タレも飲み切り完食で辿り着けるお店の想い… : 野郎ラーメン 秋葉原店

【2022年6月6日再訪問】

食べログ上では２回目のレヴュー記載となりますが、訪問回数は少なくともその前に４回以上はあるお店。というのも…私は大食い系のTV番組が大好きでよく観るのですが、過去に何回か取り上げられているのがこちらのお店。先日もまた紹介されており、そこでピックアップされていたのが「ブタックカード」。期限内に所定のメニューを４回以上食べればプレゼントして貰えるカードで、そのサービス内容の良さと他店舗でも利用出来る利便性から非常に有り難いカードなのですが、最近使っていないな…と。そんな事もあり久々に訪問をしたのですが…前回の訪問からもう５年も経っている…平日の夜９時半に到着したお店は以前と変わりなく、店内へと入れば、先客はおじさんが２名いるのみという状況です。

券売機を見て、大きな変化に気付く…ラーメンの他に「野菜炒め定食」なるボタンが！利用をしようと思っての訪問だった「ブタックカード」が使えるのはラーメンメニューを注文した時のみと知りつつも、こちらをチョイスする事にしました。「焦がし醤油味」と「塩とんこつ味」が用意されていたので前者を「野菜マシ」にご飯「大盛り」にてチョイス！

10分ちょっと待っての到着です。先客の注文していた料理を作っていた事もあり、少し時間が掛かったのだとも思いますが、私の後続客もほぼ同じタイミングで同じメニューを注文していた事も考えると、ワンロットで一人前という手間の掛かるメニューの様です。因みにご飯はてんこ盛りに見えますが、270gしか無いとの事。その分、野菜炒めは大皿盛り！

先ずは野菜炒めから。使用された野菜はモヤシがほぼで、キャベツと玉ねぎが少々。その上に背脂とチャーシューも盛られるという、こちらのラーメンの具材仕様。これに濃い味付けの焦がし醤油がたっぷりと掛かっている…というよりは、焦がし醤油スープに浸かっていると言った方が正解か。こちらの野菜類はサッと炒めてあるので、二郎系のお店の様にクタッとせず、確かに野菜炒め向きかも。タレの味が濃いのでどんどん食が進む…で、ちょっとこの焦がし醤油の味を中和させようとてんこ盛りご飯をタレの中に投入！これでちょうど良い感じになりました。後から考えれば、卓上に置かれていた「食べ方の極意」に従って生玉子を投入すべきだったかも…濃いめの醤油味が好きな私は今回はそのまま食べ切ってしまいましたが…。とにかくこの濃い味にスープなんて付けても、絶対にこのタレの強さにに負けるだろう…なんて思っていましたが、こちらは強力なペッパー感！野菜炒め定食なんて普段の食生活から健康的…と思いながらのチョイスだったにも拘らず、食後は罪悪感で一杯でした。そんな状況でタレも残さず完食…と、その皿の底にはお店の想いが…これはタレの色が濃いだけに、それも含めての完食者だけの光景。

徹底したＧ系ラーメン屋さんらしい野菜炒め定食でした。因みに卓上には調味料も沢山あったので、必要な方は色んな味変も出来るかと！また、話は変わりますが、今では「ブタチナカード」もある様で…こちらは販売形式での配布ですが。

ご馳走様でした。

【2017年2月23日再訪問】

秋葉原駅電気街口から中央通りに出て、末広町方面に向かい、最初の大きな交差点を超えて次の道を左手に入った先にあるお店。

以前、こちらの店舗で「豚野郎」を４回食べて「ブタックカード」を貰い、結構お得なサービスを受けられる様になった、そんな過去があるお店です。この日もグラスビールをプレゼントして貰えました。

「◯◯野郎」との名称の多いメニューですが、変わり種メニューが突如出て来るのも、このお店の特徴。前回訪問の際には「シャーベット葛冷麺」というのを食べました。理由はハワイで流行っているみたいですが、日本で食べられるのは、「野郎ラーメン」だけとされていたから。但し、期間限定メニュー。この日のメニューの中にはありませんでした。

そこで新メニューとされていた「鶏Ｇ朗」。塩ラーメンとの事で、同店舗では珍しいなと。

この店の特徴でもあると思うのですが、10分ちょっと待たされました。新橋とか神田の店舗では、こんな事無いんですけどね。

確かに塩ラーメン。ちょっと、らしくないスープに思えました。しかし、馴染みの縮れ平打ち麺、大量のもやしの上に乗った背脂がスープに落ちると、段々らしくなって行く。単純な塩味のスープも意外と食べ易いかも。他のトッピングは大きい鶏チャーシューのみ。皮の部分が少しカリッとしていて美味しく、その大きさから食べ応えもある。

捻りが無く、非常に単純ではありますが、なかなか面白いラーメンでした。

ご馳走様でした。