チャーシュー鶏塩生姜らあめん、ガツンとくる塩味。 : らあめん 広

猛暑のアキバ・ランチ・ウォーク、神田佐久間町の『らあめん 広』で、「チャーシュー鶏塩生姜らあめん」を食す。広に来るのは3回目、汁無しタンタン麺、らあめんときたので、今回は鶏塩生姜らあめんを。

さっぱり系かと思いきや、油分多めのガツン系。蒸し鶏たっぷり、これは旨い。海南鶏飯のチキンを思い起こさせる。そういう意味ではもう少し生姜の香りご強くても良いような気もする。

と言うわけで、塩分・水分補給完了。野菜かネギかなんかが載ってると良かったなあと思って、帰りに自販機のところに貼ってある写真見たら、青梗菜みたいのが載っていた。忘れられたのか〜。ま、いいか。

ご馳走さまでした。

tatsu

アキバ・ランチ・ウォーク、今日は神田和泉町の向こう、総武線ガードよりの神田佐久間町までやって来た。『らあめん 広』へ2回目の訪問だ。前回は来たのは2ヶ月前、やはり雨模様だったな。「広島式汁なしたんたん 超しびれ」を食べたのだった。今回はオーソドックスに、広島らあめん。味玉だけ追加で乗せる。

カウンターだけのこのお店。ちょうど私が入った時は満席。フロントローにつけた。雨模様なこともあって店内で待つ。4-5分待って座れた。更に待つこと4-5分でした、広島らあめん到着。

まずはスープをすする。トロリとした豚骨醤油スープ。大きく分けると家系ラーメンのスープに似てるけど、ここのは美味いね✴︎。クセはなくて、少し甘めなスープ。麺とよく合ってると思う。付け合わせはモヤシ。シンプル。チャーシューは、薄めの豚バラスライスで脂身が多目だけど、薄いのでさらりと食べられる。そんなところもスープと麺にマッチしてる。味玉もちょうど良い具合の柔らかさで良かった。

全体的に控えめな醤油とんこつラーメンという印象だが、満足できる。バランスがいいんだろうなあ。特にこりゃあすごい、と言うわけでないが、じわじわ美味い、って感じか。ご馳走さまでした。

(✴︎私は家系ラーメンは殆ど食べないのだ。横浜市磯子区在住20年超、磯子に越して来た時は色々と家系ラーメンは食べたけど、なんだかはっきりしない味のスープが多いように思って、それ以来遠のいている。まあ、個人の好みです。)

昨日一昨日と打って変わり、また雨模様で肌寒くなった東京エリア。今日の昼は何方へ？昭和通りを渡って神田和泉町方面へ。もう少し線路（総武線)側へ行ったところに汁なし担々麺が美味しいと言う『 広』というお店があったはず。スマホで地図を確認。神田佐久間町二丁目、四川料理『陳家私菜』の通りの一本線路側の細い通りだ。路地を回り込むように『らあめん 広』に到着。黒地に赤く「広」と書いた看板がなんともシブくカッコいい。

店内に入ると満席だった。厨房を囲むように奥に細長くカウンターが囲む。10人くらいが座れるだろうか。少し待つようだけど、フロントローに着けたので安心。少しゆっくり券売機メニューを眺める。メニューはラーメン、つけ麺、汁なしタンタン、といったラインナップ。初志貫徹で汁なし担々麺を選択。正式名称は「広島式汁なしタンタン超シビレ」。超シビレ！なかなかすごい名前だ。

食券を買ったと同時に、奥のお客さんが席を立った。タイミング良くすぐに座れてラッキー。カウンターの奥にすぽっとハマり、店内を少し眺める。厨房内では黒のキャップを被った店主と奥様であろう女性スタッフの二人で切り盛りしていた。お客さんへの対応が丁寧で見ていて気持ち良い。赤い配色が印象的な内装、店主は広島カープのファンのようだ。黒いキャップにはHの文字。私の小学生のころは既に「赤ヘル軍団」のイメージだったが、その前は黒い帽子だったかもしれないなあと、微かな記憶を辿る。そんなことを思っていると、私の両隣りにチャーシューメンとラーメンが相次いで到着。横目に眺めるにとても美味そうである。丁度良い色の澄んだ醤油スープに油がこれまた丁度いい感じで広がり、その上にネギとチャーシューなどが乗る。お客さんの大半は温かいラーメンを頼んでいた。

温泉玉子が出てきて程なくして、私の「汁なしタンタン超シビレ」（普通）が到着。「お待たせしました。よく混ぜて召し上がってください。タレが残ったら、ご飯追加は無料でできますので声かけてください。」と丁寧に説明してくれた。

丼の上は一面、辛そうなひき肉のそぼろが覆っている。上には青ネギ、何かのフレークと山椒の粉がかかっている。四川料理のそれと比べると、少しドライな感じ。麺は一切見えない。

おもむろに箸箱を引き出し、箸を取り出す。なんと赤い箸！さすがだ。箸をぐっと入れて、下から麺を持ち上げてひっくり返す。一気に黄色い麺が顔を出した。お、細めの麺だ。和え麺の食感の良さを予感して期待は膨らむ。あれだけ上を覆っていた肉そぼろ軍団は麺の下へと身を隠す。麺に満遍なくタンタン肉味噌ダレが絡むように何度も混ぜる。万遍よくと言うのは結構難しい。ドライだった印象がねっとりに変わる。

ま、こんなもんか、っていうとこで、玉子を割り、温泉玉子を落とす(写真撮り忘れ)。箸でぐっと麺を持ち上げて、程よい麺の重さを感じつつ、麺をズルズルっと啜る。おお予想通りの食感の良さが気持ち良い。堪らんなあ。そして程よいシビレ。鼻から山椒の香りが抜ける。シビレも「超」ってほどではないような。辛さはあまり感じない。

意識的にタンタンダレを残し(意識せずとも残るかも)、ご飯の追加をお願いした。控えめに行かねばと思いつつ、やっぱり頼んでしまう（笑）。茶碗に軽く一杯のご飯を丼へ投入、レンゲで混ぜて食べる。美味いが、なんか変化が欲しいなあと思う。そう言えば、ご飯と一緒に、薄くなったらお好みでかけてくださいと醤油ダレくれたな。レンゲに少し垂らして舐めたら美味い！ で、丼に少し垂らしたらより旨味を増した感じ。

四川の汁なし担々麺とはまた違った面白さの広島式汁なしタンタン、ご馳走様でした。