秋葉原の名店。ただ個人的にはあまり合いませんでした。 : 丸五

個人的にとんかつ食べも色々満足できたのでもう一度色々なところを回ろうというので訪れたのが今回の丸五さんです。

高田馬場某名店とのダブルヘッダーになります（笑）　あくまで個人的な感想ですので興味ある方だけ読んでいただけますと幸いです。

平日の昼下がり13時頃になろうとしている頃でしょうか、客は先着3人位ということで絶好のチャンスだと思いました。ランチタイムがずれると平日ではいい感じで入れそうですね。

並んでいると胡麻油の香ばしい匂いもして良いと思ったのですが、長時間嗅いでいると・・・・ちょっとイマイチですかね。

意外とすんなり入れるんだろうなーと思いきや、前の客の連れが来て、ちょっと気分が悪くなってしまいましたね（成蔵さんは連れがいる場合は集まってから並んでくださいと言われるので）

とかれこれ20分くらい待った感じでしょうか。お店を後にするお客さんは多い中以外に呼ばれないので、調理側が間に合ってないのか？と思いましたがやっと呼ばれました。

前回は２Ｆだったのですが、今回はカウンターということで職人の技が見られるところです。
今回も　特ロースカツ　￥1,850　+　セットメニュー　￥450　ということで注文しました。

老舗の職人の技が光る感じですが、何でしょうね、とんかつのプロ集団というか、成蔵みたいな雰囲気とも違うし、とんかつ　たいようみたいな暖かさとも違う、なんかこう敷居が高いなぁと思ってしまうのは私だけでしょうかね？
　なんとなく昭和のスタイルかなーと思ってしまいました。ふと調理場をみるとパン粉の袋があったのですが、成蔵さんで見たのと一緒の袋でした。同じところで注文しているのでしょうかね？

しばしするとロースカツが運ばれてきましたので　いざ実食です。

●料理・味
　まずはキャベツ、レタス、トマトとサラダ風に盛られた野菜です。なにもつけずにキャベツをいただくと・・・・ん！？何でしょう、なんかシソのような感じのものがします。
　よーく見ると細かく刻んであるシソがキャベツと混ざっております。
私自身シソが好きではないので心の中で（キャベツだけでいいのに）と叫んでしまいました。トマトレタスは普通に美味しかったのですが、付属のサウザンアイランドドレッシングみたいなものを掛けて食べました。
　味噌汁赤出汁のなめこです。前は美味しいと思ったのですが、今回は一口、二口と飲んでくうちに違和感があり残してしまいました。ご飯は普通に美味しかったです。漬物は白菜と大根の漬物みたいでした。

さて、いざロースカツの実食です。
　他のお店に行くと6切れとかはあるのですが、特ロースカツで5切はちょっとさびしいかなと思います。何も付けずに一口いただきますと、胡麻油の香ばしさもあって、べらぼうに美味しいとんかつです。
　成蔵のロースカツとはベクトルが違いますが、流石に名店と言われるだけのとんかつはあります。
塩をかけてもレモンを絞ってもソースでも万能に美味しいとんかつです。

梅干しとラッキョが食べ放題なのも良いですね（ま、私はラッキョ好きじゃないんですが・・・）

ロースカツでいえば、やはり丸五さんと成蔵さんのロースカツは私は別格でお気に入りですね。

ただ、味噌汁とキャベツが個人的には残念なところなので中々ロースカツとご飯と野菜（トマトとレタスだけ）というのも味気ないなぁと思いました。

秋葉原近辺は山家もありますから、中々甲乙つけがたいところではあります。


●サービス・雰囲気
　店内は敷居が高いと感じてしまいました。で、待っている間に連れの方が来るのは普通なのかもしれませんが、超行列店の成蔵さんではそれを認めていないのでそこに関しては差を感じてしまいました。
　サービスは女性のスタッフさんが目を配っており、食後のジャスミン茶やキャベツのお替わりも聞いたりと目配りがきちんとしていると感じました。
　
●ＣＰ
味に関しては問題ないのですが、やはり他に美味しいところをみると悩ましいところですが、丸五さんのとんかつはココでしか食べられません。


●統括
　ミシュランに掲載されたので、中国人を始め外国人が多い感じもします。今回行って私は、並んでいたら諦めようかな・・・と思うレベルまでになってしまいました。
　ロースカツに関しては別格の美味しさを誇るのですが、キャベツのシソ、味噌汁を考えると単品で頼むのも・・・・ちょっと行けば安価で山家に行けるし・・・・と足が遠のいてしまいそうです。

勿論キャベツにシソがあって清涼感があって美味しいとか、中々考えられているという意見もありますし、赤出汁の味噌汁の方が美味しいという好みの問題ですのであくまで今回思ったのは好みの問題なので、この評価にさせていただきました。ご馳走様でした。
　

