盛 400g …… +100円
メガ 500g …… +200円

4.最後に、「サイドメニュー」を選ぶ。

ニンニク〔いる or いらない〕
ねぎ〔いる or いらない〕
たまご〔いる or いらない〕…… 以上無料

フライドエッグ …… +50円


こちら『フジヤマドラゴンカレー』の一番の特徴は、最後の〆にご飯を少し残し、各テーブルにポットで用意されている「白湯」をカレーに足して、カレー雑炊が作れることだろう。広島から関東初進出の店舗であることに加え、この目新しいシステムが人気を呼んでいる一員となっている。

各テーブルには前述の「白湯」のほかに、備え置きの調味料として、

「コクのない人生は今日で終わりだ - カレーが美味しくなる超うれしい特製ソース」
「Born To Be HIDEKI - HIDEKI SPICE」
「辛みスパイス」
「ピクルス」

などが置かれている。「コクのない人生は今日で終わりだ カレーが美味しくなる超うれしい特製ソース」は、なかなか愉快なネーミングで、一度試したみたいところなのだが、今回は使用する機会がなかった。。。次回再訪時には、色々と試してみたいものである。
「HIDEKI」とは、創業25年、福山駅前を中心とした飲食業からスタートした『株式会社夢笛』〔広島県福山市霞町1-5-2〕代表取締役の 高橋英樹 氏 のことであるが、氏は『フジヤマドラゴンカレー』の運営母体である『eatmania K&J』（『株式会社イートマニア K＆J』）の代表取締役でもあるわけで、まあ、いわゆる社長名を冠した SPICE である。因みに、これもまだ私は未経験である。(^^;;


チャレンジの予約を 14:00 ちょうどにし、それに向けて 2時間程前の 12:00 のこと、腹慣らし的に、『アリラン ホットドッグ 新大久保店』〔東京都新宿区百人町2-1-2 kプラザ2 1F〕で「韓国風ホットドッグ」を戴いてきた。それから、ちょうど胃袋も落ち着いてきたあたりでのチャレンジとなる。

現着時間は、勇んだ思いもあってか、かなり早めの 13:00。家の奥さんと二人して周辺をふらふらと散策した後、JR 秋葉原駅すぐ傍の『秋葉原公園』にて時間を潰した。13:45 には、再度店舗へと向かい、そのまま入店した。

チャレンジメニューに関しては、店舗対応が 14:00 以降となっているために、

「チャレンジ時間は 14:00 からとなっておりますので、少々お待ち戴いても宜しいでしょうか」

との丁寧なお言葉を店員から戴き、早めに到着してしまったことに恐縮至極であった。
チャレンジメニューは量が多いこともさることながら、成功者ばかりでなく失敗者も出るであろうし、1時間以上掛けて食する方の存在も可能性としては考えられる。そうなると、ピーク時間などは一般の顧客に迷惑が掛かるだろうから、14:00 までチャレンジ自体を実施しないと言うのは、ある意味、理に適っていることであろう。

因みに、14:00 以降であれば予約なしでも対応してくれるとのことであった。但し、それでも手間の掛かることでもあるし、予約をしてチャレンジするのが無難であろうしから、私としては、ご予約の上でのご来店を推奨したい。


家の奥さんは、メニュー中で一番量の少なそうな「フジヤマドラゴンカレー」680円 を、

「0」甘口、ライス「小盛 200g」、「ニンニク」なし、「ねぎ」なし、「たまご」なし

でオーダーし、「チャレンジ MEGA カレー 2500」と同時に配膳してもらえる様に依頼した。そうすれば、サイズ感の比較も行えるし、一緒に戴くことが出来る。(#^_^#)


14:00 チャレンジ開始であるにも関わらず、店側の配慮であろう、「フジヤマドラゴンカレー」と「チャレンジ MEGA カレー 2500」が同時に 13:56 には配膳となった。

総重量にして、6倍を越える量となる 2種類のメニューが、『フジヤマドラゴンカレー』では同じ大きさの皿に盛られてくる。「小盛」と『メガ盛』の器サイズが同じと言うのは、実に初めての体験だ。ヽ(ﾟДﾟ;)ﾉ!!

