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神楽坂の人気スパニッシュで、誕生日を祝ってもらいました : エスタシオン

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エスタシオン

(Estación)

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蓼喰人

蓼喰人(1848)さんの口コミ[携帯電話番号認証済]60代前半・男性・東京都

1

  • 夜の点数:4.3

    • [ 料理・味4.4
    • | サービス3.8
    • | 雰囲気3.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.3
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999
1回目

2019/05訪問

  • dinner:4.3

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.3
    使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999

神楽坂の人気スパニッシュで、誕生日を祝ってもらいました

 いつも食べ歩きに付き合ってもらっている友人に、今年も私のバースディディナーを誂えてもらいました。
 今回選んでくれた店は、なかなか予約が取りづらいことでも知られる神楽坂のスパニッシュ。

 場所はメインストリートの坂を上り始めた辺りを左に入る「見番横丁」を「蕎楽亭」方向に進むと、道がカーブする所に急な石段のある細い路地があり、そこを下った細長いビル。
 一応1階となっているが、斜面の途中に入口があるため、下から見ると中2階のような感じの瀟洒な構え。
 この辺りはあらゆるジャンルの小規模の飲食店が犇めき、いかにも'神楽坂'と言った界隈。

 店内はテーブル4卓とカウンター合わせて17席で、こじんまりとしているが活気が感じられ、美味しそうな料理が出てくる雰囲気に溢れている。
 調理全般を担当する「大泉洋」似のご主人と、接客や配膳を一人でこなす奥さんの2人体制。

 壁際の2人用のテーブルが用意されていた。
 我々は19:00スタートだが、すでにほとんどの席が埋まっている。
 まずは「Revenntos i Blanc」というカバで乾杯。
 綺麗な泡立ちと爽やかな口当たりで、上々のスタート。

 料理はアラカルトもあるが、お任せのコース(6,000円)を頼んでおいてくれた。
 小さな店ながらワインの種類が豊富で、特にロゼの品揃えに定評があるとのこと。
 コースの一品ごとにフィットさせたものが5個のグラスで出される、ペアリングでお願いする。
 
 まずは手で摘まめる「つき出し」として「ポークのリエットとバナナの最中」が出された。
 近所の和菓子屋から仕入れているかと思われる歯触りの良い最中の皮に、リエットの塩分とバナナの甘み・食感、さらにオレンジのジャムの香りも挟み込まれており、シェフのセンスと遊び心が集約されている。

 続いて3皿の前菜が登場。
 前菜①は「スイカと梅を使ったガスパチョ」で、ベースのトマト味のガスパチョにスイカと梅の風味が加わっている、初夏に相応しい一品。
 中央にはマスカルポーネと思われるチーズとワインのジュレ、トッピングにはスイカの果肉とディルなどの香草類があしらわれており、混然とさせることにより見事な一品に仕上がる。
*ワインは宮崎の都農ワインの「キャンブルスコ・ロゼ・べディアン」。
 一次発酵の状態で瓶詰にされているため微発泡で、一見まったりとして甘そうに見えるが、フレッシュ感と独特の酸味が面白い。

 前菜②は「真蛸と春野菜のプランチャ」。 
 プランチャとは鉄板焼きとのことで、あらかじめオリーブオイルに漬け込まれた真蛸は柔らかい仕上がりで味も深い。
 菜の花・こごみ・新じゃがと言った春野菜も、それぞれの食感が楽しい。
 チーズなどを使った2種のソースが添えられているが、控えめな加減が素材の良さを引き立てる。
*ワインは「Vinatural d alcada Can Sumoi」。
 一見して白ワインだが実際は「ロゼ」とのことで、旨味の濃い蛸に良く合った。

 前菜③は「蛤・帆立・白魚の塩豚と蕪のスープ煮」。
 ガルシア地方の「カルド・ガジェゴ」という塩漬けの豚肉と蕪を煮込んだ料理に、旬の魚介を合わせた煮込み料理。
 大粒の蛤と帆立のテリーヌそれに白魚が、塩豚のコクのあるスープで軽く煮られており、味の良さとともに取り合わせの妙が感じられる。
*これには敢えて「Antonio barbadillo manzanilla Solear」というシェリーが合わされた。
 シェリーは熟成が進むと紹興酒のような風味が出てくるが、これは浅いため辛口の白ワイン感覚で楽しめた。

 メイン料理は「2種のアサード」。
 アサードとは炭火焼で、イベリコ豚のバラ肉とジャージー牛のロース肉が、こんがりとローストされている。
 両方ともジューシーな焼き上がりで、歯応えも有るが旨味も十分。
*ワインは「Bodegas San Isidro Garn Reserva」という、やや重めの赤。
 フルボディの味わいが、肉料理に良く合う。