先日は高田馬場の「成蔵」「とん太」ときて今回は秋葉原の「丸五」さんへ。

私はつくばエクスプレスを利用して秋葉原はよく乗り換えだったり改札降りたりしてお店をみたりと頻繁に来る機会が多いもので、どんなものか興味津々です。事のとんかつめぐりのキッカケとなった牛カツやさんで記念すべき最初のお店は同じ秋葉原の「牛かつ 壱弐参」で約1時間の行列に並びました。（この時は土曜日でした）本日も平日でないため行列は覚悟です。（多分成蔵さんのアノ列よりは・・・）


開店約15分前に到着すると約20人くらい並んでます。ちなみのお近くの京都 勝牛(牛カツ)は並んでいるお客さんは皆無。近くにはチェーン店のかつやもありますが丸五の行列は一番凄いですね。で約40分くらいで着席。

特ロースかつ¥1,850 + セット(ご飯、味噌汁、お新香)¥450 と合計 ¥2,300です。

ご飯とキャベツはそれぞれ1回ずつお替わり無料なので有難いですね。

しばし待ちまして運ばれてきました。

5切れか...ちょっと小さいかなと思いきやかなり分厚いです。小さめで数の多いとん太のロースかつとは正反対です。太く短くか、細く長くか。早速実食です。


●料理・味

まずは分厚いロースかつを何もつけずに一口。
あぁ至福の時間です。
成蔵やとん太で感じたあの感じです。

最低限の下味で豚肉の旨味が最大限に引き出されています。
もしかしたら今まで食べたロースかつの中で一番好きかもしれません。(まぁ成蔵はいまのとこヒレのが興味あるので)


お次は塩とレモンで。いやー本当に幸せです。牛カツだけしか食べてなければこんな感じにはならないと思います。
本当にとんかつ巡りやってて良かったなと思います。

残念がら恐らく茨城ではこのクラスのとんかつは食べられないでしょう。

そして今度はソースで。いやーここのソースメッチャ好みです。塩でもうまいけど、ここのはソースも美味い。いや、ソースの方が好みかなと。

どうせ成蔵やとん太の方が...とそこまで期待しなかったせいか本当に嬉しい誤算というかもっと早く知っておけば良かったなとちょっと後悔しています。
ロースかつで言えばココと成蔵は双璧かもしれません。(とん太は美味いんですがウスターソースよりもどろっとしたのが好みなのとやはり小ぶりなカツが多めなので分厚いのをガブッとがロマンがありますね、山家は好きなんですがあくまで大衆食堂向きといいますかお上品にというかとにかくがっつり行きたいと高級路線ではないかと、とんきは個性が強い)

ご飯は普通においしく、漬物はそこまでこだわってないかと思いました。

キャベツは残念ながら普通かなぁ。特別に美味しいとは感じませんでした。独特のドレッシングも美味しいですしソースでも美味しいです。キャベツでいえば丸五、とん太よりも成蔵の方が個人的好みです。

味噌汁はなめこの赤出汁。私関東人だから白味噌のが好きなんだよねーと飲んでみると美味いじゃないですか。これはビックリ。赤出汁こんなに美味いのねと飲み進めていきましたが、冷めてくるとやっぱり白味噌のがいいなーと思ってしまいました。

またラッキョと梅干しは食べ放題。ラッキョは嫌いなので梅干しをいただきました。美味しかったです。ビール頼んでいる人はラッキョも梅干しも最高のおつまみではないでしょうかね？

食後はジャスミンティーのサービスもありもサッパリと良いサービスですね。

唯一残念なところはカツの下の紙が油を吸ってしまい若干衣がベチャッとなってしまうのがちょっと残念かと

ロースかつはもうちょっと量があってもと思いましたが成蔵の反省からかもうちょっと食べたいぐらいが一番美味いんだなと思いました。

●サービス・雰囲気

お店は混雑していますね。接客は淡々と仕事をしている感じなのでとん太ほどではないですが愛想がいいとは感じませんでした。

ただ各テーブルの残り具合などを見てジャスミンティーを持ってきたりするのは流石ミシュランガイド乗るだけのことはあるなとプロの接客を見ました。もうちょっと愛想がいいと個人的には満点かと。

●CP
とんかつ以外にも生姜焼きなどもあるので安いメニューもあるかと思います。でもここはとんかつかと。特ロースや特ヒレでなければそこまで高くないかと思います。

●統括
今まで食べたロースかつの中で1、2を争う美味しさでした。
こんなに美味いとんかつが秋葉原で食べられなんてもっと早く知りたかったですね(笑)

ソースでも塩でもウマイ最高のロースかつです。

本当に個人的ですが牛カツ屋巡りからとんかつ屋巡りを始めてここのお店に出会えて本当に良かったです。

これからも都内に行くときは候補の一つとして考えていきたいと思います。最高にうまいロースかつ。ご馳走様でした。