器の形状は、まるで大盃である。これに日本酒を注いだら、一升は入るのではなかろうかと言うサイズ感である。「未だ大盃での一生酒を戴いてみたことがないなあ」などと要らぬことを考えてしまった。〔いくら何でも一生酒など飲み切れるはずがない。。。(^0^;)〕


店舗側の公式ウォッチの開始ボタンは、配膳写真撮影や計量を終えてからで良いとのことで、有り難くご厚意に甘え、撮影と計量を行わせて戴いた。
準備万端整ったところで、いよいよ、「いざスタート！」である。


「チャレンジ MEGA カレー 2500」1,980円（税込）
カレー 2,500g 20分で食べたら無料


公称されている盛量は、2,500g。これは、金沢カレーの代表店『ゴーゴーカレー』〔『高崎飯塚スタジアム店』『小田原中央通店』
参照〕の「メジャーカレー WCC」（ワールドチャンピオンクラス）2,550円 の公称値と同様である。但し、トッピングの中味は、『ゴーゴーカレー』のものよりもかなり豪華版だ。


カレールーは濃厚で、比較的コッテリしているタイプであるが、金沢カレー程の粘度はない。フジヤマをイメージしたライスの山の頂には、大量のキーマカレーをイメージした挽肉 =「ミンチ」が盛られていて、その上に生玉子の黄味がでーんと構えた構造だ。

カレーの持っている濃厚さは、コンソメやブイヨンの濃度感ではない、謂わばラーメンスープ様のものがベースになっているようだ。恐らく〆用の「白湯」と同様なものがベーススープとして使用されているのであろう。


カレーの「辛さ」の選択に関しては、通常メニューでは10段階から選択可能なのだが、「チャレンジ MEGA カレー 2500」]では、その選択は叶わず、基本が「0」甘口 で用意することになっているとのことであった。


トッピングに関しては、通常メニューの「全乗せちょいワイルドカレー」980円 には、生玉子、エビフライ、ベーコン、ガリ豚、唐揚げ、ソーセージ、豚カツが載っているのであるが、この「チャレンジ MEGA カレー 2500」には、

「唐揚げ」5ヶ、「豚カツ」1枚、「ガリ豚」、「生玉子」「ねぎ」「にんにく」

がなかなか贅沢にトッピングされていた。
幾種類ものトッピングが大量に載っていて、実に愉しませてくれる内容だ。「唐揚げ」5ヶ、「豚カツ」1枚、「ガリ豚」に関しては、多くのチャレンジャーを悩ましてきたことであろうが、この量であれば、私の場合は全く問題はない。味変にちょうど良かろうと言う印象であった。

「唐揚げ」が兎に角もう肉質が柔らかくて実に美味であった。何か特別な銘柄肉を使用していることもあるまいが、調理上何かしらの工夫があるかと思い、店員にその旨伺ってみると、「特に何かしているわけではない」とのことであった。それにしても実に柔らかくて、食しやすかった。チャレンジメニューにおいては、食し易い品は本当に有り難い。

「豚カツ」も揚げ立てのサクサクで、これまた美味、そこそこに肉厚で厚みは 1cm 近かった。肉質もまずまずの柔らかさで、これまたチャレンジメニュー品質を凌駕している感があった。

「ガリ豚」は、豚バラ肉の焼肉様の品で、ボリューム満点な量がトッピングされている。豚バラ肉を大好物としている私にとっては、至福の品が、これまた大好きなカレーに載せられているなんて、この上ない幸せである。

考えてみれば、牛肉を使わずに「鶏」「豚」を専門とする焼肉店の『フジヤマドラゴン』の系列店なのであるから、「鶏」「豚」の調理は手慣れたものであるわけだ。なるほど、美味しいわけである

