久々の訪問〜驚く程美味しくなっていた！ : 麺屋武蔵 武仁

【2021年2月24日再訪問】

予定外に会議が延びてしまった分、帰り時間が遅くなってしまった、平日のこの日。飲食店街が暗くなる時間帯がもう目の前に…という事で初めから目的とするお店を定めて訪問をするも、夜８時を15分前とした時点で、そちらのお店はラストオーダーを締切…で、最悪の場合、ここ最近お世話になっているお店に行けば…と、そのお店のある秋葉原駅裏の「昭和通り」沿いへ。その途中、８時迄10分を少し切ったタイミングでこちらの前を通ると…未だ入店が可能な状況…という事で、急遽予定変更で、そのまま入店させて貰いました。

私と同じ様な人間も多い様で私の後にも続々と…８時になる少し手前で暖簾を下ろしていましたが、その時には駆け込みもあって、ほぼ満席状態…この光景を見る度に、時短営業って何か違うんじゃないか…？と思うのは私だけでしょうか？

一年近く空けての訪問となって驚いたのが券売機の変更。別に操作が難しくなっている訳ではないのですが、麺の量もこの時点で選ぶ事になっており…その表現が曖昧でよく分からず…口頭でグラム数を伝える方式が楽だったな…と。そんな状況でチョイスしたのは「辛チーノつけ麺」を「大」で。基本的に秋葉原にあるもう一つの店舗を除くと、こちらの系列店の麺は私の好みではなく…で、辛さで誤魔化そうかと。

５分とちょっとの待ち時間で到着したのは、いかにも辛そうなつけ麺！真っ赤なつけ汁はどこかの別店舗で食べた時に見たモノとそっくり。そして麺の上には大量の一味唐辛子…ダイレクトに食べるよりもつけ汁に投入してからの方が、少し辛さも和らぐかな…？と浸けてからの実食…とその前にスープの味を試してからにする事に！う〜ん…前に食べた別店舗のスープとはやはり違う様で…辛さもさる事ながら、それ以上に私の好みとするタイプのこちらの系列店独特の旨味が口の中いっぱいに拡がって行くんです…という事は他店舗で食べたメニュー以上にフィットしているという事で…麺にも少し期待をしつつ食べてみると…やっぱり変わってる！硬めの弾力の強い麺…先述の秋葉原の別店舗の麺とはまた違うタイプながらも、つるんとした舌触りの感じも含めて、私の大好きな食感の麺。唐辛子に殺される事も無く、加水高めも小麦の味もしっかりと！舌にきちんとダメージを与える辛さながらも旨味が上回ってくれたお陰で、ペロッと完食しました！

他のメニューもブラッシュアップされたのでしょうか？…となれば、もう「麺屋武蔵」さんに関して言えば、私は秋葉原で十分…となるも、今後、どっちへ行けば良いのだろう…？と贅沢で嬉しい悩みが、新たに出来ました！

ご馳走様でした。

【2020年4月3日再訪問】

日に日に大きくなって行くコロナ騒動。都内を中心に週末には閉めてしまうお店も多く、今週末もどうなる事やら…。久し振りに少し帰りの遅くなった金曜日の夜９時半過ぎに秋葉原に到着すると、びっくりする程、街の暗い感じ。多くのお店が閉店時間を早めている中で、全く気にしないかの様に普通に営業していたこちらのお店に入店すると、私の様な人間が集まって来たのか、立ち待ち客はいませんでしたが、ほぼ満席状態。店員さんはみんなマスクをしているモノの、入口のドアは閉めっ切り、席の間隔も通常通りで、かなり恰幅の良い２人の男性に挟まれる様、その隙間に座りました。

こちらを選んだ理由の一つに入口に掲げられていた「ニンニクら〜麺」狙いという事もあったのですが、既に売り切れ。仕方なく代わりにチョイスしたのは、券売機に掲げられていた「チリ辛 武仁つけ麺」なるメニュー。席に着くと麺の量を聞かれましたが、先述の私を挟む様に座っていた大柄なお２方共「特盛」で400gを指定…600gを指定しようとしていた私は一瞬怯んでしまい…500gにサイズダウンして注文しました。まあ、私は秋葉原のもう１店舗の麺以外、武蔵の麺は好きではないので、これでも良いか…と、無理矢理納得。

10分程の待ち時間で到着したのは、唐辛子香るつけ麺。スープが赤いだけでなく、麺の上にもきちんと真っ赤な唐辛子の粉末が振り掛けられていました。早速、麺をスープに漬けて一口…想像以上の美味しさ(…失礼)。先程、武蔵の麺は好きでないと書きましたが…いや、別に変わっていた感じはないのですが、仕上がり状態が格別に良い。これは600gにしておけば良かった…完全に失敗です。辛さと食感の良さが次から次へと麺を口に運ばせて行きます。程良い甘さを引き出すネギとメンマも素晴らしい補完アイテムとして活躍してくれます。このスープには出汁の効いたトロッと黄身の味玉もベストマッチ。そして期待のチャーシューへ。

ブロック型のチャーシューはしっかりと煮てあるタイプも、繊維の方向に沿って食べて行かないとかなり硬め。しかも、旨味成分は出汁として出てしまったのか…？正直言って、あまり美味しくありませんでした。先述の様に他の調子が良かっただけに、かなり残念です。

最後にスープ割で出来栄えの良かったスープは一滴も残さず完食です。そうそう、今回美味しいと思った麺の入っていた空にした丼、やっぱり水溜りはありませんでした。これだから、スープの味も温度も変わらず…で、やっぱり私にとっては大事な事なんです。いつもこうであって欲しいモノです。

ご馳走様でした。

【2016年10月7日再訪問】

秋葉原駅前のヨドバシカメラの裏の通りを渡って一本入ったところにあるお店。駅の反対側、御茶ノ水方面にも麺屋武蔵の別店舗があり、そちらにばかり行っているので、久々の訪問となりました。

こちらの店舗の方が広く見えます。外に行列はありませんが、今回も前に来た時も中では結構並んでいる人気店です。初めて来た時はカレーメニューがメインの様にあったと思いましたが、今ではそもそも無いんですね。

という訳で、「濃厚武仁つけ麺」を注文。

普通のつけ麺のスープの味は忘れてしまいましたが、こんなに美味しかったかな？でも、食が進むと、「こんなに甘かったっけ？」という感じも。麺も美味しいは美味しいけど、やっぱり、駅の反対側のお店の方がいいな。

それに比べて、チャーシューは良いですね。脂身の多い肉質に、表面を炙っている。ちょっとしたブロック感が満足度を高めてくれます。

こんな感じで1,180円。ちょっと高いかな。駅の反対側のお店は普通のつけ麺で350円位安いけど、物凄く満足度高いもん。

まあ、比較対象店舗のレベルが高いのと自分の好みって事でこんな感じに書いたのですが、平均レベル以上には美味しいですよ。ただ、ちょっと値段と合ってないかな？という印象。

ご馳走様でした。