 「アロス」と言う米料理が出されるのがこちらの特色で、今回は「海老や魚貝のアロスメロッソ」が登場。
 魚介の旨味が溶け込んだトマトソースで煮込まれており、リゾットのように芯を残すスタイルでは無いため、優しい食感の洋風雑炊の趣。
 もう少し量が欲しいと思わせる美味しさ。
*ワインは「Inurrieta Mediodia Rosado」というロゼ。
 フルーティながら、しっかりとした味わいが印象的。

 さてこの後はデザートだが、マダムにより恭しく運ばれたのは切り株状のプレートで、中央に蝋燭が灯され、周囲にはチョコレートでバースデイメッセージが線描きされている。
 ちょっと気恥ずかしいが、やはり嬉しいものである。

 蝋燭が刺さっているのは「バスク風チーズケーキ」で、「グレープフルーツのムース」もテラコッタ風の器に盛られて乗っている。
 いずれも美味しく、線描きされたチョコレートもこそげ落として綺麗に食べてしまった。
 お茶には「コーヒー」をもらい、満ち足りた気分に浸る。
 

 通常、スペイン料理と言って思い浮かぶのは、気の利いたつまみが少量ずつ出される「タパス」とか、「アヒージョ」に代表されるオリーブオイルたっぷりの料理、さらに「パエリア」などが定番であるが、こちらにはそういった在り来たりのものは少ない。
 スペインも地方によって様々な素朴な料理があるわけで、こちらで出される品々はその中から、特に素材の良さが生かされた料理が選ばれているように思う。
 さらにそれに独自の工夫とセンスが盛り込まれ、豊かな世界が展開されている。

 ご夫妻2人で全てを賄っているため、忙しない状況は否めない。
 しかし一品ごとの出来に遜色は見られないのは立派。
 常に客席を駆け回っているマダムの応対ぶりにも遺漏は無く、配膳の際に個々の料理やワインの説明が、きちんとなされる点は好印象。
 多少料理の出が遅くなっても、一向に苦にならない。

 
 思い出に残るバースディディナーとなった。
 改めて、この場をセッティングしてくれた友人に大感謝。
 さらに忙しい中でも、バースディ用のデザートを用意して頂いたご主人夫妻にも、お礼を申し上げたい。

  • エスタシオン - 「カバ」で乾杯

    「カバ」で乾杯

  • エスタシオン - 「ポークのリエットとバナナの最中」

    「ポークのリエットとバナナの最中」

  • エスタシオン - 「西瓜と梅を使ったガスパチョ」

    「西瓜と梅を使ったガスパチョ」

  • エスタシオン - 「都農ワインのロゼ」

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  • エスタシオン - 「真蛸と春野菜のプランチャ」

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  • エスタシオン - 柔らかく仕上がった蛸

    柔らかく仕上がった蛸

  • エスタシオン - 「ロゼ」なのに'白'

    「ロゼ」なのに'白'

  • エスタシオン - 「蛤・帆立のテリーヌと白魚、塩豚と蕪の取り合わせ」

    「蛤・帆立のテリーヌと白魚、塩豚と蕪の取り合わせ」

  • エスタシオン - 大きな蛤

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  • エスタシオン - 帆立のテリーヌ

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  • エスタシオン - 柔らかい塩豚

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  • エスタシオン - 「シェリー」を合わせるセンスの良さ

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  • エスタシオン - お洒落な店内

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店舗基本情報

店名 エスタシオン (Estación)
ジャンル スペイン料理
予約・
お問い合わせ

03-5225-3808

予約可否

予約可

住所

東京都新宿区神楽坂3-6 カーサピッコラ神楽坂 1F

交通手段

東京メトロ有楽町線・南北線【飯田橋駅】徒歩3分
JR中央線【飯田橋駅】西口 徒歩4分
東京メトロ東西線【飯田橋駅】徒歩8分
都営地下鉄大江戸線【牛込神楽坂駅】徒歩7分

飯田橋駅から359m

営業時間・
定休日

営業時間

18:00~23:30(L.O.22:30)
※日曜定休日

定休日

日曜

営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

予算
[夜]¥6,000~¥7,999
予算(口コミ集計)
[夜]¥6,000~¥7,999 [昼]¥4,000~¥4,999

予算分布を見る

支払い方法

カード可

(VISA、MASTER、AMEX)

席・設備

席数

17席

(カウンター6席、テーブル11席)

禁煙・喫煙 完全禁煙
空間・設備

カウンター席あり

特徴・関連情報

利用シーン

デート

こんな時によく使われます。

公式アカウント
オープン日

2015年10月10日

初投稿者

bonarmenienbonarmenien(889)

最近の編集者

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