通常トッピングで、選択が可能となっている「サイドメニュー」の「ねぎ」「ニンニク」は、「あり・なし」の選択ではなく、強制的にトッピングされている形だ。どちらも苦手だという方には厳しいことかも知れないが、チャレンジメニューに我が儘は利かない。ここは、味変に有効であろうと考えて、有り難く戴こうではないか。(*^^)v


なんともまあ、目も舌も心も、何もかもを幸福にしてくれる仕様のメニューであろうか。私にとって正に至福のメニューである。
それはもう、スプーンがどんどんと進む進む。チャレンジメニューにこれだけ高品質のものを大量に使用してくれているのは本当に有り難い限りである。


真ん中に山型に盛って「フジヤマ ＝ 富士山」に見立てられたターメリックライスが小気味よい味わいを作り出してくれていて、ほんのりと香るバターの風味が大いに食欲を増進してくれ、実に食し易い。もうスプーンが止まることなど考えようがない感じであった。


気がついたら、半分余りを食し切ってしまっていて、時計をチラリと見れば、まだ 2分50秒を指していた。いかなチャレンジメニューとは言え、制限時間が20分であるものを、5分以内に食してしまっては申し訳ないので、ここからはガクンとペースを落とし、味わって戴くモードに変更してみた。

が、それでもなお、スプーンが止まることもなく、取り敢えず、あっという間に食し切って、実際、何の苦もなく完食。最早 2.5kg クラスも、カレーであれば問題のない重量の様だ。いわゆる余裕を持っての完食であった。


かくして、『フジヤマドラゴンカレー 秋葉原店』「チャレンジ MEGA カレー 2500」113人目の達成者となった。総重量（実測値）2,577g、完食 公式タイムは 6分24秒。まあ、先ず先ずのタイムであろう。


さて、今回の実測値は、

「チャレンジ MEGA カレー 2500」1,980円（税込）
カレー 2,500g 20分で食べたら無料
総重量（実測値）2,577g
器サイズ
直径 30cm、高さ 10cm、器重量 1,539g

半分量達成時間 : 2分51秒
完食時間 : 6分24秒0〔公式〕

訪問日 : 2018.6.4（月）


「フジヤマドラゴンカレー」680円
「0」甘口、ライス「小盛 200g」、「ニンニク」なし、「ねぎ」なし、「たまご」なし
総重量（実測値）407g
器サイズ
「チャレンジ MEGA カレー 2500」と同じ

家の奥さんが食した分がこの重量となる。前述の如く、「チャレンジ MEGA カレー 2500」のほぼ 1/6 の重量である。これを6杯、、、そう考えると、なかなかのものであろうか。(´∀｀笑)


「全乗せちょいワイルドカレー」980円

『メガ盛カレー』を食し切る自信はないのだが、がっつりカレーを食べたいという方もいらっしゃることだろう。そんな方にはこちらのメニューがおすすめだ。『フジヤマドラゴンカレー』のトッピングを全種類載せた豪快な一品である。『メガ盛カレー』挑戦前の小手調べにも最適なのではなかろうか。


さて、このメニュー「チャレンジ MEGA カレー 2500」であるが、未確認情報ではあるのだが、噂では2回目以降もチャレンジ可能らしい。2回目以降は前回の記録を短縮すれば無料となる旨の情報を入手している。もしそうなら、次回再訪して、「白湯」を投入したカレー雑炊を満喫しつつ、再度チャレンジしてみたいものである。


家の奥さんと東京 Date ミニコース on Mon.June 4th, 2018

前菜 …………『アリラン ホットドッグ 新大久保店』東京都新宿区百人町2-1-2 kプラザ2 1F
メイン ………『フジヤマドラゴンカレー 秋葉原店』東京都千代田区神田岩本町1-13 高原ビル 2F
デザート ……『生クリーム専門店 MILK CAFE 原宿店』東京都渋谷区神宮前3-25-18 THE SHARE 1F（ザ・シェア 1F）