美しすぎる黄金スープ！シンプルで深い「いりこそば」！ : 二階堂

久々の二階堂さん。
ここ二階堂さんの凄いところは、
主役になれる看板メニューがたくさん。
まさにラーメン店のアベンジャーズ！

中華そば、いりこそば、つけ麺と冷やし中華、
全部美味しいんですけど、
今日は看板メニューのひとつ「いりこそば」をいただきます！
※夏は冷やしいりこそばもあってこれまた絶品！

●雰囲気
店主がもくもくと仕事をします。
ホールスタッフとアシスタントはかなりご年配の
おじさまとおばさま。
仕事はてきぱきした感じではありませんが、
このスタッフの雇用も店主の人柄が見え隠れしますよね。
店全体は静かながらとても暖かい感じがします。

●メニュー
中華そばかいりこそばか、とにかく外れなしのメニュー展開。
何度も通って楽しめます。

●実食
特製いりこそば　
はい、届いて目を引くのがこの美しすぎる黄金スープ！
スープはまずすっきりとしたわずかな甘みが入ってきて、
遅れてしっかりとしたいりこの旨みと風味がきます。
そして喉を通過するころにすっきりとした後味で締まる。
いりこの風味がなだらかにいなくなるこのやさしさがすごい。
麺は多加水中太縮れ麺。
すっきりしていてもしっかりと旨みと風味あるこのスープ
にはしっかりと合うんです。
チャーシューは低温ミディアムレア状態。
早めに食べる食感とスープの余熱が入った後半とで食感と
味が少し変わるので最初と最後に食べると楽しめます。

ちょっと食べたら胡椒振りましょう！
胡椒がまた合うんですこのスープ。
本来は胡椒はかけない派のわたしですが、
胡椒が合うんだからしょうがない。

●まとめ
二階堂はこの繊細なラーメンを作るのに、
大盛りがかなり多いので、食が太い男性ファンも多いと思います。
女性の一人客も多いです。
この界隈でははずせないラーメン店二階堂さん。
ということで、今回の「いりこそば」もこの店の主役メニューでした。
夏限定の「冷やしいりこそば」と「冷やし中華」が楽しみです。

なんだかんだで常連になりつつある二階堂さん。

これだけの名店、一品で勝負してもいいんです。
だけど！
ここ二階堂は、
主役になれるメニューがたくさん。
まさにラーメン店のアベンジャーズ！

中華そば、いりこそば、つけ麺と、
全部美味しいんですけど今日は冷やし中華。

なんか冷やし中華って、
古びた町の中華屋か、
お母さんが夏場にたまに作ってくれるのを食べたくらいで、ちゃんと食べたことないなという料理イメージ。

だっだが！去年の夏だったね、
二階堂さんに入って、確か、いりこそばを注文して、
席に座り、周りをふと見ると、、、
なんと！私以外は1人を除いて7人くらいが冷やし中華を食ってるじゃないか！
たまたまだろうけど、たまたまだろうけど、
それにしてもすごい！
と思って食べたいと思ってたのに、季節が流れ冷やし中華の時期になるまで1年経っちまった。。

一年越しに初めてまともな冷やし中華食った。
先に言うと、、私、ラーメンの名店で冷やし中華食べるの初めてです。
※よくある、「冷やし中華はじめました」
みたい夏だし、冷たい料理一品メニューに追加するかぁー的な惰性の飲食店は除外。

なので、オーバーかもしれませんが、
二階堂の冷やし中華はダントツうまい！！！

はい、まず麺！
コシしっかりのつるつる多加水中太ストレート！
冷やし中華といえば中細縮れ麺みたいなイメージあったけど、中太ストレートになるだけでも抜群にうまい！

スープはほんのり酸味のある普通に見える醤油だれだけど、
魚介の出汁の風味がちゃんと感じられて、よくあるようなただ酸味と醤油のあの安っぽさは感じなく、仕事の味が感じられて美味い。

さらに、胡麻！
ごまだれがちょこんと付いてくる。
このゴマだれというより、しっかりとしたごまペースト。
ごまの風味は深く、
見た目とは裏腹に、甘みはほぼなく、
苦味を感じるほどにそれはそれは濃厚なもの。

こいつをサッとかけて、
麺に乗せたまま混ぜずに食す！
混ぜると馴染み過ぎてしまう。載せて食うからこのアクセントの良さが口中に響く！
刺身にちょこんと山葵乗せるあの感覚、
スイカにちょっと塩かけるあの感覚、
プリンにちょっと醤油かけるとウニの味、、、
話逸れましたが、このゴマのアクセントがたまらない。

冷やし中華でこんなに美味いのはあまりないだろうなぁー。
機会があれば他店の冷やし中華も食べてみて、比較してみたいですが、とりあえず現時点で
冷やし中華界の一強です！

【またくる度】
5.0